10,3/16(火) ユースフットサルノート
☆U-18参加メンバー:川、平、絢、碓、高、尾、横、康、外、裕、好、櫻、丸、寿
☆U-15参加メンバー:露、真、歩、沢(体験参加)
●アップ
・コートを左右2周ずつドリブル。
体をほぐす事が目的なのでゆっくりと走る。
左右の体重移動や負荷を左右均等にするため、左右両回り行う。
●ペラドン
・9対9
・3タッチプレー
・シュートはヘディング。
●ブラジル体操
・寒いので静的ストレッチではなく、動的ストレッチを行う。
・踵タッチ
・腿上げ
・後ろに足振り上げ
・外側真横に足振り上げ
・股関節閉じる、開く
・腰振り
・肩甲骨閉じる、開く
・腕振り上げ
・肩回し
●3対3~ボール奪取~
・ゴールクリアランスから始める。自陣ではオフェンス側の2人が両サイドラインに開き、
GKからパスをもらえる位置につく。
もう1人は相手陣内の第2PK付近でPIVOとしてのポジションにつく。
[ボールの奪い所]
(1)DF側はマンツーマンでマークにつくが、スタート時のポジションはGKから直接
PIVOに当てられないように、2人共内絞り。
GKからパスを受けた選手と同サイドの選手は、まず一番最初に縦のパスコースを防ぎ、
そしてボール保持者が楽にプレー出来ないように体を寄せる。
ここでボールを奪う事も考え、ルールの範囲内で体をぶつけ、縦を切ったままボール奪取を狙う。
(2)逆サイドの1人は横パスをカット出来るように少しサイドに開く。
マーカーとの距離は4m程度。近すぎると裏を取られてしまうし、ボール保持者がパスを出さなくなる。
わざとボール保持者がパスを出したくなる距離を取り、苦しい体勢から人任せのような
パスを出して来たらパスカットを狙う。この横パスをカット出来たら得点の可能性が高まるので、
スライディングしてでもパスカットを狙う。
(3)PIVOをマークしているFIXOはPIVOへのパスをPIVOの前で奪う。
PIVOへのパスをカット出来ればそのまま攻めているゴールを
正面に見たままの姿勢で奪う事になるので、シュートまで持って行きやすい。
最初からPIVOの後ろについてしまうと、パスが出た時には追いかける形になってしまうので、
前でボールを奪えない。前で(ゴールを正面に見た状態で)ボールを奪いたいのだから、
PIVOの真横に立つようにし、常に腕や肩を前方に入れるようにポジション取りに工夫をする。
[約束事]
(1)縦切り
(2)体を寄せる、ぶつける、楽にボールを持たせない。
(3)パスコースを限定させる指示を出す。
(4)次に出るパスを予測して奪う。連動してボール奪取。
(5)ボールを奪うのは横パスか中。
・オフェンスはゴールクリアランスからセンターラインを越えればそのまま得点する事を目指す。
・3対3のゲーム形式なので各チーム交代でプレーする選手を回す。
・1stセット:平、碓、川、横
・2ndセット:尾、高、裕、真
・3rdセット:櫻、寿、康、外
・4thセット:歩、好、外、丸、沢
●ゲーム
・上記3対3のチームで紅白戦。
・1分ゲーム。1分という短い時間で効率良く得点を挙げる。
<話した内容>
・大会に出場して、1点差で負けていて残り時間が1分しかないというシチュエーションは非常に多い。
リーグ戦でも引き分けでは予選敗退、どうしても勝ち点3が欲しいという場合には
得点しなければ勝ちあがれない。でも大抵は時間が無い事から焦ってしまい、
プレーが雑になり、お互いミスを指摘しあってチームの雰囲気も悪くなり、
得点を奪うどころか満足に決定的場面を作る事すらままならない。
では、そのようなシチュエーションで全く動じずに得点を挙げるには、どうしたらよいのか?
その答えとして、常に同様のシチュエーションでのトレーニングが必要になる。
だからこそ、最後の紅白戦では1分ゲームにしている。
たった1分間とはいえ、GKからパスを受けてからエイト、ヘドンド、パラレラ、ワンツー、ドリブルなどを
冷静に組み合わせれば最短で10秒~15秒でシュートまで持っていく事は可能。
そして、味方がボールを持った際に両サイドは積極的にライン際を上がる。
両サイドが上がる事によってパスコースが増えるし、ドリブルと組み合わせる事で
相手チームが迷い、ボール保持者の選択肢が増える。
よって得点出来る可能性が高まる。
残り時間数秒~1分で得点したいならボールを奪われた事を意識して低いポジションを取ったり、
攻めあがらないのは全く意味が無い。
消極的なプレーで、少ない人数で得点出来るほどフットボールは甘く無い。
点が欲しいなら、全員で攻め上がり、相手選手よりも局面で人数を多くする必要がある。
貪欲に得点を目指して欲しい。