06,1/14 練習レポート:「個人技術向上のための練習」
☆アップ(ボールを使った鬼ごっこ)
=鬼はボールを持っている人にはタッチ出来ない!ボールを持っていない
人は鬼にタッチされる前にボール保持者に「パスを要求する」。
声出しのトレーニングでもある。
☆ストレッチ(15分ぐらい、ゆっくりと伸ばす)
☆ボールコントロールの練習:キックとトラップ編
◎パス&トラップ
=狙った所へパスを出せるように、パスを出す足(相手の)を決める。
=パスはインサイドキックで行なう。その際正しいフォームで蹴る事。
踝付近に当て、膝を開いた状態でキックする。
ボールを蹴った後も膝は開いた状態を保つ事で真っ直ぐボールを蹴れる。
膝が閉じてしまうと(爪先が相手を向く)ボールは踝付近ではなく、
親指の付け根に当たってしまうので、真っ直ぐボールが転がらない。
↓
○応用1
=パス&トラップがしっかり出来るようになったら、今度は攻めるゴールを
意識する。トラップした後は必ず攻める方向へボールと体を向ける。
↓
○応用2:スクエアパス(足元へのパス)
=四隅に分かれて攻めるゴールを意識してパス&ゴーを行なう。
パスをもらう前のフェイク・敵の位置・パスを出す足
・トラップ後の体の向きなどに気をつける。
↓
○応用3:スクエアパス(走らせるパス
=やり方は上記同様。パスは味方を走らせる。届かない場所へは出さない。
・パスの出してと受けてのコミュニケーションがとても大事。
・声を出す!手でジェスチャーをする!
◎ドリブル
=インサイドフック・アウトサイドフック・インサイド、アウトサイド交互
・片足シザース→逆足で逆方向へ・片足シザース→逆足で同サイドへ
・片足シザース→同じ足で同方向へ・足裏でボールを後ろに引く(片足)
・足裏でボールを後ろに引く(両足で左右交互)
◎2人での攻撃:シュート練習
=スクエアパスでやった事を活かす!
ALAは敵の裏を取る。そして裏のスペースへFIXOがパスを出す。
最後はシュートを決める。
↓
○応用
=上記と同様の形で練習。
ALAは敵の位置を確認する。裏を取れればFIXOに裏へのパスを要求して
前方でパスを受けシュートする。
敵との距離が近ければ足元でパスを受け、ドリブルしてからシュート。
☆レクリエーション形式でゲーム
=上記パターンのシュート練習を活かしたゲーム。
1人1回のシュートチャンスで得点を競う。個人の勝負。
シュートを外した人は罰ゲーム付き。
☆声出しの練習
=3人1組を作る。1人はパス出し。1人はパスの出してと向かい合って、
パスの受け手になる。もう1人はディフェンス役で、パスの受けてから
2mぐらい下がった位置につく。
パスの出し手は味方の後ろにいるディフェンスの位置を確認する。
味方と距離が離れていれば味方はトラップ後に振り向けるので、
パスの出してはパスを出した後味方に「ターン」と指示出しをして、
振り向ける!という事をしっかりと伝える。
逆にディフェンスが味方のすぐ後ろにぴったりとついていれば、
当然味方はトラップした後振り向けないし、無理に何かプレーをしようと
するとボールを奪われてしまうので、パスの出してはまずは
「キープ」と指示を出す。そうする事で味方は体を張ってボールを
キープする事が出来る。そしてその後は「ダウン」もしくは「リターン」
「パスを出せ」「返せ」など、何でも良いので自分が再度ボールを
もらうようにする。
☆2人での攻撃:シュート練習2
=パスをもらったPIVOがゴール前で敵を背負ってキープ。
そこへパスを出した味方が走ってきてシュート。
PIVOからの落としをもらう場合、どちら側へ走るか指示を出す!
☆パスゲーム
=コート全部を使ってのパスゲーム。一方のチームがパスを10回
つなげたら1点というルールで行なう。
視野を広く保つ。コートを広く使う。狭いスペースで細かいパスを
つなげないようにする。
☆ゴールを2つ使ったゲーム(横長コート)
=ゴールが2つあるので、敵の数が少ないゴールへ攻める事を意識する。
数的優位を作る事が大事!2人でのワンツーパスが効果的。
☆ゲーム
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☆今回は【声出し(指示出し)】・【視野の確保】に重点を置いて
練習を進めていきました。そしてボールコントロールです。
どんなに技術が向上しても、試合中にだまってプレーをしていたら
味方には自分のやりたい事が伝えられないし、味方のやりたいプレー
もわからないままです。
そのような状態でプレーしていてもゼッタイに試合で勝てません。
お互いのやりたい事を理解するためにも声を出す事の
大切さを学んでもらいたかったから行いました。
そして視野の確保も同様です。せっかく味方からパスをもらっても
下を向いていては味方の位置も敵の位置もわかりません。
試合中は攻めるゴールへボールを運んでシュートを打たなくては
いけません。そのために攻めているゴールを見る!意識する!
体を向ける!という事は非常に大事です。
パスをもらった時にボールと体を攻める方向へ向ける事で、
敵は「攻められる」という危機感を持ちます。
どんなに技術のある選手でも常に横しか向いていなかったら
攻められませんよ。攻めるためにはボールを前にパスする!
もしくは前にドリブルしなくてはいけませんよね。
横を向いていてはゼッタイに得点出来ません。
気をつけましょう。