ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

GKトレーニング 2017.11/28(火)

11月28日(火)に行ったGKトレーニングのトレーニングメニューを公開します。

 

  • 股関節運動(ダイナミックストレッチ)1

  あぐらをかくをように座って両足の裏をくっつけ、

  片手で足裏を掴み、足裏を掴んでいる腕の肘で同じ側の足(脛辺り)を

  押さえて動かないようにする。

  もう片方の手で反対側の膝を掴み、上下に大きく動かす。

 

  • 股関節運動(ダイナミックストレッチ)2

  伸脚を行う姿勢で伸ばしている足の踵を地面につけ、爪先を上に向ける。

  伸ばしている足と同じ側の手で伸ばしている足の付け根を押さえ、

  逆足の屈伸運動とあわせて付け根に置いている手で足を上下に

  大きく動かす。

 

  • 股関節運動(ダイナミックストレッチ)3

  伸脚を行う姿勢で伸ばしている足を寝かせて足の側面を地面につける。

  伸ばしている足と同じ側の手で伸ばしている足の付け根を押さえ、

  逆足の屈伸運動とあわせて付け根に置いている手で足を上下に

  大きく動かす。

 

  • 股関節運動(ダイナミックストレッチ)4

  ランジウォークを行う姿勢で身体を前方に倒し、前足とは反対側の手を

  地面に付け、前足と同じ側の手で前足の踵を掴み、足裏を地面から

  離さないようにして股関節を大きく回す。

  右回し、左回しをそれぞれ10回ずつ。

 

  • 股関節運動(ダイナミックストレッチ)5

  4と全く同じ姿勢で、股関節を上下に大きく動かす。

  お尻を上げ下ろしするように大きく動かす。

 

  • 股関節運動(ダイナミックストレッチ)6

  4、5と全く同じ姿勢で、股関節を左右に大きく動かす。

  お尻を上げ下ろしするように大きく動かす。

  足裏を地面から離さないようにして股関節を大きく左右に動かす。

 

  • 片手でボールを地面に叩きつけながらウォーキング

  バレーのスパイクのように手の平(指ではなく、手首に近い部分)

  でボールを強く叩きつける。

  20mを往復。往路を右手、復路を左手でプレーする。

 

  • コーディネーショントレーニング

  GKとコーチが2mぐらい離れて向かい合い、ボールをお互いが

  一個ずつ保持。二人が同時にボールをパスする。

  一人がチェストパス、一人が転がす。

  チェストパスを受ける選手はオーバーハンドでキャッチ、

  転がって来たボールを受ける選手はしゃがんで踵と膝でブロック

  しながらアンダーハンドでキャッチ。

  チェストパスをキャッチした選手はそのままチェストパスで

  相手に返し、グラウンダーのボールをキャッチした選手は

  そのままボールを転がしてグラウンダーボールを出す。

  お互いがそれぞれ立ってチェストパス→しゃがんでアンダーハンド→

  ボールを転がしてパス→立ち上がってオーバーハンドでキャッチ、

  というように交互にプレーする。

 

  • グラウンダーのキャッチ

  GKはゴールラインから一歩前に出た所で構え、

  コーチはPKマークからインサイドキックでグラウンダーの

  ボールを正面に蹴る。

  GKはしゃがんで片方の膝を曲げて、片方の足の踵と

  逆足の膝でブロックの姿勢になり、アンダーハンドで

  ボールを両手で押さえる。

  押さえたらすぐにコーチに返す。

  コーチは返されたボールをノートラップ(1タッチ)で

  すぐにキックする。

  GKは返って来るボールをすかさずしゃがんで押さえる。

  10本ぐらい繰り返したところでコーチは少しずつ

  GKとの距離を縮めて行き、GKが立って待機する時間が

  どんどん短くなるようにして行く。

  GKは立ってしゃがんでをものすごく早く繰り返す。

  両手で押さえたボールはすぐに返すこと。

 

  • 1対1のシュートブロックフォーム確認(1)

  ボールを3個、PKマークとペナルティエリア斜め45度(左右)に

  一個ずつ配置する。

  GKはゴールラインの真ん中で構えてコーチの合図を待つ。

  コーチの合図でスタートし、1対1のシュートブロックを

  イメージして踵と膝でブロックの姿勢を作り出してボールに近寄り、

  ボールの手前でボールを両手で弾く動作をしたら元の位置に

  バックステップで戻る。

  左→正面→右の順にプレー、二回目は右→正面→左。

 

  • 1対1のシュートブロックフォーム確認(2)

  (1)のプレーを実際にシュート付きで行う。

  コーチがボールの位置に立ち、GKが近づいて来たら

  ニアもしくはファーへグラウンダーのシュートを打つ。

  GKは踵と膝もしくは両手でブロックする。

 

  • 1対1のシュートブロックフォーム確認(3)

  (1)のプレーを実際にシュート付きで行う。

  左から1、正面2、右3と番号を付け、コーチがプレー直前に

  番号を1,2,3や2,3,1というようにランダムで指定。

  コーチが番号を言ったらプレー開始。

  GKはコーチが指示した番号の順に飛び出す。

  コーチがボールの位置に立ち、GKが近づいて来たら

  ニアもしくはファーへグラウンダーのシュートを打つ。

  GKは踵と膝もしくは両手でブロックする。

 

