05,12/20 練習レポート2:チームでの守り方・ゾーンディフェンス編
☆講義(ゾーンディフェンスとは?)
=いきなりゾーンディフェンスの練習を行なうのは難しいので
まずはゾーンディフェンスとはどのように守るのか?
そして選手の役割などの説明を実際にピッチ内で行ないました。
○ゾーンディフェンスの練習を行う前に。
=3人1組を3チーム作って各自左右のALAとFIXOを担当してもらい、
コーチとスタッフが各チームのPIVO役になり、
オフェンスとディフェンスに分かれてチーム対抗で行なう事にしました。
☆ゾーンでの守り方(ポジショニング)・実践
=基本的にゾーンで守る時もマンツーマンです。対戦相手がBOXで攻めて来た時は
崩れた菱形、相手が菱形で攻めて来た時はそのまま菱形で守ります。
そして菱形の頂点は必ず相手チームのボールを持っている選手の
マークをしている人になります。
↓
○解説
=相手チームのFIXOがボールを持っていたら菱形の頂点は自チームのPIVO。
相手チームの左ALAが(~省略)菱形の頂点は自チームの右ALA。
☆各ポジション毎の役割
=PIVOは相手チームのFIXOがボールを持っている時は簡単にパスを
出させないように少しプレスをかける。相手チームの左右ALAがボールを
持っている時は相手チームのPIVOにパスが入らないように、
必ず絞る事!!PIVO当てを防ぐ!!
=ALAは1対1で負けない事。そしてPIVOにパスを入れされないように
1対1の時の守り方は中切り(ワンサイドカット)。
ただし、FIXOから「縦を切れ」と指示が出た場合は縦パスのコースを
消すような守り方をする事。
=FIXOは相手チームのPIVOにパスを入れさせないように、常に前で
パスカット出来るように意識しておく。ただし、前でカットしようとして
敵PIVOにターンされると危険なのでリスクを冒さないようにする。
当然敵PIVOがサイドに流れた時は中へ折り返しのパスを出させないように
中へのパスコースを消す事。
☆指示出し
=マークを受け渡す時の声(指示出し)は必ず後ろの選手が出す事。
前にいる選手が「きっとマークを受け渡すだろう」と決めつけて
勝手に自分のマークを流さない事。後ろから指示の声がなかったら
かならずマンツーマンでついて行く!
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☆ゾーンディフェンスは脚力(体力)の無いチームや選手層が薄いチーム
にとっては良い守り方と言えます。
上記のようなチームが前からオールコートプレスをかけると
体力が落ちてきたり、足の速い選手と対峙した時に簡単に裏を
取られてしまうからです。
また、対戦相手が裏のスペースをよく使ってくるチームならば
ゾーンディフェンスというか「引いて守る」方法が良いでしょう。