ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

07,1/20 チームクリニック:レポート

07,1/20に都内で活動中の「Neatles」さんのところへ

チームクリニックを行いに行って来ました。

 

その時のクリニック内容になります。

どうぞご覧下さい。

 

 

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☆アップ&ストレッチ

・とても厳格な施設だったため色々と制限があり、アップとストレッチは

 普段されているモノを各自行っていただきました。

 

☆動きながらのトラップ&パス

・フットサルの基本でもある「エイト」の動きを利用しての練習。

・BOXの形で始めて横パスを出したら前方へ縦に走り抜ける。

・横パスは敵から遠い足へ。

・PIVOはALAが抜けて来たらバランスを取るため、自陣へ戻る(下りる)。

 

☆動きながらのトラップ&パス→応用

・ディフェンスを付けて行う。

・フリーでボールを受けるため、フェイクをかける。

・敵からプレスをかけられた場合、敵から遠い足でボールをなめて

 トラップで敵をかわす。

・コート中央までドリブルしてから横パス。

・ボールの受け手は常にサイドラインいっぱいに広がる。中に寄って行かない。

 

☆相手チームから前プレスをかけられた際の回避(攻撃)方法

・基本はBOXの形の状態で行う。

 実際に試合中、ゴレイロからパスをもらう場所はペナルティエリアの左右

 斜め45度の位置になるので、だいたいBOXの形の時にプレスをかけられて

 しまうからです。

・敵からプレスをかけられたら、まずボール保持者の対角線に位置するPIVO

 (P1)がセンターサークル付近に下りてくる。

・ゴレイロからパスをもらったALA(A1)は、その下りてきた選手P1にくさびの

 パスを出す。パスを出したらフェイクをいれマークを外し、少しコート中央へ動く。

・選手P1は選手A1にリターンパスを軽く出す。

・選手A1が再度ボールを保持したら、先ほど下りてきたPIVOがいた位置めがけ

 逆サイドのALAは裏を取るように前方へ全力で走る。

・選手A1は逆サイドのALAが走っているので裏へループパス。

・ALAはパスを受けたらシュートを狙う。

・P1とは逆のPIVOはゴール前に詰める。

 

☆PIVOの位置でのボールキープ練習

・2人1組を作ってオフェンスとディフェンスに分かれる。

・オフェンスはボールを足裏でキープし、ディフェンスはオフェンスの

 背中に張り付いた状態でボールの奪い合い。

・オフェンスはディフェンスからなるべくボールを遠くへ置く。

・腰を落とす。

・前傾姿勢にならない。「くの字」のように腰を曲げると後ろから少しでも

 当たられただけでバランスを崩すので、体はディフェンスに体重を

 かけるようになるべく反るようにする。反りすぎてもいけない。

・片腕でディフェンスを抑えるようにすると、ディフェンスを抑える腕を

 支点にして回られてしまうので、ボールキープする時の姿勢は両肩と背中を

 ディフェンスの胸に当てるようにする。

・ディフェンスも同様。片腕でオフェンスの背中を抑えると、それを支点に

 してターンされれてしまうので、オフェンスの背中には自分の胸をつける。

 そしてゼッタイに手は使わない。即ファウルを取られます。

・30秒間のボールキープ。奪い合い。

 

☆サイドラインでのボールキープ練習

・2人1組を作ってオフェンスとディフェンスに分かれる。

・オフェンスはディフェンスを背中と腕で押さえながら、攻めるゴールへ

 向かってライン際をドリブル。

・他上記同様。

 

☆得点力向上のための練習=数的優位のカウンター(2対1)

・フルコートで行う。

・片方のゴールにゴレイロが立つ。

・もう片方のゴール前にフィールドプレーヤーが3人横並びになる。

 その3人のうち、真ん中の選手に反対側ゴールにいるゴレイロが

 強くロングスローを出す。

・真ん中の選手はゴレイロからのロングスローをノートラップで左右どちら

 かの選手にパスを出す。

 左右どちらかにパスを出したらディフェンス役になり、まずはセンター

 ラインまで戻る。

・左右どちらかの選手がパスを受けたら攻撃開始。そこから2対1で攻める。

・オフェンスはカウンターを意識しなくてはいけないので、時間をかけず、

 パス本数も少なくしシュートまで持って行く。

 ディフェンスのポジショニングが悪かったら一人でドリブル勝負し、

 シュートを打つ。

・オフェンスは1人多い状況なので、確実に得点する事が求められる。

 お互い、何処にパスが欲しいのか、それとも一人で勝負させるのか

 しっかりとフォローの声(指示)を出す。

・ディフェンス役はまずは自陣側へ「戻る」!

・基本はワンサイドカットで逆サイドの選手への折り返しのパスを出させ

 ないようにする。そしてじりじりと間合いを詰めて行き、ボール奪う。

・ボールを奪えなくても、ドリブルに並走し、シュートを打たれる際に

 足を投げ出してシュートブロックする。

・もし逆サイドの選手にパスを出されたら、慌ててボールを追いかけない。

 そこで振られたからといってボールを追いかけると、更に逆に振られて

 しまうので、失点する確率を高めてしまう。

 そういう場合はまずはゴレイロに任せて、自分は目の前のマークを

 外さない事。そうすればゴレイロが飛び出して、ゴレイロをフィールド

 プレーヤーと見立てれば2対1の状況が2対2になり、守りきれる。

・ゴレイロはディフェンスが逆に振られた瞬間に前に出る!

 迷わない事。

 

☆セットプレー練習

・キックイン2パターン

・コーナーキック5パターン

 

 

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以上