  • GKはコーチが2mぐらい離れて向かい合う。

  GKが長座(足を伸ばして座る)で待機。

  コーチはボールを持って待機。

  コーチは長座の選手が両手を上に伸ばして届く位置に

  ボールを投げる。

  GKは地面に背をつけるように身体を後ろに反って

  頭の後ろでボールをキャッチしながら腹筋の力で起き上がる。

  起き上がりながらボールをサーバーへ返す。

  これを10本繰り返す。

 

  • GKとコーチが2mぐらい離れて向かい合う。

  GKが長座(足を伸ばして座る)で待機。

  コーチはボールを持って待機。

  コーチは長座している選手の左(右)斜め上辺りにボールを投げる。

  GKは自分の左(右)斜め上辺りに投げられたボールをキャッチし、

  腰→身体の側面→腕の順に着地する。

  着地したらボールをコーチに返して長座の姿勢に戻る。

  選手が長座の姿勢に戻ったタイミングで逆サイドにボールを投げる。

  これを10回繰り返す。

 

  • GKとコーチが2mぐらい離れて向かい合う。

  GKが長座(足を伸ばして座る)で待機。

  コーチはボールを持って待機。

  コーチは長座している選手の左(右)側にボールを転がす。

  GKは自分の左(右)側に転がされたボールをキャッチ。

  キャッチする際は肘を90度に曲げて脇を絞り、小指が地面を

  こするようにして腕を伸ばしてボールをキャッチする。

  キャッチしたらボールをコーチに返して長座の姿勢に戻る。

  選手がボールをキャッチしたタイミングでコーチは逆サイドに

  すぐボールを転がす。

  これを10回繰り返す。

 

  • GKとコーチが2mぐらい離れて向かい合い、

  ボールをお互いが一個ずつ保持。

  GKがチェストパス、コーチが両手で下手投げ。

  二人が同時にボールを投げ合い、手でパス交換をする。

  数回連続でリズム良くパス交換をしている最中に

  コーチがボールをGKの左右に転がすので、

  GKは持っているボールをチェストパスした後

  素早くコーチが転がしたボールに飛びつく。

  ×10本 

 

  • GKとコーチが2mぐらい離れて向かい合い、

  ボールをお互いが一個ずつ保持。

  GKが両手で下手投げ、コーチがチェストパス。

  二人が同時にボールを投げ合い、手でパス交換をする。

  数回連続でリズム良くパス交換をしている最中に

  コーチがGKの左右にバウンドするボールを投げる。

  GKは持っているボールを転がした後、

  素早くコーチが投げたボールに飛びつく。

  ×10本

 

  • 移動しながらの横へのシュートセーブ(前)

  ボールを4個、ゴールの幅(3m)でジグザグになるように配置する。

  GKはゴール正面からスタートする。

  ゴール正面から斜め前に向かってボールに飛びつき、

  2個目からはボールを止めた位置から飛びつく。

  左右それぞれ2回。

 

  • 移動しながらの横へのシュートセーブ(後)

  ボールを4個、ゴールの幅(3m)でジグザグになるように配置する。

  GKはPKマークからスタートする。

  PKマークから斜め後ろに向かってボールに飛びつき、

  2個目からはボールを止めた位置から飛びつく。

  左右それぞれ2回。

 

  • 複合的な動きと反応のトレーニング(手)

  ゴールの上スミにビブスを巻き付ける。

  GKはゴール正面、コーチはPKマークでボールを持って待機。

  コーチの合図でGKは上スミのビブスを手で叩く。

  GKがビブスを手で叩くと同時にコーチは逆サイドの下スミへ

  グラウンダーのシュートを打つ。

  GKはシュートに手で飛びついてシュートを防ぐ。

  ※左右、両サイドをそれぞれ3本ずつ行う。

 

  • 複合的な動きと反応のトレーニング(足)

  ゴールの上スミにビブスを巻き付ける。

  GKはゴール正面、コーチはPKマークでボールを持って待機。

  コーチの合図でGKは上スミのビブスを手で叩く。

  GKがビブスを手で叩くと同時にコーチは逆サイドの下スミへ

  グラウンダーのシュートを打つ。

  GKはシュートを足でブロックする。

  ※左右、両サイドをそれぞれ3本ずつ行う。

 

  • 複合的な動きと反応のトレーニング(浮き球)

  GKはゴール正面、コーチはPKマークでボールを持って待機。

  コーチの合図でGKはゴールポストの下スミを手で触る。

  GKがポストを触ると同時にコーチは逆サイドの上スミへボールを投げる。

  GKはシュートをジャンプして飛びつき、シュートをキャッチ

  もしくはディフレクティングかパンチングで防ぐ。

  ※左右、両サイドをそれぞれ3本ずつ行う。

 

  • シュートセーブ

  ゴールを倒して奥行部分をゴールの枠に設定。

  コーチは第2PKマークで待機。

  GKはボールを持ってゴール正面に立ち、ボールを

  両手でコーチに転がす。

  コーチはGKが転がしたボールをノートラップでシュート。

  右足シュート、左足シュートそれぞれ5本ずつ行う。

 

