06年、12/16開催 『初のゴレイロ講習会』:レポート完成!
06年の12/16(土)に開催した『ブラジル式フットサル講習会初のゴレイロ講習会』
で行った内容をレポート形式でお伝え致します。
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☆アップ
・1人1個ボールを手で持ち、腰の辺りでボールを回す。
・1人1個ボールを手で持ち、股の下を左右にボールを通す。
・2人1組を作る。2人でボールを1個手で持ち横に向かい合いながら
チェストパスでパス交換する。(サイドステップ)
・パスをもらう時はしっかり大きな声でパスを要求する。
・2人1組で、前後に向かい合いながら後ろにボールをほおり投げて、
もう1人がそれを走ってキャッチ。
☆ストレッチ
・セービングの際に腕や足をおもいっきり伸ばすので、ケガ予防のため
ストレッチはしっかりと行う。
☆キャッチングの基本
・ゴレイロの基本姿勢
・正しいキャッチのフォーム(浮き球・正面・下)
☆スロー練習
・正しいスローのフォーム(野球やドッヂボールとは違う。)
・下手投げ
・横手投げ
・グラウンダーの速い球
・近くの味方へのスロー(ボウリングのように綺麗に転がす)
☆セービング練習(横っ飛び)
・正しい倒れ方のフォーム
・長座からのセービング
・膝立ちからのセービング
・立った状態からのセービング
・フォームの確認が出来たら軽く左右にボールを散らして、
実際に横に倒れてのセービングを練習する。左右交互に左5本、右5本。
☆キャッチング練習
・ゴール中央に立ちコーチが正面から胸に蹴るボールをキャッチ
(足は常にステップを踏みながら)×10本
・ゴール中央に立ちコーチが正面から蹴るグラウンダーのボールをキャッチ
(足は常にステップを踏みながら)×10本
・ハイボールの処理(空中でキャッチ)
ジャンプは片足で、着地は両足を肩幅に開いた状態で両足同時に着地。
片足で着地すると着地した方にしか動けないが、両足同時に着地すれば
左右どちらにも素早く動ける。×10本
☆キャッチング練習~応用~
・ゴール中央に後ろを向いて立つ。コーチの「ハイ」という声で一瞬で
反転し、コーチが胸の高さに蹴るボールをキャッチ。×10本
・左右のゴールポスト間をサイドステップで移動し、各ポストに着いた時に
コーチがチェストパスを投げて、それをキャッチ。
キャッチしたらチェストパスで返して、即逆サイドのポストへサイドステップ。×10本
・上記をグラウンダーのボールで×10本
☆折り返しのパスを防ぐ練習
・コーナーアークを向いた状態でゴールポスト横に立つ。
・まずコーチがゴレイロの胸の高さにボールを蹴るので、それをキャッチ。
キャッチしたら手でグラウンダーでコーチに返して即構える。
コーチは返って来たグラウンダーのボールをノートラップでペナルティエリア
中央付近にグラウンダーで蹴る。
それをゴレイロは飛びついてセービングする。左サイド5本、右サイド5本。
☆1対1の練習
・1対1のシチュエーションでの正しい姿勢。フォーム確認。
・左右のペナルティエリア斜め45度ぐらいの位置にボールをセットする。
そのボールめがけてゴレイロは基本姿勢のまま飛び出す。
コーチはわざとゴレイロの足に当てるようにボールを蹴る。
ゴレイロはそれを足に当てるような感じで前にはじき返す。
左サイド5本、右サイド5本。
☆1対1の練習~応用(1)~
・上記のプレーでコーチは実際にシュートを狙う。
ニアかファーサイドにグラウンダーのシュートを打つ。
ニア・ファー共にゴレイロの手の下を狙う。
☆1対1の練習~応用(2)~
・上記と同様に今度はゴレイロが飛び出して来たらループシュートを打つ。
ループシュートのみで得点を狙う。
☆1対1の練習~応用(3)~
・上記と同様にゴレイロが飛び出して来たら、ニアかファーにグラウンダー
のシュートを打つか、ゴレイロの頭上を狙ってループシュートで得点を
狙う。ゴレイロは様々なキック・コースに素早く対応する。
☆シュート練習
・コーチが左右のサイドラインから強シュートを打つ。
・ゴレイロはニアにポジションを取る。
ファーポストへ来たら横っ飛びでセーブする。
ニアに来たら確実にキャッチもしくは横か上にはじき返す。
左サイド5本、右サイド5本。
☆2対1の数的不利の状況でのディフェンスへの指示出し
・基本は折り返しのパスを出させないように、ディフェンスには中を切らせる
ポジショニングを指示する。
・縦にドリブルされたらゴレイロはニアにポジションを取る。
そうすればニアに来たら正面だし、ファーに来たら飛べば良いだけなので
迷わずにセービング出来る。
・ディフェンスの中切りが中途半端で、逆サイドのフリーな選手にパスを
出されたらゴレイロが飛び出す。
そうする事によって一瞬ゴレイロがフィールドプレーヤーとなり、
人数的には2対1から2対2になる。
・ただし、パスを出された位置がペナルティエリアからはるか遠い位置ならば、
そのパスを出されたディフェンスに頑張ってもらい、飛び出す事は控える。
・ゴレイロは自分が飛び出すのか、それともディフェンスに頑張ってもらうのか
迷わずに指示を出すようにする。
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以上