07,1/23 火曜日講習会~ 「escola de terca-feira」:1/23レポート
07,1/23
~火曜日講習会~ 「escola de terca-feira」の全3回のうち、
1/23(火)に開催した第二回目のレポートが完成しました。
どうぞご覧下さい。
*********************************
☆アップ
・体を動かすための準備運動として、5分間走(ジョギング程度)を
行いました。
☆体幹トレーニング
・運動能力向上を目的としたトレーニング
・スキップを6種類
☆ボールを使ったアップ
・フルコートを使ってのパス交換。ボールを持っている人も持っていない人も
その場に2秒以上止まらないように、常に動きながらパス&トラップを行う。
・トラップする部位を右足のインサイド、左足のインサイド、右足の裏、
左足の裏、というように指定しパスの出し手は正確にパスを出す。
☆ストレッチ
・ゆっくりとしっかり行う。
☆パス&トラップ練習
・前回の復習
・自陣からボールを前に運ぶためには、全体のラインを押し上げなくては
いけません。そのための練習。
・ゴレイロからパスを受けた状態からスタート。形はBOX。
・BOXの後ろ2人が横に開いて、横パスをしたらそのまま縦に上がる。
(パス&ゴー)
・横パスは強く。
・パスは敵から遠い方の足へ正確に出す。
(右サイドなら左足、左サイドなら右足でトラップ)
☆BOXでのパス&トラップ練習=応用(1)
・ディフェンスが前からプレスをかけて来た事を想定した練習。
・横パスを受ける際のトラップでディフェンスをかわす。
(足の裏を使ってファーストタッチでしっかりと前に転がしてかわす。)
・ディフェンスをかわしたら、そのまま横パス。
・パスを出したらそのまま前方へ、縦へ抜ける。
・BOXの前にいる選手は、後ろの選手が前に走って来たのと入れ替わるように、
後ろへ戻る。下がる。(スペースを空ける動きと使う動き。)
☆BOXでのパス&トラップ練習=応用(2)
・上記応用(1)と同じようにパス交換。
・応用(2)では、パスを出したらパスを出したサイドの斜め前へ抜ける。
・BOXの前にいる選手は、後ろの選手が斜め前に走ったと同時に入れ替わるように、
後ろへ戻る。下がる。(スペースを空ける動きと使う動き。)
・PIVOはバランスを取る。
☆BOXでのパス&トラップ練習→シュート練習(パラ)
・上記応用(2)と全く同じ動きからシュートへ持って行く。
・横パスを受けたサイドの選手は、パスを出した選手が自分の前方へ
走って行くので、そこへ軽くループパスを出す。
(ループパスはサイドラインに沿って真っ直ぐ出す。
・ループパスではなくグラウンダーのパスだと、球足が速くて味方が追い
つけなかったり、ディフェンスが足を出してカットしてしまう可能性があるので、
パスはループで行う。高く上げてしまうと時間がかかり過ぎてしまうので、
膝~胸ぐらいの高さで速いループパス。
☆ゲーム
・実践で活かせるようにゲームを多めにやりました。
**********************************
※)第一回目と第二回目の練習内容の違いですが、一回目よりも二回目
の講習会の方が練習メニューが少ないです。
一回目の時は攻撃パターンを2つ(パラ・FIXOとALAのワンツー)
やりましたが、第二回目ではパラしかやりませんでした。
なぜ攻撃パターンを1種類にしぼったかと言うと、やはり、一つの事を
練習で完璧にこなせて、尚且つ実践で活かせるようにならなければ
二つ・三つと違う話をしても覚えきれない!と思ったからです。
攻撃パターンが二つ、三つと増えても基本的な部分では必要な技術、
知識は変わりません!「パスは敵から遠い足に」「正確にパスを出す」
「味方を見る・タイミングを合わせる」「声を出す・指示を出す」
これらの事が全てこなせるようにならなければ、同時に数種類の戦術を
行う事は難しいと思います。
第一回目の練習・ゲーム時もそうでしたが、第二回目の時も練習、
ゲームともに全く声が出せていませんでした。
ここで言う「声」とは、味方に「~へ走れ!」という声と
味方に「~にパスを出せ!」という攻める時に必要な声の事です。
私が講習会を開き、そして参加された方にいろいろとお伝えするのは
ただ知識を深めてもらいたいのではなく、試合という場で実際に
活かせるプレーを身に付けてもらいたいからです。
人間誰しも超能力者ではありません。テレパシー?や何かで自分の
やりたい事、味方にやってもらいたい事を「言葉無し」で伝える事は
出来ません。(ジェスチャーだけで100%伝えるのは不可能)
フットサルでてっとり早く得点するには、一人で相手チーム5人全員
をドリブルで抜き去って、無人のゴールにシュートを決める事です。
ですが、そのような事は不可能です。
もし出来たとしても、ドリブルシュートを決めた選手以外の4人は
その時フットサルの試合を楽しめているでしょうか?
5人全員がフットサルを楽しみたいのならば、全員が「やりたいプレー」
「やってもらいたいプレー」を理解しあわなければいけません。
それを瞬時に可能にするのが「声」です!
第三回目の30日(火)には「アップ」の段階から声を出さざるを得ない
状況を作り上げ、そして実際の戦術トレーニングでは2対2や4対4
などのゲームを交えて、より実戦を想定した内容の下でやっていきたいと
思います。
以上