以上が11/28(火)のGKトレーニングになります。

チーム練習や自主トレ、GKだけが集まってのトレーニングなどの

参考にしていただけたら幸いです。

ドリブルが苦手な人のための自主トレメニュー

今回はドリブルが苦手(ボールを運ぶのが苦手)という人のための
ドリブルの自主トレメニューを作りました。

ドリブルを苦手という人の多くはボールが勝手に前に転がって
行ってしまっているのではないでしょうか。

ボールは丸い(球体)ので、軽く触っただけでも力が働いてしまい、
ボールは力が加わった方向へ転がってしまいます。
※ニュートンの法則
よって、触れただけでもボールは前に行ってしまうことから、
ボールを追いかけなければボールはどんどん身体から離れて
行ってしまい、ドリブルするどころではなくなります。

この問題を解決する方法は一つです。
ボールを触らなかった足(軸足)を前に素早く動かすことです。
人は走る時、右足の次に左足をすぐ出します。
それと同じことです。
右足でボールを触わったら、すぐ左足を前に出します。
これを素早く行うことでボールは常に身体の近くにあります。
それと、ボールには自分で思っている以上に力が働いていますので、
ものすごく優しく触ること。
蹴るではありません。軽く押し出す→軽く触る、です。

上記内容をポイントとして、次からのメニューに取り組んでみてください。
きっとドリブルが楽しくなります。


【トレーニング~ボールコントロール~】

●足裏でボールを前に押し出して行くボールコントロール(前)
 ボールを体の前に置いて、足裏(親指付け根辺り)を使って
 両足交互にリズム良くボールを前に押し出して行く。

●足裏でボールを後ろに引いて行くボールコントロール(後)
 ボールを体の前に置いて、足裏(親指付け根辺り)を使って
 両足交互にリズム良くボールを後ろに引いて行く。

●その場で細かいステップを踏みながらのボールタッチ

(1)左右のインサイド→インサイドを細かく交互に。
(2)ダブルタッチ
   右足→左足のダブルタッチから左足→右足のダブルタッチを交互に。
(3)片足のアウト・イン
   アウトサイド→インサイド→アウトサイド→インサイド
   ※左右両足行う。
(4)両足交互のアウト・イン
   右アウトサイド→右インサイド→左アウトサイド→左インサイド→
   →右アウトサイド→繰り返し 
(5)両足のアウト・足裏
   右アウトサイド→右足裏→止めた足はボールをまたいで着地→
   左足の膝を折って左足アウトサイド→左足裏→
   止めた足はボールをまたいで着地→右足の膝を折って右足アウトサイド
   →繰り返し

●インサイドフック
 まず最初に右方向へドリブルし、2m程度進んだらボールを右足
 インサイドで止めて左へ方向転換。
 インサイドでボールを止める際に足首に力を入れ、足を振り下ろす
 ように踝から土踏まず辺りを使って地面と足でボールを挟むように
 して軽く押し出す。
 この時の力が強すぎるとボールが左へ弾かれてしまい、体から離れて
 追いつかなくなってしまう。
 力加減に注意する。
 左へ方向転換したら左方向へドリブルし、2m程度進んだらボールを
 左足インサイドで止めて右へ方向転換。
 インサイドでボールを止める際に足首に力を入れ、足を振り下ろす
 ように踝から土踏まず辺りを使って地面と足でボールを挟むように
 して軽く押し出す。
 これの繰り返し。

●アウトサイドフック
 まず最初に右方向へドリブルし、2m程度進んだらボールを左足
 アウトサイドで止めて左へ方向転換。
 アウトサイドでボールを止める際は足を伸ばして、左足首を
 フックのように曲げて、踝から小指の付け根辺りでボールを地面と足で
 挟むようにして軽く押し出す。
 この時の力が強すぎるとボールが左へ弾かれてしまい、体から離れて
 追いつかなくなってしまう。
 力加減に注意する。
 左へ方向転換したら左サイドへドリブルし、2m程度進んだらボールを
 右足アウトサイドで止めて右へ方向転換。
 アウトサイドでボールを止める際は足を伸ばして、左足首をフックの
 ように曲げて、踝から小指の付け根辺りでボールを地面と足で挟む
 ようにして軽く押し出す。。
 これの繰り返し。

●刻むドリブル
 マーカーを1m未満の短い距離で10個程度直線で並べる。
 ボールを軽く押し出すようにして、刻むドリブルをして
 マーカーに触らないようにジグザグにドリブルして行く。
 力加減とボールをいかに細かく触るかを体で覚えましょう!

【トレーニング~突破のドリブル~】

●足裏を使っての軸足またぎ。
 右利きの選手はまず右足の裏でボールを左側斜め前に転がす。
 転がしたボールを左足で外から内にまたぎ、またぎ終えた瞬間に
 素早く左足でボールを前方に押し出す。
 (左利きはその逆)

●シザースフェイント・ドリブル(1)
 片足だけシザースフェイントを入れるドリブル。
 右足でドリブルする場合、下記のようにプレーする。
 ボールを触るのは右足だけで、左足はまたぐだけで
 ボールには触らない。
 まず、最初にボールが目の前にある状態で左足で
 ボールをまたぐ。
 次に右足のアウトサイドで前方(斜め前ではない)に
 軽く押し出し、2タッチ目に右足の足裏でボールをその場に
 ピタッと止める。
 止まったボールを左足でまたぐ。
 左足でまたいだら右足のアウトサイドで前方(斜め前ではない)に
 軽く押し出し、2タッチ目に右足の足裏でボールをその場に
 ピタッと止める。
 これの繰り返し。
 ※左足でドリブルする場合は、右足はまたぐだけでボールに触れない。

