ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

08,2/23(土)ディフェンス講習会【テーマ:マンツーマンディフェンス・ステップ】:レポート

08,2/23(土)に開催したディフェンス講習会

【テーマ:マンツーマンディフェンス・ステップ】のトレーニング内容を

公開致します。

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☆アップ

・フルコートランダムパス

 全員でフルコートを自由に動き回りながらインサイドキックで

 パス交換。

☆ストレッチ

☆パワーポジション

・スクワットをする時と同じように胸を張りながら腰を落とし、

 足の下に紙が一枚入るぐらいのとても小さい隙間ほど踵を上げ、

 爪先を外に開かずに正面に向けた状態での姿勢を取る。

 これがパワーポジション。

 親指付け根の母指球に体重をかける。

・腰が落ち、背筋がまっすぐで上体は前傾姿勢でだらだと力を抜いて

 リラックスさせる。

 パワーポジションを取ることで360度どの方向でも素早く

 動き出すことができます。

☆片足パワーポジション

・上記の片足バージョンです。

・左右に片足で1歩軽く跳ぶ。跳んだ足で着地し、母指球に体重をかけて

 ぐらぐらしないようにバランスを取る。

・前後に片足で1歩軽く跳ぶ。跳んだ足で着地し、母指球に体重をかけて

 ぐらぐらしないようにバランスを取る。

・パートナーに軽く押してもらい、片足でバランスを取る。

 左右両足行う。

☆ディフェンスの姿勢を知る

・2人1組に分かれてオフェンスとディフェンスを決める。

・サイドラインを設定し、今いるポジションが右サイドなのか左サイド

 なのかを固定しておく。

・ディフェンスは爪先をオフェンスに向ける。

 基本となるワンサイドカットをマスターする。

 完全に中側のドリブルコースに立ち、中へドリブルさせないようにする。

 ライン際を縦に進ませるイメージ。

・オフェンス役がドリブルしながら、ディフェンスは常に2mぐらい離れた

 ポジションをキープしながら細かいステップを踏みながら下がって行く。

☆1対1のディフェンス姿勢

・上記と同様にオフェンス、ディフェンスに分かれる。

・ディフェンスは若干中側のコースを甘くするポジションを取る。

・オフェンスはディフェンスの背中側へドリブルをする。

 ディフェンスは、自分の背中側へドリブルされた瞬間に向く方向を

 変えなくてはいけない。

 一瞬で向くサイドを変える!

 体の向きを変える際は細かいステップを踏みながら行う。

 クロスステップを細かく行う。

☆1対1のディフェンス姿勢(応用)

・上記と同様のプレーを行う。

・オフェンスはドリブルスピードを上げる。

・ディフェンスは上記プレー時よりも体の向きを変えるスピードと

 後ろに下がるスピードを上げる。

※爪先の向きに気をつける。

サイドを変える瞬間に立ち足を軸にターンする。

☆2対2のマンツーマンディフェンス練習(1)

・オフェンス2人とディフェンス2人に分かれる。

・オフェンスの2人は平行に横並びになる。

・ボールを使わずに、軽くジョギングするようにただ直進するだけ。

・ディフェンス2人はマークする相手を決めて、平行に横並びになる。

 マークする選手の正面に立つ。

・人の数だけを考えれば2対2になるが、実際は目の前の選手を

 マンマークするので、1対1が2箇所で行われているイメージでプレー。

・ディフェンスは常に腰を落とし、素早く細かくステップを踏める姿勢をキープ。

☆2対2のマンツーマンディフェンス練習(2)

