ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

09,9/19(土) MIRACLONチーム練習レポート

●ランニング(コートを左右3周ずつ)

・体重移動や体にかかる負荷を考えて、左右同じ回数だけランニング。

 

●スキップ

・子供スキップを前後1往復ずつ

・ノーマルスキップ(手と足を大きく振って)を前後1往復ずつ

・ステップが細かくて速いスキップを前後左右1往復ずつ

・つま先タッチ(右手で左足つま先、左手で右足つま先をタッチする)スキップを1往復

・踵タッチ(右手で左足踵、左手で右足踵を背中越しにタッチする)スキップを1往復

・股関節開くスキップ前後1往復

・股関節閉じるスキップ前後1往復

・高スキップ1往復

 

※1対1でのディフェンスやドリブルでの細かいステップ、フリーランニング時の素早い動きなど

体にキレを出すには必須なトレーニング。

 

●体幹トレーニング(バランス能力アップ)

・つま先を正面に向けて片足で立つ。

・地面に着けていない足を振り子の要領で勢いをつけ、更に両腕を回して背中と肩甲骨も上手くつかって、

 なるべく遠くへ片足でジャンプする。

 着地する足は振り子で勢いをつけた足(着地は左右交互になる)。

・片足で着地した瞬間にぐらぐらするので、母子球に力を入れて踏ん張り、

 倒れないようにする。

 そして、バランスを保って「ピタッ」と止まってから次のジャンプを行う。

・コートの縦幅1往復。

 

※ぐらぐらしている時に連続で跳ばない。必ず止まった状態から始める。

 

●身体能力向上トレーニング(脚力)

・両足を腰幅ぐらいに開いてつま先を正面に向けて立つ。

 両足の屈伸運動と両腕を回して背中と肩甲骨も上手くつかって、なるべく遠くへ跳べるようにジャンプする。

 両足で着地する。

・これの繰り返し。

・コートの縦幅1往復。

 

●ドリブル練習

・2人1組になり、コートの横幅を使って対面に分かれる。

・1人ずつプレーする。

・プレーヤーはラインからラインに向かってドリブルし、パートナーの背中を回って、元の位置までドリブルで戻る。

 

①片足でのイン・アウトサイド交互(左右両足行う。)

②片足での足裏ドリブル(左右両足行う。)

③両足を使っての足裏・インサイド(左右両足行う。)

・右足の場合→右足裏でボールを左斜め前方に転がし、左足インサイドで右真横へ蹴る。

・左足の場合→左足裏でボールを右斜め前方に転がし、右足インサイドで左真横へ蹴る。

 

●旋回のパス回し①(ボールコントロール)

・4人1組になり、旋回しながらのパス交換。

・左ALAのボール保持からスタート。

 左ALAがコート中央にドリブルするのが合図で、全員が左回りに旋回する。

 コート中央へドリブルした元左ALAは右ALAにパスを出す。

 (進行方向なのでドリブルから止まらずにそのまま右ALAへパス。)

 パスを受けた右ALAは再度FIXOにパス。

 リターンパスを受けたFIXOは左ALAにパス。

 FIXOはパスを出したら右サイドへ走る。

 右ALA、PIVOはFIXOがパスを出すと同時に左回りに旋回して

 ポジションチェンジする。

 パスを受けた左ALAはコート中央へドリブル。そして右ALAへパス。

 この繰り返し。

・動きながらのパス交換なので、止まった状態でプレーしていた時よりも

 非常に難しいプレーになる。

・速くプレーする必要は無いので、トラップとパスをミスしないように

 精度にこだわってプレーする。

 

●旋回のパス回し②(ボールコントロール)

・上記と同様に左回りで旋回のパス回しを行う。

・FIXOから左ALAにパスが出た瞬間にPIVOが左サイド(高さはPIVOの位置)へ開く。

 サイドへ開いたPIVOに左ALAが縦パスを入れる。

 PIVOは縦パスをもらったら、再度左ALAへボールを戻す。

 左ALAはPIVOからリターンパスをもらったらコート中央へドリブルし、右ALAにパスを出す。

 パスを受けた右ALAは再度FIXOにパス。リターンパスを受けたFIXOは左ALAにパス。

 FIXOから左ALAにパスが出た瞬間にPIVOが左サイド(高さはPIVOの位置)へ開く。

・これの繰り返し。

 

●旋回のパス回し③(ボールコントロール)

・上記と同様に左回りで旋回のパス回しを行う。

・FIXOから左ALAにパスが出た瞬間にPIVOが左サイド(高さはPIVOの位置)へ開く。

 サイドへ開いたPIVOに左ALAが縦パスを入れる。

 PIVOに縦パスが入ると同時に右ALAはコート中央へ「ケブラ」する。

 PIVOは自分の判断でケブラして来た右ALAとワンツーパスをして攻めても良いし、

 左ALAへバックパスで戻しても良い。

 PIVOが右ALAとワンツーパスをした場合はシュートまで持って行く。

 その際、FIXOは右ALAが空けたスペース(右サイド)を全力で駆け上がり、

 ファーポストへ詰める。

 PIVOが左ALAへ戻した場合は旋回のパス回しを続ける。

 

●ロングキック練習+コミュニケーション

・6人1組を作り、コートの縦幅を使って3人ずつゴールラインとゴールラインで対面に分かれる。

 片方がロングボール(浮き球)を蹴り、もう一方が受ける側に回る。

・受ける側の3人は対面がロングボールを蹴った瞬間に、

 「ポストをやる」「トラップ」「キック」と全員がしゃべってコミュニケーションを取る。

 まず対面からロングボールが届く前に「ポストをやる」と言った選手が

 他2人の前方に出て向かい合う。

 次にロングボールが届くので「トラップ」役がロングボールをトラップし、

 ポストプレーヤーにパスを出す。

 ポストプレーヤーはボールをコントロールし、ロングボールを相手側に

 蹴り返す「キック」役に丁寧に蹴りやすいボールを落とす。

 ポストプレーヤーからの落としを「キック」役がノートラップで浮き球を蹴る。

・これの繰り返し。

 

 

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以上が09,9/19(土)に行ったチーム練習のレポートになります。

チーム練習及び自主トレの参考にしていただけたら幸いです。