講習会レポート Byスタッフ竹森
本日は初心者~中級者向け講習会・新年第1弾でした。
新年1発目ということで、アップ・ストレッチを入念に行いました。
特に、ストレッチ。
一通り、ていねいにていねいに体をのばした後、
人生で今まで経験したことのないような格好をしました。
まず片方の足を前に出します。
次ぎに、後ろ足のひざがつく寸前まで床に近付けます。
そして前足の側の手で、前足が動かないように、かかとをぐっと押さえます。
そして、足の裏の外側で円を描くように、ぐるぐる回すのです。
股関節を回しているのだそうです。
言葉で説明してもよくわかりませんね。
あと、ストレッチの注意点は、
前屈などをするとき、反動で手をつけないこと。
反動で無理に床に手をつけたりすると、確かに無理に伸ばしているので、伸ばし過ぎてスジがどうにかなりそうですね。
あくまでゆっくりゆっくり、自分のスジがのびるところまで、伸ばします。
さて、このストレッチを行う前に、軽くアップを行いました。
【アップ】
●パターン1
・ボールを4人の人が持ち、ビブスも同じく4人の人が持ちます。
・ビブスを持っている人が鬼です。
・ボールを持っている人は、鬼にタッチされません。
・持っていない人は、自分が鬼にタッチされそうになったら、ボールを要求して難を逃れます。
●パターン2
・ボールを持っていない人は鬼にタッチされません。
・ボールを持っている人は、鬼にタッチされそうになったら、まわりのフリーな人を見つけて、ボールを渡さなければなりません。
…以上のルールで、おそらく10分もやらなかったと思うのですが、結構息があがりました。
そして上記のストレッチをこなし、以下、練習内容になります。
【対面でのパス練習】
・2人ひと組になり、ふつうに向かい合っての対面パス
・次に、ゴールの方向を意識した対面パス。
ボールをトラップする足は左右のどちらがいいのか、軸足のつま先の向き、さらにトラップした後は必ずゴールの方を見るなど、徹底しました。
【スクウェアでのパス練習】
・体育館に正方形を作り、四隅に同人数ずつ分かれます。
・並んだ四隅にコーンを置き、敵に見立て、敵から遠い足へパスを出すことを意識します。
・敵から遠い方の足でトラップしたら、前を向き、ゴールに近い味方へパスをする、というイメージでパスを出します。
【動きながらのトラップの練習】
・まず二人ひと組になります。
・パスの出し手(A)、受け手(B)を決めます。
・出し手は、左右交互にパスを出し、受け手は必ず中心から出発し、パスをトラップします。こんなかんじ
(1)出し手(A)、受け手(B)を決めます
-----------
B
○
A
(2)AはまずBの右へパスを出します
-----------
○←B
A
(3)Bはダッシュしてトラップ。そのままAへ戻します
-----------
B
○
A
(4)Aはボールが戻ったら、逆方向へパス。
-----------
B→○
A
…これの繰り返しです。
★次に、これをレベルアップさせ、BはトラップしたボールをノートラップでAに返す、という練習を行いました。
★やじるし「→」、「←」の幅は、それぞれ1mくらいです。
AとBの間も、せいぜい2m程度です。短い距離で、細かく行います。
【シュート練習】
☆上記の「動きながらのトラップ練習」を活用したシュート練習です。
試合中、前方のスペースへ、走らせるパスが出されたら、それをトラップしてシュート、という場面を想定して行いました。
・走らせるパスの出し手を一人決めます。センターサークルの外周のゴールよりに立ちます。
・プレイヤーは、まずハーフライン付近のサイドライン上にボールを持って立ちます。
・プレイヤーは、走らせるパスの出し手にパスを出ます。
・ペナルティーエリア付近のスペースへパスが出されたら、プレイヤーは走って行ってトラップ、シュートを打ちます。
こんなかんじ
(1)最初はAから
------○------
A
。 B
(2)Bにパス
------○------
A
↓ 。B
(3)BはAを走らせます。Aはトラップしてシュート。
------○------
A
↓ B
A。
GOAL
【シュート練習・応用】
☆そして、上記のシュート練習の応用編。
・流れは上記と全く同じ。
・今度は、ゴールの中にキーパーに見立てたコーンを置きます。
・置く場所は、ニア。
こんなかんじ↓
-----------------
│○○○ │
│ │
└───────┘
・練習では、このキーパーのコーンに当たらない様、ファーにシュートを打ちます。
【バランスの話し】
☆ゲーム中、いちばん大切なのは「バランス」だ、というakiコーチのお話がありました。
いわゆる、「ひしがた」です。
後ろに3枚作ることの重要性、なぜそうした方がよいのか、また、そうでないとどういった弊害があるか、というレクチャーでした。
☆そして、それを踏まえて、後ろで3枚作った時のパス練習を次ぎに行いました。
【3点パス練習】
・アラ(右)、フィクソ、アラ(左)の3人でひと組になります。
・3人一直線に並ばず、フィクソはゴールに対して少し下がります。
・フィクソがボールを持ち、左右のアラにパスを散らす、というパス練習です。
・2人ひと組でやった対面パス練習を生かし、アラはパスを受けたら即前を向きます。
トラップする足などにも注意を払います。
※できる人は、アラでパスをもらう前にフェイクを入れます。
【ゲーム】
☆最後はめずらしく30分ほどゲームを行いました。3分1本。
講習会中にバランスの話しをたくさんしましたので、バランス重視ということでのゲームでしたが、なかなかバランスをとるのってむずかしいですね。