ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

MIRACLONチーム練習(09,6/6)レポート

●アップ

・コートを左右2周ずつランニング

 体をほぐす事が目的なのでゆっくりと走る。

 左右の体重移動や負荷を左右均等にするため、左右両回り行う。

 

●軽くブラジル体操(動的ストレッチ)

 

・両腕開閉

・両腕前後

・腰ひねり

・踵でお尻蹴り

・腿上げ左右

・膝ひねり

・膝ひねり内

・足前上げ

・足後上げ

・足横上げ

・ボール拾い

・背中沿っての踵タッチ

 

●スキップ

・子供スキップ(小さくダラダラとしたスキップ)

・ノーマルスキップを20mの距離を1往復。前後行う。

(腕と足を大きく振りながら綺麗なフォームでのスキップ)

・小さく細かく速くステップを踏むスキップを前後左右1往復ずつ。距離は20m。

・爪先タッチスキップ

・かかとタッチスキップ(背中越しに逆手でかかとをタッチ。右手で左足かかと)

・股関節を開くスキップ、前後。(20mを前後1本ずつ)

・股関節を閉じるスキップ、前後。(20mを前後1本ずつ)

 

●足首とアキレス腱のストレッチ+各自足りない箇所のストレッチ

 

●GKトレーニングメニュー

 

<1対1の飛び出しフォーム確認>

・ペナルティエリアのラインに沿って、ボールを等間隔に5個置く。

・ゴールの中からスタート。

・ニアから飛び出して行き、中腰のまま両手を開いて素早くダッシュ。

 足を細かく速く動かしてボールに寄って行く。

 ボールまで来たら地面スレスレに開いている両手でボールを弾く動作をする。

 ボールを弾く動作の勢いを利用して起き上がり、後ろのバック走。

 バック走でゴールの中まで戻って来たら2つ目のボールへ同じプレーをする。

・2セット目は横向きで踵と膝をつけるシュートブロックのフォームで行う。

 左2つのボールには左向き、正面のボールには正面の向き、右2つのボールには右向きのシュートブロックでプレーする。

 

●ダイヤのパス回し

(左右への素早い展開(足裏ボールコントロールからのパス))

 

・マーカーを5m間隔で菱形にセットする。

・各マーカーの一歩後ろに1人ずつ立つ。

・マーカーがDFだと想定して、マーカーにボールを当てないように意識する。

・体の向きは対面の人を向く。

 例えば、右側にボール保持者がいて、その選手からパスをもらうからといって

 その選手を向いてしまうと、反対側にパスを出すのにいちいち向きを変えて、

 なおかつボールも足裏で転がして動かすため時間がかかってしまう。

 時間短縮及び、スムーズに逆サイドにパスを展開出来るように、

 体の向きは対面の人を向いて、自分以外の3人(右、左、正面)全員が

 見れるようにする。

 

<時計回りのパス回しの場合>

・右から来たパスは右足でトラップし、足裏でボールを軽く左に転がして、

 軸足となる右足を一歩踏み込んで左足でパスを出す。

 

<逆時計回りのパス回しの場合>

・左から来たパスは左足でトラップし、足裏でボールを軽く右に転がして、

 軸足となる左足を一歩踏み込んで左足でパスを出す。

 

●3人でエイトのパス回し(前に進まないで)

 

・FIXOがボールを保持した状態からスタート。

・攻めるゴールを設定する。(体と首を向ける方向を設定)

・全選手、常にパスは後ろ足に出す。

・FIXOがALAにパスを出して、パラレラの動きのようにライン際へ走る。

 ALAがパラレラを出すふりをしてから、コート内へ横にドリブル。

 ドリブルを止めずにコート中央へ来たら逆ALAへパス。

 同様にパラレラの動きのようにライン際へ走る。

・これの繰り返し。

・余裕が出て来たらコート中央で一回止まり、左右を見てからパスを出しても良い。

 試合を意識して選択肢を増やすイメージでプレーする。

 

●4人で旋回のパス回し 

 

・4人1組になり、旋回しながらのパス交換。

・左ALAのボール保持からスタート。

 左ALAがコート中央にドリブルするのが合図で、全員が左回りに旋回する。

 コート中央へドリブルした選手は右ALAにパスを出す。

 (進行方向なのでドリブルから止まらずにそのまま右ALAへパス。)

 パスを受けた右ALAは再度FIXOにパス。

 リターンパスを受けたFIXOは左ALAにパス。

 FIXOはパスを出したら右サイドへ走る。

 右ALA、PIVOはFIXOがパスを出すと同時に左回りに旋回して

 ポジションチェンジする。

 パスを受けた左ALAはコート中央へドリブル。そして右ALAへパス。

 この繰り返し。

・動きながらのパス交換なので、止まった状態でプレーしていた時よりも

 非常に難しいプレーになる。

・速くプレーする必要は無いので、トラップとパスをミスしないように

 精度にこだわってプレーする。

 

●4-0のパス回し(サイを使って、横パスを出したら同サイドの前後入れ替わり) 

・BOXの形から始まり、逆台形をイメージする。

・4人の距離を縮める事を意識する。

・パスは常に後ろ足に出す。

・パスを出した選手は単純に同サイドの前方の選手と前後を入れ替わる。

 パスを出したらそのまま真っ直ぐ、前方へ走る。

 前にいた選手はあらかじめフォローする事を意識して、同サイドの後ろの選手が

 パスを出したと同時ぐらいに後ろに下りる。

・攻撃パターン練習ではなく、あくまでパス回しをするための動きながらのボールコントロールを身に付ける練習なので、

 横パスを出して前後入れ替わる動きの繰り返し。

 

●キックイン(1番、2番)の確認 

※トップシークレットです・・・。

 

●コーナーキックからの単純なシュート練習

・コーナーアークにボールをセットし、キッカーはライン際に真っ直ぐパスを出す。

 シューターはセンターラインから走ってノートラップシュート。

 ファーポスト付き。

・左右両サイドのコーナーで交互にシュートを打つ。

 

●1対1からのシュート練習

・ゴール脇にDFが並び、オフェンスはボールを保持してセンターサークルに並ぶ。

・DFはゆっくりセンターサークルに向かって歩き、センターサークルからオフェンスはドリブルを開始する。

 オフェンスはシザースかボディシェイプのフェイントを使ってDFを左右にかわしてからシュート。

 右にかわしたら右足シュート。

 左にかわしたら左足シュート。

 

●コーナーキック(3人がペナラインに横一列)の確認 

※トップシークレットです・・・。

 

●ゲーム 

 

※1:女子チームは最初から後ろに3枚揃えてからのゴールクリアランスから始める。

※2:男女共にDFはALAがライン際をドリブルされないように縦を切る。

   PIVOは中絞りをせずに、そのままボールを追っかけて、ALAとPIVOでボールを奪う。

 

 

**********************************

 

以上が09,6/6のMIRACLONチーム練習のトレーニングメニューになります。

チーム練習や自主トレーニングの参考にしていただけたら幸いです。