ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

09.7/25(土)MIRACLONチーム練習

●ランニング(コートを左右3周ずつ)

・体重移動や体にかかる負荷を考えて、左右同じ回数だけランニング。

 

●スキップ

・子供スキップを前後1往復ずつ

・ノーマルスキップ(手と足を大きく振って)を前後1往復ずつ

・ステップが細かくて速いスキップを前後左右1往復ずつ

・つま先タッチ(右手で左足つま先、左手で右足つま先をタッチする)スキップを1往復

・踵タッチ(右手で左足踵、左手で右足踵を背中越しにタッチする)スキップを1往復

 

※1対1でのディフェンスやドリブルでの細かいステップ、フリーランニング時の素早い動きなど

体にキレを出すには必須なトレーニング。

 

●スクエアパス(1)

・マーカーを4つ使って5m間隔の四角形を作る。

・各マーカーに1人ずつ配置する。

・ボール1個でプレー。

・プレーヤーは常にマーカーの外側でプレー。(マーカーをDFと想定)

・DF役となるマーカーにボールを近づけないために、パスは必ず味方の後ろ足に出す。

 

<時計回りの場合>

・受け手の右足にパスを出す。受け手は右足の足裏でトラップし、左側へボールを転がして左足で次のプレーヤーの右足へパスを出す。

・これの繰り返し。

 

<逆時計回りの場合>

・受け手の左足にパスを出す。受け手は左足の足裏でトラップし、右側へボールを転がして右足で次のプレーヤーの左足へパスを出す。

・これの繰り返し。

 

●スクエアパス(1)

・走りながらのインサイドトラップ、パスの練習。

 (カウンター時の2対1でスルーパスを受けるイメージを持って) 

・マーカーを4つ使い、長方形のグリッドを作る。

・プレーは常にマーカーの外。

・縦の長い距離を走る選手にあわせて、スルーパスを出す。

・走って受ける選手は前足のインサイドでトラップする。

 トラップしたら正面のマーカーにいる味方にパスを出す。

 パスをもらった選手は1歩だけドリブルして、縦の長い距離を走る選手にスルーパスを出す。

 パスの出し手がトラップして、パスを出せる状態になっている事を確認して、受け手は走り出す。

 カウンターを意識してもらいたいので、スピードを落とさないためにパスは前に出す。

 ※軽く追いつく程度

 受け手も「前に出せ」というジェスチャーをする。声でも可。

 

●パラレラの練習

・マーカーを4つ使い、7m四方のエリアを作る。

・パラレラのパスを出す人と、パスを受ける人で対角に分かれる。

 (パラレラのパス出しする人は対角に2人固定、パスを受ける人だけが回る)

・ボール保持者はパスを出して2~3歩走ったらすぐに「パラ」と大きな声で味方にパラレラのパスを要求する。

・パラレラのパスを出す選手は10本ぐらいパスを出したら交代する。

 

●パラレラからのシュート練習

・FIXOとALAの2人でシュートまで持って行く。+PIVO

・ALAの前にDFを立たせて常に中のパスコースを切らせる。

・ALAはDFにパスをカットされなようにライン際へ膝上ぐらいの

 ループパスを出す。

・PIVOはファーポストに立つ。

・FIXOはALAからパラレラのパスを受けてファーポストへシュート。

 左右両サイド行う。○キックイン「3番」

 ※トラップしてからパス出しまでを早く!

 

☆2対1

・フィールドプレーヤーにはフットサルのディフェンスのセオリーを学んでもらい、

 GKには指示出しの練習とDFとの連携を強化してもらうためにトレーニングしました。

・基本は折り返しのパスを出させないように、ディフェンスには中を切らせる

 ポジショニングを指示する。

・縦にドリブルされたらGKはニアにポジションを取る。

 そうすればニアに来たら正面だし、ファーに来たら飛べば良いだけなので

 迷わずにセービング出来る。

・DFの内切りが中途半端で、逆サイドのフリーな選手にパスを出されたらGKが飛び出す。

 そうする事によって一瞬GKがフィールドプレーヤーとなり、人数的には2対1から2対2になる。

・ただし、パスを出された位置がペナルティエリアからはるか遠い位置ならば、

 そのパスを出されたDFに頑張ってもらい、飛び出す事は控える。

・ゴレイロは自分が飛び出すのか、それともDFに頑張ってもらうのか、

 迷わずに指示を出すようにする。

 

●ゲーム

・両チーム共、常に前からボールを奪いに行く。

 

 

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以上が09,7/25(土)に行ったチーム練習のレポートになります。

チーム練習及び自主トレの参考にしていただけたら幸いです。