●シザーズフェイント・ドリブル(2)
 片足だけ使ってシザースフェイントを入れるドリブル。
 アウトサイド→インサイド→シザース(一回またぐ)、  
 を繰り返してドリブル。
 1,2,3、1,2,3のリズムでプレー。
 3のタイミングでまたぐ。  
 インサイドの後に「の」を入れない(間を取らない)。
 アウト、イン、またぐ、を素早く1,2,3のリズムで行う。

●シザースフェイント・ドリブル(3)
 片足でボールをまたぎ続けるシザースフェイントドリブル。
 ボールを前方に軽く転がし、ボールを一切触らずに
 ひたすら片足でまたぎ続ける。
 リズムは1,1,1,1,1の繰り返しで、1ステップで素早く
 またぐ動作を行う。右足はまたぐだけ。
 左足はステップを踏むだけでボールには一切触れない。
 ボールの勢いが無くなって止まったら、再度軽く前方に転がして
 同じことを繰り返す。

●シザースフェイント・ドリブル(4)
 両足でボールをまたぎ続けるシザースフェイントドリブル。
 ボールを前方に軽く転がし、ボールを一切触らずに
 ひたすら両足でまたぎ続ける。
 リズムは1,2,1,2,1,2,1,2,1,2の繰り返しで、
 2ステップで素早く連続でまたぎ続ける。
 両足ともまたぐだけでボールには一切触れない。
 ボールの勢いが無くなって止まったら、再度軽く前方に転がして
 同じことを繰り返す。

●シザースフェイント・ドリブル(5)
 両足交互にシザースフェイントを入れながら、自由にドリブル。
 DFが目の前にいることをイメージして、体重移動でかわすドリブル。
 まずDFを左右どちらかに動かす。
 そして、DFの膝に体重が乗った瞬間に逆を突く。
 自分のリズムでイメトレしながらドリブルすること。

 

以上です。

社会人の方は週に一回でも良いのでやってみてください。
元気がある人は週に三回やることで、レベルアップが早まります。
みなさんがフットサルを楽しいと思えるようにこれからも
協力して行きたいと思います。
力になれたら幸いです。

2017.11/25 U-18トレーニングメニュー

2017,11/25に行ったU-18チームの

トレーニングメニューを公開します。

 

●ボールを使ったウォーミングアップ
・二人一組でボールを一個保持。
・二人が前後に向かい合い、プレーヤーとサーバーに分かれる。
 サーバーがプレーヤーの右足にインサイドキックでグラウンダーの
 パスを出し、プレーヤーは足裏でトラップ。
 トラップしたらその場にボールを置いてバックステップで
 真後ろに下がって行く。
 サーバーはプレーヤーがその場に置いたボールに向かって行き、
 再度プレーヤーの右足へグラウンダーのパスを出す。
 これの繰り返し。

 

●ボールキープ~身体の使い方~
・二人一組でプレー。オフェンスとディフェンスに分かれる。
 オフェンスがボールをキープしている状況で、ディフェンスが
 後ろからボールを奪いに来るプレーを想定する。
・オフェンスの選手は身体から1m離れた位置にボールを置く。
・オフェンスの選手はボールとディフェンスの間に身体を入れ、
 後ろからボールを奪いに来るディフェンスに対して腰を落として
 身体を使ってボールを守る。
・ディフェンスは左右に回ったり股の間から足を伸ばして
 ボールを突っつけるよう、工夫する。

 

●足裏ボールコントロール(1)
・1人1個ボールを保持する。
・片足の足裏の一番力の入る部位でもある親指の付け根(母子球)で
 ボールを押さえ、大きく前後に動かす。
・慣れて来たら軸足で細かいステップを踏みながら行う。
・左右両足行う。

 

●足裏ボールコントロール(2)
・1人1個ボールを保持する。
・片足の足裏の一番力の入る部位でもある親指の付け根(母子球)で
 ボールを押さえ、アルファベットの「V」を描くようにボールを、
 右斜め前→足下→左斜め前→足下→右斜め前→足下→
 このように繰り返して動かす。
・慣れて来たら軸足で細かいステップを踏みながら行う。
・左右両足行う。

 

●ボールコントロール~奪い合い~
・1人1個ずつボールを保持し、6m四方のグリッド内に
 メンバー全員が入る。
・常にボールを体の近くに置きながら、自分以外全員のボールを
 全てグリッドの外に出す。
・なるべく背中を向けず、ボールを前に置いた状態で奪い合う。
・足裏、インサイド、アウトサイドを駆使してボールをコントロールする。
・後ろや横を向いてボールをキープせず、前を向いて相手にボールを、
 さらしながらプレーすることを心がける。
・逃げない。戦うこと。

 

●7人1組でのパスゲーム(1)
・マーカーを8個使って5m四方のグリッドを作り、
 各辺の中心にマーカーを設置する。  
合計で角の物をあわせて、マーカーは8個になる。  
 そして辺が8出来る。
・7人はそれぞれ8ある辺のうち、7の辺に入る。
・使うボールは一つ。手で持ってプレーし、パスは手で投げる。
・ボール保持者はパスを出したい相手の名前を呼んで、  
 手でボールを投げてパスする。  
 パスしたら空いている辺に移動する。  
 移動する際はクロスオーバーのプレーを想定して、  
 マーカーの外を通ること。

 

