ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

09,9/18(金) 町田JFC練習試合

09,9/18(金)に東京にある中学生年代のサッカーチームで強豪と言われる

「町田JFC」とフットサルの練習試合をして来ました。

 

会場は町田にある小学校の校庭・・・

フットサルの試合を土のグラウンドで、スパイクを履いてプレーするのは

なんとも奇妙な光景でした。

 

結果は1点も取れずに失点を繰り返すという惨敗で、

Jリーガーを何人も輩出しているクラブの個人能力の高さを見せ付けられました。

 

ただ、以下の点を全員が常に意識して臨めていれば

結果はまた違ったものになったと思います。

 

<足りなかった点>

・遅攻。相手にあわせてカウンターばかりになってしまった。

・フットサル特有のパス回し。カウンターばかりだったため。

・CKのサインプレー。相手のホームという事もあり、緊張で全く出来ず。

・バックパスを切りながらのサンド。戦術理解に個人差有り。

・前から奪いに行く時の縦切り。戦術理解に個人差有り。

・セグンドに行かない。誰かがGKと1対1になった時のフォローが皆無。人任せ。

・パスミスの多さ。シュートレンジでのパスミスからのカウンターでは防ぎようがない。追いつかない。

・パラレラを有効に使えていない。戦術理解に個人差有り。

・DFを見ていない。DFが近くにいるのにパスを要求している。視野が狭い。

・前述同様、裏を取る動きがなければフェイクも無い。

・DFをさぼり過ぎ。フットサルはFP4人だけなんだから誰もさぼれないはず。

・カバーリングが無い。誰かが1対1で抜かれたらカバーには行かなければいけない。

・足で取りに行って抜かれる。自分の力を過信して足で奪いに行くから抜かれる。

 体をぶつける事を恐がっている。体を先に当てなければボールは奪えない。

 特に町田JFCのようにドリブル力の高い選手が揃っている場合、

 足で奪いに行ったら抜かれるのは当たり前。

 体をぶつけられない選手はこの先、どうやって

 ボールを奪うかを考える必要がある。

 フランスリーグ1のレンヌでプレーする稲本選手を見てもらいたいです。

 

 

以上。