ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

10,4/27(火) ユースフットサルノート

U-23参加メンバー:武、翔、史(体験)、雄(体験)、孝(体験)

☆U-18参加メンバー:碓、櫻、寿、真、外、蘭、至、露、高浩、ショウ(体験)

☆U-15参加メンバー:元

●アップ(1)

・コートを左右3周ずつドリブル。

 体をほぐす事が目的なのでゆっくりと走る。

 左右の体重移動や負荷を左右均等にするため、左右両回り行う。

●ペラドン

・8対8

・3タッチプレー。相手陣内に入ったらフリータッチ。

・シュートはヘディング。

・相手ボールになったらボールを奪いに行く。縦のパスコースを切って、真ん中で奪う。

 (PIVOの前に出て奪う)

●ブラジル体操

・つま先タッチ

・後ろに足振り上げ

・外側真横に足振り上げ

・腰振り

・肩甲骨閉じる、開く

・腕振り上げ

・肩回し

・股関節回し前後左右

※ストレッチは練習に参加する以上、全員が大きな声で数を数える。

 「自分は練習に参加しています」という意思表示として。

●3対3~ボール奪取~

・ゴールクリアランスから始める。自陣ではオフェンス側の2人が両サイドラインに開き、

 GKからパスをもらえる位置につく。

 もう1人は相手陣内の第2PK付近でPIVOとしてのポジションにつく。

[ボールの奪い所]

(1)DF側はマンツーマンでマークにつくが、スタート時のポジションはGKから直接

 PIVOに当てられないように、2人共内絞り。

 GKからパスを受けた選手と同サイドの選手は、まず一番最初に縦のパスコースを防ぎ、

 そしてボール保持者が楽にプレー出来ないように体を寄せる。

 ここでボールを奪う事も考え、ルールの範囲内で体をぶつけ、縦を切ったままボール奪取を狙う。

(2)逆サイドの1人は横パスをカット出来るように少しサイドに開く。

 マーカーとの距離は4m程度。近すぎると裏を取られてしまうし、ボール保持者がパスを出さなくなる。

 わざとボール保持者がパスを出したくなる距離を取り、苦しい体勢から人任せのような

 パスを出して来たらパスカットを狙う。この横パスをカット出来たら得点の可能性が高まるので、

 スライディングしてでもパスカットを狙う。

(3)PIVOをマークしているFIXOはPIVOへのパスをPIVOの前で奪う。

 PIVOへのパスをカット出来ればそのまま攻めているゴールを

 正面に見たままの姿勢で奪う事になるので、シュートまで持って行きやすい。

 最初からPIVOの後ろについてしまうと、パスが出た時には追いかける形になってしまうので、

 前でボールを奪えない。前で(ゴールを正面に見た状態で)ボールを奪いたいのだから、

 PIVOの真横に立つようにし、常に腕や肩を前方に入れるようにポジション取りに工夫をする。

[約束事]

(1)縦切り

(2)体を寄せる、ぶつける、楽にボールを持たせない。

(3)パスコースを限定させる指示を出す。

(4)次に出るパスを予測して奪う。連動してボール奪取。

(5)ボールを奪うのは横パスか中。

・オフェンスはゴールクリアランスからセンターラインを越えればそのまま得点する事を目指す。

・3対3のゲーム形式なので各チーム交代でプレーする選手を回す。

・PIVOはDFとDFの間に入ってポストプレーが出来るようにポジション取りをする。

●ゲーム

・1stセット:碓、櫻、寿、真

・2ndセット:外、蘭、至、健、元

・3rdセット:武、翔、史、孝、ショウ

<話した内容>

・DFとDFの間に入る際、DFの足にかかってしまうとパスを受けられないので、

 角度をつけるためにDF2人と平行まで下りる事も考える。

・カウンターの際、ボール保持者を追い抜いて相手DFよりも枚数を増やす事で

 得点の確率を高める。

 1対1や2対2では得点出来る確立は50%。2対1、3対2、3対1にする。

・アップの時からチームを盛り上げる声を出す。チームの一員である以上、必須な行為。

 ベンチにいる時は味方を励ます声、アドバイスなどの声出しもする。

 それが出来て初めてスタートラインに立てる。