ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

10,9/12(日) 第10回東京都フットサルオープンリーグ 第3節

カテゴリー:フットサル男子ユニバーシティ+ユースチーム

試合日時:9/12(日) 20:05キックオフ

対戦相手:侍目黒

会場:府中スポーツガーデン

結果:●1-4(寿)

出場メンバー:GK雄、露、FP:尾、健、梯、木、碓、真、裕、武、寿、至

第3節にして優勝を争う上では負けられない相手との試合になりました。対戦相手は3部入れ替え戦の常連となる侍目黒です。前半早々に自陣後方で与えてしまったFKから、GKの腕に当たってゴールに入ってしまう不運な失点を喫してしまいますが、すぐさまこぼれ球を近藤がミドルレンジからのノートラップシュートを綺麗に決めて動転に追いつきます。その後は体をぶつけ合う激しい一進一退の攻防が続きますが、自陣での不用意なプレーからボールを奪われ、GKにとってはノーチャンスの1対1を決められてしまいました。

この失点は力を過信したせいでもありますが、周りが声を掛け合うという基本を怠った事が原因でもあります。ほんの些細なミス(手抜き)が致命傷になってしまう事を痛感したはずです。GKへのバックパス、外へのクリアなど自陣でプレーする際、何を最優先すべきかが重要です。意地でもパスを繋いで攻撃に転じるか、それともボールを奪われないように一旦外に出すか、ルールを有効に活用してGKを使うか・・・。色々選択肢はあります。今回の失点をトライ&エラーとしてとらえてもらい、次回同じようなシチュエーションが起きた時により最善なプレーを選択してもらえたら、選手が成長してくれた証でもあるので今日の敗戦は全く痛くないです。

前半を1点ビハインドで折り返し、後半は裕や尾のドリブルからチャンスを作り、アスレペースになった時間帯もありましたが、体の大きいPIVOにロングボールを当てて肉弾戦を試みる侍目黒に徐々に押し込まれ行き、右サイドから2回、同じような場所から連続で失点してしまいます。

攻撃面で言えば、尾と碓のコンビネーションからの崩しや(ラボーナパス→セグンド)健のシュートパスに至のセグンド、寿のクリーンシュート、裕のドリブルなどいくつか見せ場を作れてギャラリーを沸かせられたのは良かったと思います。しかし、DF面での体の使い方、指示出しからの連動、ボール奪取が狙い通りできなかったのが残念です。

早く上のカテゴリーでプレーしたいと願い、少しうぬぼれのあった選手たちにとっては自分の立ち位置を再認識出来た良い機会だったのではないでしょうか。この悔しい経験をバネにして、更に成長してもらいたいと思います。