●7人1組でのパスゲーム(2)
・慣れて来たら上記(1)のプレーをボール2個で行う。
・一人の選手にボールが同時に2個行かないように、状況を見る。
・名前を呼んでパスする前に、出し手と受け手の目が合ったことを  
 確認すること。アイコンタクトは必須。

 

●7人1組でのパスゲーム(3)
・上記(2)のプレーを足で行う。
・インサイドキックでのパスにこだわる。
・パスは強く、正確に蹴る。

 

●ダイヤのパス回し(1)
・4人で5m四方のダイヤの形を作り、パスを回して行く。
・左右どちらにパスを出しても良い。
・パスを出したら逆サイドの選手とポジションチェンジを行う。
・パス&ゴーのイメージ。
・走る際はボールを見ながら走る。

※1)スペースを空ける動きと埋める動き。
 裏への飛び出しと蓋(カバー)をする動き。

※2)トラップの際ボールを転がすのではなく足下にピタっと止めて、
 止めた足裏をボールの反対側にまたぐように着地させ、
 止めた足が着地すると同時に身体の向きを正面に向ける。
 身体の向き正面に変えたらボールを触らず、その場で一歩
 踏み込んでパスを出す。
 正面を向くことで左右どちらにもパスを出せる。

 

●シュート練習~フィジカルトレーニング~
・左右のコーナーアークからライン際に出されるパスを、
 走り込んでシュート。
・1人、左右5本ずつ。
・相手チームの選手がシュートを外し、FPがボールをGKに投げて渡し、
 裏を狙って走ったところにゴールクリアランスでロングパス→
 シュートを打つ、というプレーを想定して行う。
・FPはコーナーアークでボールを手で持って待機し、GKに投げてから
 ライン際を走る。ゴールクリアランスからのパスを2タッチ以内で
 シュートすること。
・ゴールを二つ使って対面でプレーするので、GKはロングパスを
 投げたら即、反対側から走り込んで攻めて来る選手のシュートに
 対応すること。
・FPは両サイドの選手同士が掛け声をするなど、GKにボールを渡す
 タイミングを合わせるようにすること。

 

●2対0
・ゴールポスト脇(左右両方)にそれぞれ一人ずつ配置し、二人とも
 ボールを持って待機する。
・コーチはPKマークの外側1mの位置で待機。
・コーチが立っている所から横に向かって3m離れた所に
 マーカーを一個ずつ置く。
・FPは二人のうちどちらがコーチにパスを出すのか「しゃべる」。
・FPのうち一人がコーチにパスを出し、パスを出すと同時にFP
 二人ともマーカーに向かって走る。
 マーカーの内側を回って外に膨らむように走る。
・マーカーを回ったFPどちらか片方にコーチがパスを出す。
・パスを受けた選手は1タッチでシュートもしくは逆サイドの選手へ
 ラストパスを出す。
・コーチからパスを貰わなかった選手はファーポストへ向かって
 走る。
・GKは自分の判断で前に出るか止まるか選択し、シュートと
 ファーへのラストパスどちらにも対応出来るようにする。
・GKはニアサイドだけはシュートを決められないようにすること。
・FPはGK一人に対して二人で攻めるのだから確実にシュートを
 決められるようにすること。

 

●2対1(カウンター攻撃、カウンターに対する守備)
・FPは攻めるゴールとは反対側ハーフの第2PKマーク付近の高さで
 右サイド、左サイド、中央の三ヶ所に並んで待機。
・反対側ゴールにいるGKが3人のうち、真ん中の選手にロングスロー
 を投げて2対1を開始する。
・真ん中の選手はGKからのスローをトラップし、その場にボールを置く。
 ボールを置いたら即ハーフウェーラインまでダッシュで戻り、
 DF役になる。
・DF役がハーフウェーラインまで到達したらオフェンス側のどちらか
 一方がボールを取りに行き、もう一人はライン際を走り出す。
 そこから2対1で攻める。
・オフェンスは時間をかけず、パス本数も少なくして簡単に
 シュートまで持って行く。
・第2PKマークを越えるパスに対してはGKが出ること。
 DFはパスを出した選手にマンツーマンでついて行く。
・オフェンスはファーポストへのシュートを狙う。
・重要なのはDFの動きを見ることと、1stタッチのボールコントロール。
 (DFが下がったまま2人の間にいるのか、自分に寄せて来るのか、
 どこにスペースがあるのかを把握する。)
・1stタッチでなるべくシュートが打てる位置までボールを運ぶ。
・DFのポジショニングが悪かったら1人でドリブル勝負し、
 シュートを打つ。
・オフェンスは1人多い状況なので、確実に得点することが求められる。
・お互い何処にパスが欲しいのか、それとも一人で勝負させるのか
 フォローの声(指示)を出す。
・DFはまずは自陣側へ「戻る」!
・DFは一人しかいないので、ボールホルダーに寄せ過ぎると裏を使われる。
・基本はワンサイドカットで逆サイドの選手への折り返しのパスを
 出させないようにする。
 そしてじりじりと間合いを詰めて行き、ボール奪う。
・ボールを奪えなくてもドリブルに並走し、シュートを打たれる際に
 足を投げ出してシュートブロックする。
・逆サイドの選手にパスを出されても慌ててボールを追いかけない。
 逆サイドに振られたからといってボールを追いかけると、
 更にもう一度反対側に振られてしまう。
 余計失点する確率を高めてしまう。
 そのような状況になったらまずはGKに任せて、自分は目の前の
 マークを外さないようにする。
 そうすればGKが飛び出して、2対1の状況が2対2になり、守りきれる。
・GKは第2PKマークよりも前にパスを出されたら前に出る!
 決して迷わない。
・GKが出る位置はペナルティエリアのラインギリギリまで。
 手が使える所で止まる。
 
