ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

ハムストリングスの怪我、故障の予防について

ハムストリングスとは?

大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋をスポーツ界でハムストリングスと言います。

●役割

静脈血を内臓に送り返す最重要なポンプの役目を果たしている。

●どんな筋肉?

最大の瞬発力を生む筋肉。

●怪我、故障の原因

(1)深部の「冷え」が、瞬発力の低下や怪我・故障の増加に関与している可能性大。

(2)ウォーミングアップの不足、柔軟性の不足、フォームの乱れ

冷え性の人は特に肉離れを起こしやすいので、十分なアップが必要です。

●「ハム」の疲労を回復させるには?

(1)深部(裏側)をマッサージする。

※最近ローリングマッサージというものが取り上げられています。

(2)しつこいぐらい、ストレッチ

ハムストリングスのストレッチ】

(1)ハムストリングスの上の方(骨盤側)を伸ばす場合

<右足の場合>

・座ります。

・左足を内側に折り曲げます。

・右足は真っ直ぐに伸ばし、つま先も伸ばします。(つま先を上に向けない)

・猫背にならないように右足つま先に向かって両手を伸ばす。

※左足の場合は逆

(2)膝にちかい部位を伸ばす場合

<右足の場合>

・座ります。

・左足を内側に折り曲げます。

・右足は真っ直ぐに伸ばし、つま先も上に向けます。

・猫背にならないように右足つま先に向かって両手を伸ばす。

※左足の場合は逆

(3)心的疲労も回復

(1)膝にちかい部位を伸ばす場合

<右足の場合>

・座ります。

・左足を内側に折り曲げます。

・右足の膝を軽く曲げて、足自体は伸ばします。つま先は自由。楽な姿勢をとる。

・猫背にして、首も下に曲げて、額を膝につけて、手も床にだらっと垂らす。

※左足の場合は逆

以上です。