ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

09.8/10(月) 月曜初級クリニック

9,8/10(月)に府中SGで行った月曜初級クリニックのレポートになります。

●下がりながらの足裏トラップ

・2人1組でボールを1個保持。

・パスの出し手aと受け手bの距離は3mぐらい。コートの横幅を使ってプレーする。

・aがパスを出したらbは足裏でトラップし、ボールをその場に置いて後ろに

 軽くバック走をする。

 aはパスを出したらbが置いたボールに向かって前進し、再度置かれているボールを

 bにパスする。

・これの繰り返し。片足で1往復したら、次は逆足で1往復。

●解説(1) フットサルとサッカーのトラップの違い

・インサイドトラップと足裏トラップの違いについての解説

 ※デモンストレーション

・上記の解説後、足裏トラップをなぜ多用するのかを考えて、

 再度下がりながらの足裏トラップをプレー。

●解説(2) DFとの間合いにについて

・DFのどの距離までくれば自分が保持しているボールに足が届くのかを瞬時に判断する必要がある。

 DFの足が届く距離を把握しておけば、ボールを真横にずらすだけで簡単にDFをかわす事が出来る。

●足裏技術向上トレーニング

・ボールを足裏でおさえて、ガニ股のような姿勢になり両足を使ってボールを左右に動かす。

 右足裏でボールを左側に真横に転がし、左足裏で止める。

 左足裏でボールを右側に真横に転がし、右足裏で止める。

 左右交互に素早く行う。

●足裏を使ってDFをかわす

・解説(2)を意識してプレーをする。

・DFがボールを保持しているオフェンスに向かってボールを取りに来るので、

 オフェンスはDFの足が届きそうになった瞬間にボールを真横にスライドさせて、

 DFをかわす。

<右足の場合>

・右足裏でボールを左側に真横に転がす。

<左足の場合>

・左足裏でボールを右側に真横に転がす。

●足裏を使ってDFをかわす~ドリブル

・解説(2)を意識してプレーをする。

・DFがボールを保持しているオフェンスに向かってボールを取りに来るので、

 オフェンスはDFの足が届きそうになった瞬間にボールを真横にスライドさせて、

 DFをかわす。

 その後、縦にドリブルしDFを抜き去る。

<右足の場合>

・右足裏でボールを左側に真横に転がしてDFをかわしたら、すかさず左足のインサイドで正面前方に押し出して縦にドリブルする。

<左足の場合>

・左足裏でボールを右側に真横に転がしてDFをかわしたら、すかさず右足のインサイドで正面前方に押し出して縦にドリブルする。

●解説(3) GKとの1対1について~得点力アップ

・ゴールに近づけば近づくほどシュートを決めやすい。

・GKが自分に向かって飛び込んでくれば、真横にボールをずらすだけで簡単にかわせる。

 ※GKのスピードを利用する。

・ゴールの上を狙うとGKはとっさに手を出せるので、狙うのはGKの両手下。

・GKの股や頭越しのループも選択肢の1つとして頭に入れておく。

●GKとの1対1

・解説(3)を意識してGKと1対1を行う。

・プレーヤーは第2PKマークの所にゴールを向いて、足を開いて立つ。

 サーバーがプレーヤーの後ろからボールを股の下を通して転がす。

 プレーヤーはボールが自分の前に出てきたらドリブルを開始する。

・GKは飛び出して来るかもしれないし、ゴールライン上に残っているかもしれない。

 自分とGKとの位置関係を把握し、GKの動きと姿勢を見て、どのようにプレーするのが一番効果的か、

 一番得点出来る確立が高いかを考えてプレーする。

●ゲーム

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以上が09,8/10に行った月曜クリニックのトレーニングメニューになります。

チーム練習や自主トレの参考にしていただけたら幸いです。