●3対1
・ボールは全てGKから出す。
・FPはセンターラインよりも後方(GKから見て奥)に下がり、
 右サイドライン際、コート中央、左サイドライン際の3箇所に分かれる。
・DF役は第2PKマーク付近で待機する。
・OFは全て1タッチプレー。2タッチ以上は禁止。
 パス8本以内でシュートまで行く。
 9本目がシュートは不可。最低でも8本目がシュートであること。
・DFはOFのパス本数を大声で数える。
 GKと連携してシュートブロックするため、OFのパスが何本目
 なのかGKに知らせる必要がある。
・OFが得点したらDFは同じ選手が連続して行う。
・OFがパスをミスしたり、シュートをミスしたらミスした選手がDFとなる。
・パスが8本を越えた場合は8本目のボールを蹴った選手がDFとなる。
・DFがパスの本数を数え忘れたら連続でDFを行う。

※GKを引き付け、逆サイドのポストへ3人目が走り込み、無人のゴールに
 プッシュシュートで得点するプレーが理想。

 

●2対2
・ハーフコートで2対2の1分ゲーム。
・ボールがラインを割った場合、相手チームのGKクリアランスから再開。
・自分以外、味方は一人しかいない。とにかくしゃべる。
 指示を出す相手は一人だけなので、「パスを出せ」「裏に走れ」
 「止まれ」「足下」「前」「間」「シュート」「打て」「勝負」
 「右切れ(左切れ)」「打たせるな」「振り向かすな」など、
 わかりやすい言葉で指示を出すこと。

GK(ゴレイロ)トレーニング 2017.11.14

昨日更新した11/21(火)のGKトレーニングメニューから一週間前後してしまい申し訳ありません。
2017年11月14日(火)のフットサルGK(ゴレイロ)トレーニングメニューを公開致します。
チーム練習やGKトレーニングの参考にしていただけら幸いです。

 

【正面のキャッチ】
・正面のグラウンダーのキックをしゃがんでキャッチ。
 しゃがんで片方の膝を逆足の踵につけるようにし、
 トンネルしないように壁を作ってキャッチする。
 ×10本。
・正面の浮き球をオーバーハンドでキャッチ。×10本。
・正面の低い浮き球をアンダーハンドでキャッチ。×10本。

【左右に移動してのキャッチ】
 ゴールのポストからポストへサイドステップしながら、グランダーのキックを
 しゃがんでキャッチ。
 キャッチしたボールを返したら、即逆サイドのポストへ移動する。×10本。

【横への飛びつき(キャッチ)】
・長座(足を伸ばした状態)でのプレー
 脇の下を抜かれないように、肘を曲げて手を地面すれすれまで落とす。
 コーチが左右にボールを転がすので、肘を曲げて脇を絞り、
 小指が地面をこするように、ボールまで手を伸ばしてキャッチする。
 ボールに対して下の手は壁を作り、上の手はボールの上に蓋をする。
 そうすればボールの威力に負けたり、マナーの悪い選手に蹴られることがなくなる。
 キャッチしたら素早く足を伸ばして、元の座った状態に戻る。
 左右交互に10本行う。
・膝立ちでのプレー
 上記と同様に左右10本行う。
 左右のボールをキャッチしたら、素早く膝立ちの状態に戻る。
 必ず膝立ちになってから、左右のボールに飛びつく。
・スタンディングでのプレー
 上記と同様に左右10本行う。
 左右のボールをキャッチしたら、素早く立ち上がる。
 必ず立ち上がってから、左右のボールに飛びつく。

【1対1の飛び出し(シュートブロック)】
 ペナルティエリアのラインに沿って、ニア側斜め45度に
 ボールを一個持った人を配置する。
 そしてコーチがPKマークでボールを持って待機。
 スタート地点はゴールの中心とボールを結んだライン。
 基本は中腰。股を通されない足幅のまま、細かく素早く前進する。
 中腰のままボールの位置まで飛び出して行く。
 コーチの合図でGKは飛び出し、ニア側のシュートをブロックする。
 左右のボールはそれぞれ膝を折って、踵と膝で股抜きされないように壁を作り、
 両手を開いて弾き返すような動作をする。
 正面のボールは両足を閉じた状態で屈伸するようにし、プレジャンプと
 同時に、両手を地面スレスレの位置で勢い良くボールを弾き返すように、
 両足横でピタッと止める。
 ニアのシュートをブロックしたタイミングでコーチは逆サイドの
 下スミへグラウンダーのシュートを打つ。
 コーチが打ったシュートに対してGKは飛びついてシュートを弾く。

【反応速度を高めるトレーニング】
 プレーするGKがゴールラインから一歩前に立ち、サーバーがテニスボールを
 手で持ってプレーするGKの後ろに立って待機する。
 コーチはPKマークで待機。
 サーバーがテニスボールをプレーヤーの後ろから投げ、その投げられた
 テニスボールをコーチがノートラップで軽くシュートする。
 プレーヤー(GK)は身体全体でブロックするようにして
 テニスボールのシュートを防ぐ。

