ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

10.12/19(日) Jrユースフットサルノート

大会名:東京都ユース(U-15)秋季フットサルリーグ

カテゴリー:フットサル男子Jrユースチーム

試合日時:12/18(土) 第7節15:00キックオフ、第8節18:00キックオフ

会場:フィスコフットサルアレナとしまえん

結果:

第7節 Soleil FUTSAL ○3-0(盛2、晃)

【出場メンバー】

GK正、FP盛、晃、原、堀、井、住、勝、裕、清、勇、佑

 

第8節 十条フットボールクラブ U-15 ○4-2(盛、晃、原、裕)

【出場メンバー】

GK正、FP盛、晃、原、堀、井、住、勝、唐、裕、清、佑 

 

 

[[第7節 Soleil FUTSAL戦]

Soleil FUTSALは昨年の夏季リーグでは2-2で分け、全日本ユース準々決勝でも2-2(PK戦勝利)、 そして今年も夏季リーグが2-2の引き分け、秋季リーグ第3節でも2-2で分け、完全に互角の勝負を繰り広げるライバル関係にあります。

今節でもまた引き分けてトータルスコアをイーブンのまま決着を来年に持ち越すのか、 それともここで勝ち越すか、年内最後の重要な一戦をスタメン全員3年生(3年生が揃うのは秋季リーグ初)で臨めました。

 

Soleilはショートパスを繋いでのPIVO当てがメイン戦術で、体の大きなPIVOがゴリ押しし、 それに他選手が絡んで来ます。 しかし、盛がバランスをとり、原と堀がドリブルでしかけ、晃のロングパスで裏を狙いなど 3年生が揃ったうちは連携も良く、終止優位に試合を進めていました。 結果的に決められませんでしたが、一番のハイライトは何度も良い突破を見せていた 原からの折り返しを掘がファーポストへスライディングで詰めた2回の決定機でしょうか。 後輩への良いお手本となる個人戦術を全うしてくれました。 

 

その結果、公式戦5回目となる対Soleil戦を見事勝利で飾る事が出来ました。 しかも秋季リーグ初勝利です。 

 

[第8節 十条フットボール U-15戦]

十条FCはトップチームが東京都2部を戦うピラミッド型のクラブで、うちとはフットサル 創世記から全カテゴリーで何度も戦ってきたチームです。

戦術はゴールクリアランスのトリックプレーやエイトなど、大人顔負けのフットサルに 特化した戦い方で、自陣まで下りて来たPIVOにショートパスを当て、その落としをFIXOが 裏にロングボールを蹴り、ALAが裏を狙うというフットサルのセオリーに則したものです。 

 

しかし、うちは協力なドリブラーや大型のPIVOがいて、サッカーそのままの個人技を使った ストロングポイントを全面に押し出したチームよりも、ショートパスを繋いだりフットサル としての戦い方をしてくるチームとはやりやすく、意外と勝率は良かったりします。 

 

前半、前がかりになった所をカウンター一発で早々に失点しますが、 盛の豪快なミドルシュートで同点に追いつくと、晃が左サイドを突破しそのまま右足トゥーキック でゴール右スミへ決め、前半のうちに逆転に成功します。 

 

後半に入っても1年生裕のファーポストシュート、2年生井のコースを狙った技有りシュート でリードを広げ、2連勝を達成する事が出来ました。 卒業する3年生と来年の主軸となり得る下級生が上手く融合された良い試合だったと思います。 

 

3年生に依存し過ぎているせいか1,2年生だけで戦った6試合は全く勝てず、 失点も非常に多かったですが、1,2年生が試合に出ざるを得ない状況で6試合を戦った事で 来年以降の強化に繋がったと思います。 まだまだ独り立ちするには至っていませんが、3年生が引退するまでに実力でスタメンを 奪えると信じています。頑張りましょう。