07,12/1(土)組織ディフェンス講習会【テーマ:ポジショニング・ボールの奪いどころ】レポート
07,12/1(土)組織ディフェンス講習会
【テーマ:ポジショニング・ボールの奪いどころ】の
トレーニング内容になります。
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☆アップ
・2人でボールを1個持ち、1mぐらいの短い距離でパス交換しながらの
ランニング。
・2人でボールを1個持ち、1mぐらいの短い距離で手でバウンドボール
のパス交換をしながらのランニング。
・2チームに分かれてのマーカー奪いゲーム。フットサルコートを横に使い、
両サイドラインに置いたマーカーをどちらのチームが多く奪えるか。
☆組織ディフェンス・セミナー
・ディフェンスを行う際の各ポジション毎の位置と動きについての説明。
・前にいる選手の動き方についての説明。
・ボールの奪いどころの説明。
・各ポジション毎の役割についての説明。
☆ディフェンスの基本姿勢
・試合中むやみにボールを奪いに行っても簡単にかわされてしまいます。
ディフェンスは基本的に一人でするものでなくて、自分の後ろの選手たち
が奪いやすくするようにします。そのため基本姿勢は【半身】となります。
ボールを保持している選手を基準に、右側のパスコースを消す場合は
ボールを保持している選手の右側に立ち、【半身の姿勢】をとります。
(右足で右側のパスコースを消すようにし、左足は逆への動きや後ろへの
動きに対応するため、体を開くように後ろに置きます。その際、両足は
肩幅よりも1.5倍程度に開き、腰は地面に手がつくぐらい落とします。
そして、足は踵を挙げて細かいステップ(すり足のように)を常に
踏んで素早く動けるようにしておきます。)
左側のパスコースを消したい場合は上記の逆となります。
・相手FIXOをマークする際(自身はPIVOです)中途半端な位置に立ってしまうと
相手PIVO、両サイドどちらにもパスを出されてしまいます。
自身がPIVOで相手FIXOをマークする場合、基本は正面に正対するように立ちます。
・ボールを奪いに行くぞ!という時に【半身の姿勢】を取り、パスコースを
限定させ自チームがボールを奪うのに有利な状況を作り出します。
オフェンス側のボール保持者にとって、真ん中を開けてしまうと
相手PIVOに簡単にパスを出せてしまいますし、逆に味方がボールを奪う
意思が無いのに勝手に半身にさせてしまっては容易くサイドで起点を
作られてしまいます。
だからボールを奪いに行かない時の基本は相手FIXOと正対する事です。
※パスコースやドリブルコースを限定するように半身で対応する事を
フットボールの専門用語で【ワンサイドカット】と言います。
☆ディフェンスの連動(相手が3-1の場合)
・引いて守った場合も前プレの場合もボールの奪いどころは同じです。
基本は中を絞って、サイドライン際で奪います。
・マンツーマンでマークにつく。
・相手FIXOがボールを保持している場合、自チームのPIVOが寄せます。
寄せる距離はだいたい2mあるかないかの距離です。
寄せ過ぎると簡単にかわされてしまうので、ドリブルされず、
楽にパスも出させない距離を体で覚えます。
相手がパスを出す瞬間に足を伸ばしてボールを奪える、
相手がドリブルした瞬間に体を寄せてプレスをかけられる距離です。
・両サイドのALAはPIVOにパスを入れさせないように中を絞ります。
FIXOはPIVOへのパスをカット出来るならば前に出る。
☆ボールの奪いどころ・実践【右サイドでボールを奪う場合】
・右ALAがPIVOに対して「左を切れ」と指示を出す。
PIVOはマークしているFIXOのパスコースを右サイドだけに限定する。
相手FIXOが右サイドの選手にパスを出したら、自チームの右ALAは
【中切り】の状態で素早く寄せる。
寄せる距離は2m程度。近寄り過ぎると一発で縦に抜かれてしまうので、
寄せる間合いに注意する。
右サイドにパスが出ると同時に自チームのPIVOは相手PIVOにパスを
入れさせないように中に下りて来る。
自チームのPIVOとALAの2人で、ボール保持者の相手ALAに
【縦しか選択肢が無い状態】に追い込む。
・相手ALAがライン際を縦にドリブルして来たら自チームの右ALAは
体を寄せる。楽にドリブルさせないように。
自チームのFIXOはドリブルをカットするようにボールを奪いに行く。
自チームのPIVOは相手PIVOにパスを出させないように中を絞りながら
寄せて行く。
【左サイドでボールを奪う場合】は上記の逆になります。
☆ハーフコートゲーム
・実際にライン際でボールを奪う事を目的としたゲーム形式のトレーニング。
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以上が組織ディフェンス講習会のトレーニング内容になります。
チーム練習や守り方の参考にしていただけたら幸いです。