10,1/21(木) JYフットサルノート
2☆U-15参加メンバー:盛、上、晃、原、鈴、角、住、泰、隼、堀、頼、西
●ランジウォーク
・フロント、バックを各40mずつ。
●全員でリフティング
・全員で輪になり、ボールを1個使ってリフティング。
・直前のプレーヤーが回数を言い、パスを受けた選手はその回数分リフティング。
・落としたらつま先タッチの腹筋を5回。
●アップ
・コートを左右3周ずつドリブル。
体をほぐす事が目的なのでゆっくりと走る。
左右の体重移動や負荷を左右均等にするため、左右両回り行う。
●ドリブル(1)
・コートの横幅いっぱい分かれて向かい合い、それぞれ4人ずつ後ろに並ぶ。
・ボールは1個でプレーする。
・ボール保持者がドリブルを開始し、対面の選手はDFとしてゆっくりオフェンスに近づく。
ボール保持者はDFとの間合いをみて、適切な距離でシザースフェイントからのドリブルでDFを抜く。
DFを抜いたら対面の選手にパスを出し、パスをもらった選手がオフェンスとしてドリブルを開始する。
同じようにDFが向かって来るのをシザースフェイントからドリブル突破する。
●ドリブル(2)
・上記と同様にプレーをするが、真剣に1対1勝負をし、お互いの後ろにあるラインを突破したら勝ち。
●ペラドン
・6対6
・プレーは3タッチ以内、シュートはセンターラインよりも相手陣内のみ可能で、なおかつ1タッチプレー。
●ゲーム
・1stセット:原、盛、晃、泰
・2ndセット:西、鈴、角、上
・3rdセット:頼、隼、堀、住
<話した内容>
・チームなのだから最優先すべきはどうしたらチームとして良い結果になるかである。
攻撃ならシュートを打つ、失点ならボール奪取。
自分のチームがボールを保持し、攻撃している状況にありながら味方のために動かないのはなぜか。
フットサルは4人しかFPがいないのだから、誰か1人でも傍観者(状況を眺めているだけ)になってしまったらボールは止まってしまう。
守備時も同じ事が言える。相手と同数の選手でプレーをするスポーツである以上、
ボールを奪うための組織行動に参加しなくてはいけない。
誰か1人でもさぼっていたら簡単に失点してしまう。
フットボールの矛盾として、「得点する事は難しい、だけど失点は簡単に出来る。」事が挙げられる。
守備でさぼるとはどういう事か?
1つ、足を止めて状況を眺めている=傍観者になっている
※全員でボールを奪わなければいけない状況で、それをぼ~っと見ているだけの選手は試合に参加していない事と同じ。
1つ、奪うべきボールよりも攻めている側ゴールに近い位置にいる
※相手が4人で攻めようとしている時に、1人だけ攻めている側のゴール付近にいるという事は、
相手が4人に対して自チームは3人で守らなくてはいけない状況に陥っていると考えられる。
これはチームメイトに対しての冒涜である。
1つ、攻守共に口を開かない。
※言葉を発する事でその時々の状況にあわせて最善の行動を味方に伝える事が出来る。
口を開くという事は足を動かす事と同レベルである。
走るスポーツで足を止める選手と同じという事はどういう事か?
言葉を発さない選手はプレーしていないとうう事になる。
・上記内容を聞いて自分が本当に団体競技をやりたいのか、そして試合に勝ちたいのかを考える。
やる前から勝敗は考えない、勝つつもりでやっていない、勝ちを全力で目指さないという選手はアスリートではない。
得点を競い合うスポーツは数多く得点する事を目的としている。
その目的を度外視する事に目を伏せる事は出来ない。
そのような選手が多い日本はフットボールの世界で勝ち続ける事は難しい。
どんなにリフティングの回数を多くこなせてもフットボールの試合はゴールにボールを押し込んだ回数で勝敗が決まる。
リフティングを何万回、何千回出来たとしてもその行為は試合の勝敗においては無意味である。
トリッキーなボールテクニックも同様。そのテクニックが得点したという結果に繋がっていなければただの曲芸である。
派手なテクニックに採点をつけるようなルール改正が起きない限り、それらは試合の勝敗に無意味である。
フットボールIQの高い選手はより堅実なプレーを多用する。
なぜならば、それが一番勝利するために必要なプレーだから。