JYフットサルスクール日記(6/5) 第3回
08,6/5のJYフットサルスクールのトレーニング内容を
公開します。
当日は参加人数が少なかった事もあり、
個人の基礎技術向上と個人戦術を中心にトレーニング
しました。
☆アップ
体をほぐすためにコートをドリブル(左右3周ずつ)しました。
アップでは上記ドリブルの他に動きながらの関節運動も行います。
☆足裏技術向上練習
JYのメンバーは今年からフットサルを始めた選手ばかりなので、
まだフットサル特有の足裏の使い方に慣れていません。
そのため足裏だけを使った技術練習は必須です。
・足裏(指~指の付け根)でボールを押さえて、前後に 大きくボールを動かす。右×10、左×10。
・慣れて来たら軸足のステップをつけて。
同じように左右行う。
・足裏(指~指の付け根)でボールを押さえて、
横に大きくボールを動かす。
がに股になるような姿勢で右足でボールを押さえて、 右足指~指付け根でボールを
左に転がす(真横)。
左に転がしたボールを左足裏で止める。
左足裏で止めたらそのまま右側に転がす。
この繰り返し。
慣れてきたらステップをつける。
☆パス練習
・2人1組でボール1個
・2mの距離で向かい合って「足裏」のみでパス交換。
足裏でトラップしたらその足裏でそのまま相手に返す。
・一人は右足を使って相手の左足へ、
もう一人は左足を使って相手の右足へ。
・慣れて来たらステップを入れて行う。
・応用として、一人(A)は右足を使って相手の右足へ、
もう一人(B)は右足を使って相手の左足へ、
Aは左足でボールを受けたら次はBの右足へパス。
・応用解説:Aはクロスして出す、Bは真っ直ぐ返す
というようにパス交換。
☆パス練習(2)
・2人1組で5m程度の距離で向かい合ってパス交換。
トラップを足裏で行う。
ただし、ボールはその場に止めないで、
トラップしたら少し前方に転がす。
前に転がす事で一歩踏み込んで蹴る事が出来るし、
次の動作に移りやすい。
トラップでボールをその場に止めると、ボールを
蹴りにくくなってしまうので、足裏でトラップする際は
軽く前に転がすようにする。
☆ドリブル練習
・マーカーを使ってのドリブル練習。
マーカーの間隔は二足長。
(1)得意な部位でのドリブル。
(2)足裏とインサイドを使ってのドリブル。
足裏でボールを横に転がすようにマーカーをかわし、
ボールを足裏で横に転がしたらインサイドで
縦に抜くようにドリブルをする。これの繰り返し。
☆トラップでDFをかわしてのシュート練習
<右サイドの場合>
・FIXOから右足にパスをもらい、パスをインサイドでトラップする。
ボールがインサイドに当たる瞬間に足首の角度を変え、
サイドライン沿いにインサイドパスを出すようにボールを軽く押し出すように
トラップして、つめて来たDFをかわす。
右サイドのラインにそって縦にインサイドトラップしたら、
シュートを打てるように前を向く。
そしてファーポストめがけてシュートを打つ。
・左サイドはその逆。
左足のインサイドで、ライン沿いにボールを押し出すようにトラップして
DFをかわしたらファーポストへシュート。
☆2対1
フットサルの試合ではカウンターで3対2もしくは
2対1のオフェンス数的優位の状況からが、
最も得点が生まれます。
このオフェンスがディフェンスよりも1人多い状況で、
どのようにすれば楽な状態でシュートを打てるのかを意識して行ってもらいました。
DFとGKが一番嫌がるプレーはシュートです。
最初から味方を見て横パスを出そうとしていてはDFは予測が立てられるので
楽にボールを奪う事が出来ます。
またドリブルで抜こうとする事も同様です。
オフェンスはDFよりも1人多いという事を利用して、DFとGKに的を絞らせず、
なおかつ【シュート】【ドリブル】【パス】という3つの選択肢を組み合わせて
DFを翻弄し、楽にシュートを打てる状況を作り出すのが目的です。
理想はパス&ゴーの繰り返しで無人のゴールにボールを押し込むだけというプレーです。
キックフェイントでDFを引き付けて、切り替えしからシュート。
ドリブルでDFを引き付けて、味方をよりフリーな状況にしてからラストパス。
味方を利用してのワンツーパス等。
☆PK練習
ペナルティキックは試合の勝敗を決める重要なプレーの
一つでもあります。
練習をする事によってキッカーとGKはお互いかけひき
する事を覚えたり、キックの精度・反応速度を上げる事
が出来るので定期的にトレーニングして行きたいと思っています。
(1)右足インサイド
(2)左足インサイド
(3)右足インステップ
(4)左足インステップ
(5)右足トゥーキック
(6)左足トゥーキック
(7)得意なキック