10,7/31(土) MIRACLONチーム練習レポート
10,7/31(土)に行ったMIRACLONチーム練習のレポートです。
●アップ
・各自、フリーでウォーミングアップ
●ヘドンド(4人での旋回)のパス回し
・4人1組でヘドンドの練習FIXO,PIVO,左右ALAに分かれる。
FIXOがボールを保持した状態からスタート。FIXOが左ALAにパスを出す。
FIXOが左ALAにパスを出すと同時に右ALAは右サイドの裏を狙うようにサイドライン際を裏に走る。
裏を取る動きをするとDFが裏に引っ張られるので、真ん中にスペースが出来る。
その空いたスペースに右ALAは下りて来る。FIXOは右ALAが裏に走って空いた右ALAのスペースに動く。
パスをもらった左ALAは真ん中の空いたスペースに下りて来た元右ALAにくさびのパスを出す。
くさびのパスをもらった元右ALAは簡単にFIXOにリターンパスを出す。
リターンパスをFIXOがもらっている間に元PIVOは左サイドライン際を下がって来て、
左ALAのポジションを取る。
リターンパスをもらったFIXOは左ALAにパスを出す。
これの繰り返し。
※左ALAはFIXOと平行になるまで下りる。
●ストレッチ
・静的ストレッチ。
・全員で大きな輪になって、1人1種目ずつ8×2秒。1周。
指示する1人が4まで数えて、他全員で5~8。
・ストレッチの声出しはONとOFFの切り替えのため。
「これから練習を始めるぞ!」と気持ちを切り替えるために、
練習を始めるための準備なのだから、全員で大きな声を出す。
●ラダー(アジリティトレーニング)
・1マスに前進で2歩
・1マスに前進で1歩
・1マスに横向きで2歩(左向き、右向き)
・クロスステップ
・ツイスト(左向き、右向き)
・シャッフルステップ
※以上を2セット
●シャトラン
・1m間隔のラインを5本、細かいステップで前後にシャトラン。
常に足は動かしたままプレーする。前後に移動する瞬間足を止める選手がたまにいるが、
絶対に止めてはいけない。細かく動かし続ける。
●ハードル
・2足長の間隔でボールを10個置き、ボールをまたぐようにして股関節を動かす。
横を向いた状態で股関節を真上に引き上げながら、ハードルを越えるイメージで前進して行く。
※片足×5回。両足行う。
●サイドステップ
・2足長の間隔でボールを10個置き、その間をサイドステップで素早く駆け抜ける。
絶対にボールに触れてはいけない。
間隔は狭いが、1つ1つの間を見てボールに触れないように集中してプレーすれば
決してノーミスは不可能ではない。
集中してプレーをすると非常に疲れる。しかし、疲れるからこそトレーニングになるし、
惰性でプレーして集中力散漫な状態で、楽をしても体は作れない。
無意味な時間を過ごすことになる。トレーニングは短い時間で集中して行うようにする。
※5セットプレー
●スペースに入る動き~逆ALAケブラ~
・4人がダイヤの陣形になる。
・FIXOがボールを保持した状態からスタート。PIVOは相手陣内のPKマークまで開く。
PIVOが奥行きを使う事によってピッチの中央にスペースが生まれる。
FIXOは真ん中のスペースに入らせたい選手を決めておく。
【左ALAがケブラの場合】
・FIXOは左ALAの選手に「~ケブラ」と大声で指示を出す。必ず名前を呼んで、誰だれケブラ!となるように大声で言う。
「~ケブラ」と叫ぶと同時に右ALAの足下へパスを出す。
左ALAはFIXOから「~ケブラ」と言われた瞬間に真ん中のスペースへ走り出す。
走り方は右ALAに向かって真っ直ぐ。蛇行したり前後しない。右ALAに向かって真っ直ぐ走る。
右ALAはFIXOからのパスをトラップorノートラップで真ん中に入って来た左ALAにパスを出す。
パスを出すと同時に「ワンツー」と指示を出す。
「ワンツー」と言うと同時に右サイドライン際を前方に走り出し、ケブラで真ん中に入って来た
元左ALAは右サイドのコーナーアーク付近めがけて1タッチでワンツーパスを出す。
トラップしてしまうと後ろのDFに寄せられる危険があるので、1タッチプレーを心がける。
右ALAが元左ALAにパスを出すと同時にPIVOはファーポストへ移動する。
※GKとカバーリングに入ったDFの位置を見て、ファーポストでもらえない場合はPKマーク付近で待機し、
