ロングボールを禁止にしてみませんか運動(1)
先日、某集まりがあり、東京のU-18年代フットサルの現状、
そして各チームの戦い方について熱く語って来ました・・・。
ですが、理解をしめしてくれたのは審判の方々を含めた
ごく一部で、監督やコーチ仲間は「?」でした。
「だってそれが勝利への一番の近道なら仕方無いじゃない。何がいけないの?」
これではいつまでたってもレベルは上がらないし、
U-18年代で前プレを回避するための知識と技術を向上しなければ
数年後のFリーグは前プレ回避出来ない選手ばかりになってしまう。
東京都社会人フットサルリーグ1部~3部、そしてオープンリーグ、
関東リーグ1部・2部、Fリーグでロングボールを多用するチームはいくつもあります。
なぜ自陣から繋いで攻撃しようとしないのか・・・。
でも、それって自分たちで「前プレに弱いです。」「前から奪いに来たらボールを取れますよ」
と、弱点を言っているような物で、やる前から逃げている事になりませんか?
それではいつまでたっても前プレに弱い、前プレを回避出来ない選手・チームのままです。
ようするに、レベルが上がらない!って事です。
自陣から繋ぐ→前からプレスをかけられる→ボールを奪われる→ピンチ→失点
となるとどうなるか。
試合に勝てない要素という事です。
未だに日本はロングボールを多用させる指導者が溢れています。
チームが勝たなければ自分の実績にならないからでしょうか・・・?
小さい頃、ボールを蹴り始めた時の純粋な気持ちを思い出して欲しいです。
ボール蹴りを始めた時の想いは「足の速い選手や体の強い選手めがけてロングボールを蹴って得点を狙う攻撃」
がしたいからではないはずです。
・ドリブルでDFを抜けたら良いな、
・カッコよくシュートを決められたら良いな、
・パスをつないで相手DFを崩せたら楽しいだろうな、
・テクニックを駆使してDFを翻弄させられたら良いな
etc・・・
という憧れがあったからこそフットボールに惹かれたのだと思います。
フットサルは元々若年層に狭いスペースでの技術習得、体の使い方、素早いシュート、DFに囲まれてもキープ出来る技術習得をさせる事を目的として生まれた物です。
だから年代にそって、若年層~U-12~U-15~U-18がサロンからカンポへ以降している国(ブラジル、アルゼンチン、イタリア、スペイン、ポルトガル、ロシア)などは
サッカーの強豪国でもあるんです。