ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

09,10/27(火) ユースフットサルノート

☆U-18参加メンバー:大、平、碓、櫻、寿、外、蘭、裕、高

●アップ

・コートを左右2周ずつドリブル

 体をほぐす事が目的なのでゆっくりと走る。

 左右の体重移動や負荷を左右均等にするため、左右両回り行う。

・2人1組でボール1個。

 ボール保持者が後ろに走りながらパートナーに「ふわっ」とした浮き球を軽く投げる。

 パートナーは前方に走りながらプレーする。

(1)左右交互にインサイドキック

(2)左右交互にインステップキック

(3)左右交互に腿トラップからインサイドキック

(4)左右交互に胸トラップからインサイドキック

(5)スタンディングヘッド

(6)ジャンピングヘッド

●ペラドン

・5対5 

・3タッチでプレー。シュートはヘディング。

・負けチームは下半身強化の筋トレ

●ブラジル体操

・寒いので静的ストレッチではなく、動的ストレッチを行う。

・踵タッチ

・腿上げ

・つま先タッチ

・後ろに足振り上げ

・外側真横に足振り上げ

・股関節閉じる、開く

・腰振り

・肩甲骨閉じる、開く

・腕振り上げ

・肩回し

●ペラドン(2回目)

・5対5 

・3タッチでプレー。シュートはヘディング。

・負けチームは下半身強化の筋トレ

●1対1+PIVO

・FIXOがボールを保持した状態でスタート。

 ALAがFIXOからパスを受けたらDFは距離を縮め、1対1の勝負。

・サーバーとしてPIVOがいるので、ALAはPIVO当てを利用しても良い。

 DFはPIVOに当てられないよう、そしてカットインからの内ドリブルをさせないように、

 内切りの守り方を徹底する。ライン際を縦にドリブルさせて、ペナルティエリア付近からは

 体を寄せて楽にシュートを打たせないようにする。

 シュートを打たれる場合は足を投げ出してシュートブロックを試みる。

・オフェンスはPIVOを上手く使い、プレーの選択肢を広げてDFを混乱させる。

 PIVOにパスを出して落としをもらっても良いし、単純に縦ワンツーでも良い。

 PIVOを使うとみせかけてダッシュドリブルをしたり、フェイントからのドリブル突破など、

 色んな工夫をして目の前のDFを抜いてシュートを打つ。

・DFは腰を落として足を細かく動かす。

※左右両サイド行う。

☆2対1

・GKがボールを保持し、プレーヤーは3人が横一列になって反対側の第2PKマークのラインに並んで待機。

 GKが3人のうち誰かランダムにパスを出す。GKからパスを受けた選手は1タッチで他の2人にパスを出し、

 DF役となってまずは自陣に全力で戻る。

 他2人はオフェンスなので、DF役からパスを受けたら2対1を始める。

・FPにはフットサルのディフェンスのセオリーを学んでもらい、

 GKには指示出しの練習とディフェンスとの連携を強化してもらうために

 トレーニングしました。

・基本は折り返しのパスを出させないように、DFには内を切らせるポジショニングを指示する。

・縦にドリブルされたらGKはニアにポジションを取る。

 そうすればニアに来たら正面だし、ファーに来たら飛べば良いだけなので迷わずにセービング出来る。

・ディフェンスの中切りが中途半端で、逆サイドのフリーな選手にパスを出されたらGKが飛び出す。

 そうする事によって一瞬GKがFPとなり、人数的には2対1から2対2になる。

・ただし、パスを出された位置がペナルティエリアからはるか遠い位置ならば、

 そのパスを出されたディフェンスに頑張ってもらい、飛び出す事は控える。

・GKは自分が飛び出すのか、それともディフェンスに頑張ってもらうのか迷わずに指示を出すようにする。

●クワトロからのパラレラ

・1stセット:大、高、碓、平

・2ndセット:外、櫻、寿、蘭、裕

※クワトロのパス回しからケブラ・エントロを使ってパラレラ→シュート。

●ゲーム

・前からボールを奪いに行く時は縦切りでパスコースを限定し、

 FIXOがPIVOにプレッシャーをかける。

 他選手はサンド。

・ハーフコートから守る場合は内切り。1対1は体を寄せる。

 ディフェンスは腰を落として足を細かく動かす。

<話した内容>

・DFは1対1の時には腰を落として、地面に手がつくぐらい姿勢を低くする。

 そして足を常に細かく動かす。踵をつけてベタ足のように足を止めてしまうと

 相手のフェイントや素早い動きに対処出来ない。

・プレースピードを早くする。ボールを持ちすぎない。自陣では横パスをはたいてポジションチェンジをする。

 前への抜け方も工夫する。クワトロにこだわるならば1人のボール保持時間を短くする。

 ライバルチームと試合をした時をイメージする。強い相手はボールを奪いに来るのだから、

 紅白戦からそれを意識したプレースピードを心がける。

 紅白戦の相手がボールを奪いに来ないからといって、もたもたしたプレーをしない。

 相手にプレーをあわせてもレベルは上がらない。どうしたらレベルアップ出来るか、

 どうしたら今の練習で自分がレベルアップ出来るかを考えながらプレーをして欲しい。