07,12/23 ヨココムフットサルクリニック・レポート
07,12/23に開催したヨココムフットサルクリニックの
トレーニング内容を公開致します。
当日は【動きながらのボールコントロール】がテーマです。
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☆アップ
・コート内を自由にドリブル。
アップなので体をほぐす程度にゆっくり、好きな部位でドリブルする。
☆ストレッチ
1種目10秒~15秒ぐらい。
☆インサイドキックの正しい蹴り方解説
・インサイドキックの正しい蹴り方を見本を交えて解説。
ボールを蹴る瞬間だけ足首に力を入れ、それ以外では常にだらっと力を抜 いてプレーする。
股関節を開いて踝部分でボールの中心を蹴り、蹴った後はあまり足を
上げ過ぎないでパスの進行方向に踝を向ける。
踝部分が左を向いていたらボールは左に流れ、踝部分が開きすぎて右を
向いていたらボールは右に流れる。
真っ直ぐパスを出したいならば、踝は真っ直ぐ正面に向ける。
足を振り上げ過ぎるとボールの中心が蹴れないので、足は振り上げない。
蹴るというよりは力強く押し出すイメージでプレーする。
☆動きながらのパス&トラップ(1)
・2人1組でボールを1個保持。
2人は常に2mぐらいの短い距離を保つ。
・ボールを持っていない側(A)が後ろにジョグで下がり、
そこにもう一人(B)がパスを出す。
Aは後ろに下がりながらインサイドキックでボールを軽く返す。
インサイドキックでボールを軽く返したら再度後ろ向きでジョグ。
BはAが返したボールを再度Aに軽くパス(ノートラップ)。
これをサイドラインからサイドラインまで繰り返す。
☆動きながらのパス&トラップ(2)
・2人1組でボールを1個保持。
2人は常に5mぐらいの距離を保つ。
・ボールを持っていない側(A)が後ろにジョグで下がり、
そこにもう一人(B)がパスを出す。
Aは後ろに下がりながら足裏でボールをその場に置くようにトラップする。
その場にボールを置いたら再度後ろ向きでジョグ。
BはAが置いたボールに対して走り寄り、再度Aに軽くパスを出す(ノートラップ)。
これをサイドラインからサイドラインまで繰り返す。
☆左右に動きながらのキック練習
・2人1組になり、2m程度の距離で向かい合う。
片方は座ってボールを手で持つ。
もう片方がプレーヤーになる。
・座ってボールを持っている人がボールを左右に軽く転がす。
プレーヤーが左右にサイドステップしながらノートラップでの
インサイドキックでボールを返す。
・正しいフォームを身に付けるためなので力は入れず、1球1球丁寧に
フォームを確認しながらボールを蹴る。
蹴ろうとすると足首が曲がってしまい、きれいなパスが出せないので
踝部分に当てるイメージでプレーする。
サイドステップやフォロースルー時はだらっと力を抜いてプレーし、
ボールに足を当てる瞬間だけ足首に力を「ぐっ」と入れる。
☆動きながらのインサイドキック練習(1)~ショートパス~
・参加者の半数がボールを持ち、5m間隔でジグザグになるような位置
をとる。その場所で座ってボールを持つ。
・インサイドキックを行うメインプレーヤーたちは、座ってボールを保持
している人たちに向かって走って行く(ジョグ程度の速さで)。
・最初は左側の人に向かって行って、ボール保持者が手でボールを
転がすので、そのボールを左足でインサイドキックしてボール保持者へ返す。
続いて、ジグザグに走るように右側の人へ向かって行き、同じように
転がされたボールをインサイドキックでボール保持者へ返す。
・パスはノートラップで出す。
これの繰り返し。
☆動きながらのインサイドキック練習(2)~ミドルパス~
・上記と同じトレーニングで距離を伸ばす。
パスを返す距離が伸びるので、より強く返さなくてはいけない。
強くパスを出す場合でもフォームが崩れないように意識する。
・パスはノートラップで出す。
☆動きながらのコミュニケーションパス(1)
・2人1組でボール1を個持ち、1タッチ(ノートラップ)でのジグザグ
パス交換。
この時、左サイドの選手は左足でノートラップパス。右サイドの選手は
右足でノートラップパスをする。
ジョグ程度での走りながらのプレーになるが、パスの受け手は
出し手に対してどの辺りにパスが欲しいのか言葉やジェスチャーで指示を出す。
☆動きながらのコミュニケーションパス(2)
・マーカーコーンを1m間隔で置き、20mぐらいの距離を2人1組で
1タッチ(ノートラップ)でのジグザグパス交換。
この時、左サイドの選手は左足でノートラップパス。右サイドの選手は
右足でノートラップパスをする。
・マーカーの間隔が1mなので、どのようにしたらノートラップで
マーカーにボールを当てる事無くノーミスでパス交換が出来るかを考える。
・お互いの距離を非常に短くする。
距離が離れれば離れるほどパスを通すのが難しくなる。
短いパスと長いパスどちらが簡単かを考える。
・強く蹴ってしまうとボールのスピードが速くなり過ぎて受け手が
あわせられないので、相手の位置と相手が蹴りやすい場所を意識して、
軽くインサイドでボールをプッシュするようにパスを出す。
・力加減が大事。力加減を自分でコントロール出来るようにする。
踝に当たらないと相手が取りにくいパスになってしまうので、
正しいフォームで軽く相手にパスを出す。
・左右両サイド行う。
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以上がトレーニング内容になります。
チーム練習、個人練習等の参考にしていただけた幸いです。