・上記と同様にプレーするが、(2)はコーチの笛がなったら

 オフェンス役の2人が立ち位置を入れ替える=ポジションチェンジ。

・ディフェンス役はマンマークなので、目の前のマークする選手が

 ポジションチェンジをしてもそのままついて行く。

・ディフェンスは正しい姿勢をキープ。

☆2対2のマーク受け渡し

・オフェンスは上記(2)と同様にプレーをする。

・ディフェンス役はマークの受け渡しを覚える。

・コーチの笛が合図でオフェンスはポジションチェンジをするが、

 ディフェンスは目の前のマークする選手にはついて行かずに、

 逆サイドの味方に「マークが流れた」「チェンジ」「かわれ」などの

 声を掛け合い、マークの受け渡しをする。

☆3対3のマンツーマンディフェンス練習(1)

・オフェンス3人とディフェンス3人に分かれる。

・オフェンスの3人は平行に横並びになる。

・ボールを使わずに、軽くジョギングするようにただ直進するだけ。

・ディフェンス3人はマークする相手を決めて、平行に横並びになる。

 マークする選手の正面に立つ。

・人の数だけを考えれば3対3になるが、実際は目の前の選手を

 マンマークするので、1対1が3箇所で行われているイメージでプレー。

・ディフェンスは常に腰を落とし、素早く細かくステップを踏める姿勢をキープ。

☆3対3のマンツーマンディフェンス練習(2)

・上記と同様にプレーするが、(2)はコーチの笛がなったら

 オフェンス役の3人が立ち位置を入れ替える=ポジションチェンジ。

・オフェンス3人は横の関係ならば自由に何処へ移動しても良い。

・ディフェンス役はマンマークなので、目の前のマークする選手が

 ポジションチェンジをしてもそのままついて行く。

・ディフェンスは正しい姿勢をキープ。

☆3対3のマーク受け渡し

・オフェンスは上記(2)と同様にプレーをする。

・ディフェンス役はマークの受け渡しを覚える。

・コーチの笛が合図でオフェンスはポジションチェンジをするが、

 ディフェンスは目の前のマークする選手にはついて行かずに、

 逆サイドの味方に「マークが流れた」「チェンジ」「かわれ」などの

 声を掛け合い、マークの受け渡しをする。

・オフェンス3人は横の関係ならば自由に何処へ移動しても良い。

☆4対4のマンツーマンディフェンス練習(1)

・オフェンス4人とディフェンス4人に分かれる。

・オフェンスの4人は平行に横並びになる。

・ボールを使わずに、軽くジョギングするようにただ直進するだけ。

・ディフェンス4人はマークする相手を決めて、平行に横並びになる。

 マークする選手の正面に立つ。

・人の数だけを考えれば4対4になるが、実際は目の前の選手を

 マンマークするので、1対1が3箇所で行われているイメージでプレー。

・ディフェンスは常に腰を落とし、素早く細かくステップを踏める姿勢をキープ。

☆4対4のマンツーマンディフェンス練習(2)

・上記と同様にプレーするが、(2)はコーチの笛がなったら

 オフェンス役の4人が立ち位置を入れ替える=ポジションチェンジ。

・オフェンス4人は横の関係ならば自由に何処へ移動しても良い。

・ディフェンス役はマンマークなので、目の前のマークする選手が

 ポジションチェンジをしてもそのままついて行く。

・ディフェンスは正しい姿勢をキープ。

☆4対4のマーク受け渡し

・オフェンスは上記(2)と同様にプレーをする。

・ディフェンス役はマークの受け渡しを覚える。

・コーチの笛が合図でオフェンスはポジションチェンジをするが、

 ディフェンスは目の前のマークする選手にはついて行かずに、

 逆サイドの味方に「マークが流れた」「チェンジ」「かわれ」などの

 声を掛け合い、マークの受け渡しをする。

・オフェンス4人は横の関係ならば自由に何処へ移動しても良い。

☆ゲーム

・通常のゲームですが、ディフェンスはマンツーマンディフェンスという

 制限の下でプレーしてもらいました。

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以上が08,2/23(土)に開催したディフェンス講習会

【テーマ:マンツーマンディフェンス・ステップ】のトレーニング内容になります。

チーム練習・個人練習の参考にしていただけたら幸いです。