右ALAに「マイナス!」と大声で指示を出す。
・ワンツーパスで抜け出した右ALAはPIVOの「ファー」or「マイナス」の指示に従って
シュートパスを出す。
●4対4
・上記プレーにDFをつけて。
・逆ALAがケブラでピッチ中央に入り、ワンツーパスで崩せなければヘドンドのパス回しを続けて
DFが崩れるのを待つ。DFの位置を見て、寄せが甘かったりパスコースが空いたら
ケブラでピッチ中央のスペースに入って来た選手とALAがワンツーパスを行い、得点を狙う。
●逆ALAケブラからのパラレラ
・DFをつけないでプレー。
・逆ALAがピッチ中央にケブラで入って来た時にボール保持者に対するDFの立ち位置を見て、
DFが内絞りの場合はALAに「パラレラ」or「パラ」と指示を出して縦パスをもらう。
縦パスで抜け出したらファーポストorPKマーク付近へシュートパス。
PIVOはファーポストorマイナスポジションへ。
●パラレラのキック練習
・3人1組をつくり、3人でトライアングルのポジションを取る。約5m間隔。
・1人目が2人目の足下へインサイドパス→2人目がトラップして3人目に向かってパラレラのキック→
3人目がパラレラをトラップして最初のプレーヤーの足下へインサイドパス
これの繰り返し。
※パラレラのパスはつま先をボールの下隙間に入れ、膝から下を振り子のように動かして、
ボールを跳ね上げるようにして前方へ押し出す。
蹴る動作とは少し違う。蹴る動作をしてしまうとつま先がボールに当たって
トゥーキックになってしまう。
また、つま先を上に上げてしまうとボールが前に飛ばずに真上に上がってしまう。
これでは滞空時間が長い上に距離が短くなってしまうので、パスが通らない。
「膝下を振り子のようにして、つま先をボールの下隙間へ入れてボールを前に跳ね上げる」
がポイント。
●3対1
・ボールは全てGKから出す。
・FPはセンターラインよりも後方(GKから見て奥)に下がり、
右サイドライン際、コート中央、左サイドライン際の3箇所に分かれる。
・DF役は第2PKマーク付近で待機する。
・OFは全て1タッチプレー。2タッチ以上は禁止。
パス8本以内でシュートまで行く。
9本目がシュートは不可。最低でも8本目がシュートである事。
・DFはOFのパス本数を大声で数える。GKと連携してシュートブロックするため、
OFのパスが何本目なのかGKに知らせる必要がある。
・OFが得点したらDFは同じ選手が連続して行う。
・OFがパスをミスしたり、シュートをミスしたらミスした選手がDFとなる。
・パスが8本を越えた場合は8本目のボールを蹴った選手がDFとなる。
・DFがパスの本数を数え忘れたら連続でDFを行う。
※GKを引き付けて、逆サイドのポストへ3人目が走り込んで無人のゴールに
プッシュして得点するプレーが理想。
●3対2(DFは縦並び)
・オフェンスがコート中央(A)と右サイド(B)左サイド(C)に分かれる。
・DFの2人は縦並びになる。D
・DFがボールを保持した状態からスタート。DFがAにパスを出す。
・DFはつるべの動き。1stがパスコース限定、2ndが寄せる。
2ndが寄せたら1stはすぐに下がる=カバーリングを徹底。
・ボールホルダー(ドリブル)が頂点にならない。他2人は全力でサイドを駆け上がる。
ボールホルダーが底辺の逆三角形。
ボールホルダーを追い越す動きを徹底する。
・パス&ゴーを徹底。ワンツー3本でラストはファーポストで無人のゴールにプッシュが理想。
●「サイ」の確認
・FP4人がBOXになってボールを保持する。FIXOは横パスを逆サイドのFIXOに出したら前方の選手とポジションを入れ替わる。
(前と後ろの選手がポジションを入れ替わる事を「サイ」)
パスを出して入れ替わる際にFIXOは前方の選手にサイと言ってポジションチェンジする事を伝える。
●マークの受け渡しの確認
・DFはマークの受け渡しを覚える。
・FP4人がBOXになってボールを保持する。
・DFはオフェンスそれぞれにマンツーマンでつく。
・オフェンスは横パスを出したら上記の「サイ」を使って前後のポジションチェンジをする。
ディフェンスは必ず後ろの選手が前の選手に指示を出してマークを外さないようにする。
マンツーマンでついて行かせる場合は「ついて行け」と指示を出し、マークを受け渡す場合は、
「前に行け」「前に残れ」と指示を出す。
以上。