【シュートブロックトレーニング】
 GK4人が同時でプレーする。
 マーカーで3m程度のミニゴールを4つ作り、ミニゴール4つで
 正方形のエリアを作るようにする。
 GK4人はそれぞれミニゴールのゴールラインに立ち、コーチは4人の中心で
 ボールを持って待機する。
 コーチの合図でトレーニングを開始する。
 4人のGKはコーチにシュートを決められないように、コーチがシュートフォームに
 入ったら距離を縮めてシュートブロックの姿勢になる。
 コーチは4つのミニゴール全てに対して自由に攻めるので、
 4人のGKはいつでも対応出来るように常に足を動かして
 ブロック出来るように準備しておくこと。

【ディフレクティングトレーニング】
 プレーするGK4人が5m間隔の正方形を作り、DF役の選手が
 4人の中心に入って待機する。
 プレーヤー4人はボールを手で扱い、最初にボールを保持
 している選手は他のGKに向かって顔辺りにボールを投げる。
 ボールを投げられたGKは飛んで来たボールを両手で
 ディフレクティングし、他のGKへパスする。
 ディフレクティングされたボールが飛んで来たGKは、
 そのボールをキャッチする。
 中にいるDFはディフレクティングされたボールをカットすることが
 出来た場合のみ、外のGKと交代することが出来る。
 投げる→ディフレクティング→キャッチ→投げる、
 を繰り返す。

【キャッチトレーニング(正面の強シュートを下に弾いてキャッチ)】
 二人一組になり、GKとキッカーに分かれる。
 キッカーはパントキックでGKの胸辺りに強いキックを蹴り、
 GKは飛んで来た強いシュートを両手で真下に叩き落とす。
 地面から跳ね返って来たボールをキャッチ。

 

以上がトレーニングメニューになります。
GKトレーニングの日を作り、GKだけを集めて行うことをおすすめします。
チーム練習等の参考にしていただけたら幸いです。

GKトレーニング 2017.11/21(火)

2017.11/21(火)のGKトレーニングメニューを公開します。

 

【正面のキャッチ(オーバーハンド)】

・プレーヤーはゴールラインから一歩出た位置に待機し、両足を開閉する

 小さなステップ(ジャンプ)をしてキックに合わせてキャッチする。

 キャッチする際は必ず足が開いた時にキャッチ出来るよう、

 タイミングを合わせること。

・サーバーもしくはコーチはPKマークから、胸から顔付近へパントキック。

・GKは胸から顔付近へのキックを両手でキャッチ。

・10本連続でプレー。

※慣れて来たら前後に1m動くステップ、踵上げ(背後で踵を手でタッチ)

 ステップにするなど、ステップに変化をつける。

※GKは常にアジリティ要素もしくは複合的な動きを加えること。

 

【正面のキャッチ(アンダーハンド)】

・プレーヤーはゴールラインから一歩出た位置に待機し、両足を開閉する

 小さなステップ(ジャンプ)をしてキックに合わせてキャッチする。

 キャッチする際は必ず足が開いた時にキャッチ出来るよう、

 タイミングを合わせること。

・サーバーもしくはコーチはPKマークから、グラウンダーのインサイドキック。

・GKはグラウンダーのインサイドキックをしゃがんで両手でキャッチ。

・10本連続でプレー。

※慣れて来たら前後に1m動くステップ、踵上げ(背後で踵を手でタッチ)

 ステップにするなど、ステップに変化をつける。

※GKは常にアジリティ要素もしくは複合的な動きを加えること。

 

【左右に移動してのキャッチ(グラウンダー)】

・ゴールのポストからポストへサイドステップしながら、グランダーのキックを

 しゃがんでキャッチ。

 キャッチしたボールを返したら、即逆サイドのポストへ移動する。

・×10本。

 

【左右に移動してのキャッチ(オーバーハンド)】

・ゴールのポストからポストへサイドステップしながら、胸~顔のキックを

 オーバーハンドでキャッチ。

 キャッチしたボールを返したら、即逆サイドのポストへ移動する。

・×10本。

 

 

【横への飛びつき(キャッチ)】

・長座(足を伸ばした状態)

 脇の下を抜かれないように、肘を曲げて手を地面すれすれまで落とす。

 コーチが左右にボールを転がすので、肘を曲げて脇を絞り、

 小指が地面をこするように、ボールまで手を伸ばしてキャッチする。

・左右交互に10本行う。

 

【横への飛びつき(ハイボール)】

・ゴール正面にポジションを取り、コーチがグラウンダーのボールを

 蹴るので、アンダーハンドでキャッチ。

 キャッチしたらコーチへ返す。

 コーチは返却されたボールを左右の上スミめがけて投げる。

 GKはコーチが投げたボールに飛びついてキャッチする。

・左右それぞれ×10本

 

【アジリティ(身体の使い方)】

・今回、GKたちから「下のボールを足でブロックした後のリカバリー」

 が課題だという話が出たので、課題を修正するために足のブロック→

 リカバリーに特化してトレーニングを行いました。

 

(1)

・GKはニアにポジションを取り、ニアからのシュートを想定して

 ポジションを取る。

・コーチはペナルティエリアのライン斜め45度の位置にボールを持って

 待機し、GKへ合図した後グラウンダーのシュートを打つ。

・GKがグラウンダーのシュートに反応し、足でブロックした後、コーチは

 素早く頭越しにボールを投げる。

 (ループシュートを想定)

