ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

MIRACLON 第2回チーム練習

新しい試みとして始めたフットサルスクールとしてのチーム活動、

MIRACLON FCの第2回チーム練習の練習内容を公開致します。(08,9/13)

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☆アップ

・コートを左右2周ずつ軽く蘭人部します。

・コーナリングの際の体重移動、足首にかかる負担を考えて左右同数だけ走る。

 

☆コーディネーショントレーニング

・力を抜いて、だらっとしたまま腕の振りと歩幅を小さく行うスキップを前後、左右。

・右手で左足爪先をタッチしたら即、左手で右足爪先をタッチするスキップ

・右手で左足かかとを背中越しにタッチし、即左手で右足かかとを背中越しにタッチするスキップ

・高スキップ→屈伸運動を使って、距離を伸ばさずに高く跳ぶことだけを考えてスキップする。

 全身のバネという身体能力向上のため。

・股関節を開きながら前後スキップ

 右足と左足を交互に股関節を内から外に開きながらスキップを行う。

・股関節を閉じながら前後スキップ

 右足と左足を交互に股関節を外から打ちに閉じながらスキップを行う。

・抱え込みジャンプ

 両足をくっつけた状態で腿を高く上げるジャンプで、ジャンプした際に膝を両手で抱え込む。

・バウンディング

 片足で勢いをつけておもいっきり前に跳ぶ。

 踵を含めて足裏全てで着地し、着地すると同時に逆足でジャンプ。

 両手も大きく振って跳ぶ。

 

☆パス&トラップ練習

・2人1組になり、コートの横の幅を使ってパス&トラップを行う。

 ボール保持者はサイドラインに立ち、もう一人はコート中央にボール保持者を向いた状態で立つ。

 このポジションから始める。

・ボール保持者はゆっくり好きなドリブルでコート中央まで進む。

 ボール保持者がドリブルを始めると同時にもう一人はバックステップで

 反対側のサイドラインまで下がって行く。

 バックステップする人がサイドラインに到達するまでに、ドリブルしている人はパスを出す。

 パスの受け手はバックステップしながら足裏でトラップする事を前提にプレーする。(動きながらのトラップ練習になる。)

 トラップする際に足裏でその場に止めてしまうと、次のプレーが遅くなってしまうので、

 足裏で前に転がすトラップを心がける。

 足裏で前に転がすトラップをしたらそのままコート中央までドリブルする。

 先ほどパスを出した人はパスの受け手がドリブルすると同時に

 バックステップで後ろのサイドラインまで下がって行く。

 ボール保持者はコート中央までドリブルしてパスを出す。

 パスの受け手は足裏で前に転がすトラップをして、ドリブルを始める。

 これの繰り返し。

 

☆ヘドンド(4人での旋回)練習

・4人1組でヘドンドの練習

 FIXO,PIVO,左右ALAに分かれる。

 FIXOがボールを保持した状態からスタート。

 FIXOが左ALAにパスを出す。

 FIXOが左ALAにパスを出すと同時に右ALAは右サイドの裏を狙うように

 サイドライン際を裏に走る。

 裏を取る動きをするとDFが裏に引っ張られるので、真ん中にスペースが出来る。

 その空いたスペースに右ALAは下りて来る。

 FIXOは右ALAが裏に走って空いた右ALAのスペースに動く。

 パスをもらった左ALAは真ん中の空いたスペースに下りて来た元右ALAにくさびのパスを出す。

 くさびのパスをもらった元右ALAは簡単にFIXOにリターンパスを出す。

 リターンパスをFIXOがもらっている間に元PIVOは左サイドライン際を下がって来て、

 左ALAのポジションを取る。

 リターンパスをもらったFIXOは左ALAにパスを出す。

 これの繰り返し。

 

 

☆ヘドンド(4人での旋回)からシュート練習

・ケブラから裏へのスルーパス

 FIXO,PIVO,左右ALAに分かれる。

 FIXOがボールを保持した状態からスタート。

 FIXOが左ALAにパスを出す。

 FIXOが左ALAにパスを出すと同時に右ALAは右サイドの裏を狙うようにサイドライン際を裏に走る。

 裏を取る動きをするとDFが裏に引っ張られるので、真ん中にスペースが出来る。

 その空いたスペースに右ALAは下りて来る。

 FIXOは右ALAが裏に走って空いた右ALAのスペースに動く。

 パスをもらった左ALAは真ん中の空いたスペースに下りて来た元右ALAにくさびのパスを出す。

 くさびのパスをもらった元右ALAは簡単にFIXOにリターンパスを出す。

 リターンパスをFIXOがもらっている間に元PIVOは左サイドライン際を下がって来て、

 左ALAのポジションを取る。

 元FIXOが右サイドの裏を取り、そこへリターンパスを受けた現FIXOがスルーパスを出す。

 スルーパスを受けた元FIXOはファーポストへシュート。

 逆ALAがファーポストに詰めてプッシュシュート。

 

☆インサイドトラップ練習

・FIXOと右ALAに分かれる。

 単純に右ALAが右サイドのライン際を縦に走り、FIXOがスルーパスを出す。

 ALAは右足インサイドで前に押し出すようにインサイドでトラップする。

・逆サイドも同様に行う。

 

※ポイントは斜め後ろから来るパスに対して、ライン際にインサイドパスを出すように

 踝でボールを縦に押し出す。

 軽く踝で押し出す事によって蹴りやすい位置にコントロール出来る。

 

☆ゲーム

・まず普通にゲームを行ってもらいます。そのゲームをコーチが見て、

 オフェンス、ディフェンス共に修正点を上げ、実際ゲーム中にどのように

 するのが最適なのか、どのように修正するのかを実践し、アドバイスします。

 その後、再度ゲームを行います。

 (ポジショニングや連動のタイミング等)

 

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以上がフットサル学校第2回目のトレーニングメニューになります。

チーム練習の参考にしていただけたら幸いです。