ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

09,10/24(土) MIRACLONチーム練習

09,10/24(土)に行ったMIACLONチーム練習のトレーニング内容です。

 

 

●アップ

・ミドルパワーでの5分間走

・各自ストレッチ

 

●スキップ

・ノーマルスキップ(腕と足を大きく振りながら綺麗なフォームでのスキップ)。前後行う。

・爪先タッチ

・かかとタッチ

 

●アジリティトレーニング(1)ラダー

・1マスに前進で2歩

・1マスに前進で1歩

・1マスに横向きで2歩(左向き、右向き)

・クロスステップ

・ツイスト(左向き、右向き)

・シャッフルステップ

・開閉ジャンプ(1マスに1歩)

・3点ジャンプ(右→正面→左→正面→右→正面→左、これの繰り返し)

 

●アジリティトレーニング(2)サイドステップ

・前向きサイドステップで素早く進む。

・後ろ向きも行う。

 

●ドリブル

(1)左右のインサイドを細かく交互に。

(2)ダブルキック。右足→左足のダブルキックから左足→右足のダブルキックを交互に。

(3)左右のアウトサイドを細かく3タッチずつ交互に。

(4)左右のアウトサイドを細かく1タッチずつ交互に。

(5)片足アウトインを左右両足を交互(右アウト→右イン→左アウト→左イン)

(6)片足アウト足裏と左右両足交互(右アウト→右足裏→左アウト→左足裏)

(7)右足裏→左インサイドを1タッチずつ交互に。

(8)左足裏→右インサイドを1タッチずつ交互に。

 

●GKアップ

 

●旋回のパス回し

・4人1組でヘドンドの練習

 FIXO,PIVO,左右ALAに分かれる。

 FIXOがボールを保持した状態からスタート。

 FIXOが左ALAにパスを出す。

 FIXOが左ALAにパスを出すと同時にPIVOは左サイドライン際に開く。

 左ALAは左サイドライン際に開いたPIVOへ縦パスを入れる。

 PIVOに縦パスが入った瞬間に右ALAはケブラの動きでPIVOの位置へ入る。

 ※真ん中を使う動き

 

☆ここまでが1つの約束事となる

 

【攻撃パターン①】

 

PIVOに縦パスが入った瞬間に右ALAはケブラの動きでPIVOの位置へ入る。

 

の後に、縦パスをもらった左サイドの選手は背負ったDFの位置と守り方を見て、

DFが完全に振り向かせないような守り方をしているならば、ケブラで真ん中に入って来たPIVOを使えるのでPIVOにパスを出す。

そして裏に走ってワンツーを狙う。

 

【攻撃パターン②】

 

PIVOに縦パスが入った瞬間に右ALAはケブラの動きでPIVOの位置へ入る。

 

の後に、縦パスをもらった左サイドの選手は背負ったDFの位置と守り方を見て、

真ん中に入って来たPIVOに出させないような守り方をしているならばターン出来るので、

ライン際をターンして左足でファーポストへシュートを打つ。

逆ALAはファーポストへ詰め、PIVOはPKマーク付近でこぼれ球を狙う。

 

【攻撃パターン③】

 

PIVOに縦パスが入った瞬間に右ALAはケブラの動きでPIVOの位置へ入る。

 

の後に、縦パスをもらった左サイドの選手は背負ったDFの位置と守り方を見て、

ターンも出来ないPIVOへもパスを出せない、素晴らしい守り方をされてしまった場合、

無理をせずに一度FIXOへライン際のバックパスを出す。

 

バックパスをもらったFIXOはコート中央へドリブルし、右サイドラインの裏を走った元FIXOへロングボールを出す。

裏へのパスを受けた元FIXOは右足でファーポストへシュートを打つ。

逆ALAはファーポストへ詰め、PIVOはPKマーク付近でこぼれ球を狙う。

 

※①~③のポイント

DFが良い守り方をしている場合は無理して攻めようとしないで、バックパスから

再度旋回のパス回しをする。

相手DFのマークが崩れるまで裏を狙う動きやケブラ、または旋回を逆回りにするなどして、

工夫をしながら攻撃する機会をうかがう。

 

●得点力向上のための練習=数的優位のカウンター(2対1)

・フルコートで行う。

・片方のゴールにGKが立つ。

・もう片方のゴール前にフィールドプレーヤーが3人横並びになる。

 その3人のうち、真ん中の選手に反対側ゴールにいるGKが強くロングスローを出す。

・真ん中の選手はGKからのロングスローをノートラップで左右どちらかの選手にパスを出す。

 左右どちらかにパスを出したらDFになり、まずはセンターライン後方まで戻る。

・左右どちらかの選手がパスを受けたら攻撃開始。そこから2対1で攻める。

・オフェンスはカウンターを意識しなくてはいけないので、時間をかけず、

 パス本数も少なくしシュートまで持って行く。

 DFのポジショニングが悪かったら1人でドリブル勝負し、シュートを打つ。

・オフェンスは1人多い状況なので、確実に得点する事が求められる。

 お互い、何処にパスが欲しいのか、それとも一人で勝負させるのか

 しっかりとフォローの声(指示)を出す。

・DFはまずは自陣側へ「戻る」!

・基本はワンサイドカットで逆サイドの選手への折り返しのパスを出させ

 ないようにする。そしてじりじりと間合いを詰めて行き、ボール奪う。

・ボールを奪えなくても、ドリブルに並走し、シュートを打たれる際に

 足を投げ出してシュートブロックする。

・もし逆サイドの選手にパスを出されたら、慌ててボールを追いかけない。

 そこで振られたからといってボールを追いかけると、更に逆に振られて

 しまうので、失点する確率を高めてしまう。

 そういう場合はまずはGKに任せて、自分は目の前のマークを外さない事。

そうすればGKが飛び出して、GKをFPと見立てれば2対1の状況が2対2になり、守りきれる。

・GKはDFが逆に振られた瞬間に前に出る!決して迷わない。

 

●3対1

・ボールは全てGKから出す。

・FPはセンターラインよりも後方(GKから見て奥)に下がり、

 右サイドライン際、コート中央、左サイドライン際の3箇所に分かれる。

・DF役は第2PKマーク付近で待機する。

・OFは全て1タッチプレー。2タッチ以上は禁止。

 パス8本以内でシュートまで行く。

 9本目がシュートは不可。最低でも8本目がシュートである事。

・DFはOFのパス本数を大声で数える。GKと連携してシュートブロックするため、

 OFのパスが何本目なのかGKに知らせる必要がある。

・OFが得点したらDFは同じ選手が連続して行う。

・OFがパスをミスしたり、シュートをミスしたらミスした選手がDFとなる。

・パスが8本を越えた場合は8本目のボールを蹴った選手がDFとなる。

・DFがパスの本数を数え忘れたら連続でDFを行う。

 

※GKを引き付けて、逆サイドのポストへ3人目が走り込んで無人のゴールに

 プッシュして得点するプレーが理想。

 

 

以上