・GKはループシュートを防ぐために足を投げ出した状態から素早く

 起き上がり、ループシュートをディフレクティングorキャッチする。

 

(2)

・GKはゴール正面にポジションを取り、左右どちらにシュートを打たれても

 良いように準備をしておく。

・コーチはPKマークの位置にボールを持って待機し、GKへインサイドキックで

 正面のグラウンダーシュートを打つ。

・GKは正面のグラウンダーシュートをキャッチしたらコーチへボールを返す。

・コーチはGKからのリターンパスをノートラップでゴール下スミ(左右どちらか)

 へグラウンダーのシュートを打つ。

・GKがグラウンダーのシュートに反応し、足でブロックした後、コーチは

 素早く頭越しにボールを投げる。

 (ループシュートを想定)

・GKはループシュートを防ぐために足を投げ出した状態から素早く

 起き上がり、ループシュートをディフレクティングorキャッチする。

 

【足のブロックトレーニング】

・GKはゴール正面に立ち、ボールを一つ両手で掴んだ状態で待機する。

・コーチは弱いインサイドキックをGKの正面に蹴り、GKはそのボールを

 ノートラップで軽くインサイドキックで返す。

・コーチはランダムで自由なタイミングでグラウンダーの強いシュート

 (インサイドキック)を打つ。

・GKはコーチのシュートを足のみで弾き返す。

※弾き返すのは横が理想。正面にしか弾けない場合は、セカンドボールを

 再度シュートされないように強く遠くへ弾き返すことを心がける。

 

以上がトレーニングメニューになります。

GKトレーニングの日を作り、GKだけを集めて行うことをおすすめします。

チーム練習等の参考にしていただけたら幸いです。

 

ドリブルとボールコントロールの違い

ボールコントロールとドリブルの違いを理解することは大事です。 

パスコースを作るために横に動かすプレー、 
ボールを前に運ぶプレー、 
目の前の相手選手を抜くような突破するためのプレー、 
バランスを取るためにボールを保持したまま 
ポジションを修正するプレー、 
これらは全て違います。 

目の前の選手を抜きに行くプレー、 
トップスピードでスペースへボールを運ぶプレー、 
ペナルティエリアなどで勝負するプレー、 
上記のようなプレーだけをドリブルと呼びます。 

他は全てボールコントロールというプレーに分類されます。 

ですから何でもかんでもドリブル、ドリブルと言っても話が通じないことがあります。 
監督やコーチ、そして選手の間で上記のような内容が理解出来ていて、なおかつ同じ意味で共有することが出来ていれば良いです。 
しかし、万が一どちらかが混同しているようなことがあれば悲惨です。 

たった一言、「ドリブルしろ」と言ってもお互いが違う意味で 「ドリブル」という言葉(指示)を受け取ってしまった場合、プレーに 食い違いが出てしまいます。 

そうならないためにも小学生のうちから専門用語としてドリブルとボールコントロールを理解させる必要があります。また、指導者も勉強しなければいけません。

それが責任というものです。

競技チーム・フットサルトレーニング(2017.9.24)

2017年9月24日(日)に大学生のチームを指導して来ました。

トレーニングメニューを公開しますので、チーム練習の参考にしていただけたら幸いです。

 

【ウォーミングアップ】

 

●軽くストレッチ

●トロッティング(細かいステップでのウォーキング)

※肘の角度、拳の位置、視線、上半身を起こす、膝と踵をリズム良く動かす

●下半身を伸ばしながらのウォーキング

●股関節を回しながらのウォーキング

(1)前→股関節を外から内に閉じる

(2)後→股関節を内から外に開く

※爪先の向きに注意。親指の付け根(拇趾球)で踏ん張る。

●ジャンプ

軽くジャンプ→腕のみ開閉させてジャンプ→脚のみ開閉させてジャンプ→腕と脚の開閉を逆にしてジャンプ→ものすごく速く細かいジャンプ

 

【フィジカルトレーニング】
●ラテラルジャンプ
※親指の付け根(拇趾球)で踏ん張る→静止してから次のジャンプ
●カエル跳びジャンプ
●ラダー
※前方に一マス二歩→前方に外・中・中・外→横向きでクロスステップ(腰を捻る)→前方に二マス進んで一マス戻る→前後にクロスステップ
●短い距離のダッシュ
※ダッシュ→ターン(角度をつけて斜め右→戻る→斜め左→戻る)
●長い距離のダッシュ
※5mダッシュ(腰をものすごく低く)→戻るターン→もう一度反対方向へダッシュ(走り抜ける)

【ボールトレーニング】
●エイトの動き確認(ボールは手)→PIVO当て
※マンツーマンディフェンス
●エイトの動き確認(ボールは手)→PIVO当て+パラレラ
※マンツーマンディフェンス
●エイトの動きにブロックとカーテンプレーを加えて
●横幅を広く取って、足でボールを扱ってのエイトとマンツーマンディフェンス

【止める、蹴るの基礎練習】
●ダイヤのパス回し
(1)左からのパスを左足でトラップ→右足パス
(2)右からのパスを右足でトラップ→左足パス
●ダイヤのパス回し応用
(1)左からのパスを右足でトラップ→右足でパス
(2)右からのパスを左足でトラップ→左足でパス

 

 

以上です。