ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、毎回さまざまなテーマでフットサル上達のための講習会を開催しています。 超初心者向けのフットサルスクールやチームクリニックも行っています。 ※競技系チームに関しましてはお問い合わせ下さい。 Copyright(C), 2005-2017 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

ドリブル勝負!「1対1」で心がける事

お悩み相談室、第4回目はドリブル勝負についてのご相談です。
ドリブル勝負!「1対1」で心がける事。

 Q:Oさん(男性)より
────────────────────────────────────
昔は1対1とかよくしかけていたような気がするんですけど、最近どうも
上手く行かない上に、仕掛ける気持ちも下降気味です。
僕としては膠着状態を崩すための大事な武器だと思うのですが、これでは。。 
ドリブルを仕掛ける上での気持ちの持ち方とか、おすすめのドリブル等、
抽象的でもいいんでアドバイスください! お願いします。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
  A:akiコーチより
────────────────────────────────────
ドリブルですか・・・難しい悩みですね。 とても基本的な話になってしまうのですが、 チーム内では1対1に関してどのような約束事がありますか?
ALAがボールを持った時に周りの事を考えずに勝手に1対1をしかけてボールを取られたらピンチですよね?でも、チーム全体の約束事として誰かが1対1をしかけたら逆ALAはゼッタイに蓋をする! という事がチームのルールとして出来ていれば、思い切って勝負する事が出来ます。 
更にシュートのこぼれ球を狙うために、PIVOは必ずファーポストへ詰める事も大事な要素の1つです。 

ようするに1対1で勝負をする時の思い切りの良さというのは、選手1人の、個人の問題ではなく、チームプレーと関係があります。
チームの他の選手のフォローがある!という事が大前提なんです。ALAがサイドで1対1をしかけた時は必ず逆ALAとFIXOがフォローをするという約束事さえあれば、止められた時の事を考えずに勝負出来るので、大胆なドリブルが出来るのではないでしょうか。逆に言えば、味方がフォロー出来る体勢でもないのに勝手にドリブル勝負をしかけるのはチームに迷惑をかけてもかまわないというスタンドプレーになってしまいます・・・。

おすすめのドリブルというわけではありませんが・・・ 
まずはフットサルのコートの大きさをイメージして下さい。 国際基準(都道府県や関東リーグも同等)は縦40m、横20mですよね?という事はハーフウェーラインからゴールまでの距離はたった20mしか無いんです!これをサッカーに置き換えてみて下さい。フットサルコートでハーフウェーラインまで来たら、サッカーだとペナルティエリア内の距離ぐらいになります。
Oさんはサッカー経験はありますか? 私はサッカーは今でもプレーしています。FWだからかもしれませんが、私はペナルティエリアに入るか入らないかぐらいの距離からシュートを常に意識しています!
サッカーで20mはシュートエリアになります。それならフットサルのハーフウェーラインもシュートエリアになると思いませんか?ちょっと強引な説明ですが(笑)

実際フットサルの試合で私はALAとFIXOを主にやりますが、ハーフウェーライン付近でボールを保持した場合は絶えずGK(ゴール)を見ています。 そしてサイドライン(ALAの位置で)でボールをもらって目の前の敵を相手に1対1をしかけようとした時も、まずはゴールを見ています。 
過去数年の私の得点を振り返ると、敵を完全に抜き去ってシュートを打った記憶があまりありません・・・。ほとんどの得点がミドルシュートでした。 右でも左でも、敵を半歩だけかわして即シュートを意識しています。少しでもドリブルをしてしまうとDFはついて来てしまうので、反応が出来ないタイミング、ようするに半歩かわした(ボール1個分横にずらした)瞬間に、たった1歩の踏み込みだけでシュートを打ちます。(助走=ドリブル無し! 本当に1歩の踏み込みだけ!) 
これはとにかくイメージが大事です。ゴールの位置と敵を半歩かわすタイミング、そしてシュートを打つまでのスピードが要求されます。 

ですが、1対1というのは「必ず抜かなくてはいけない!」「自分のシュートがゴールに入らなくてはいけない!」という事はありません。大事なのは1対1でシュートを打つ事です。 目の前の敵を完全に抜き去ろうとしてボールを奪われたら当然相手ボールになってしまいますよね。最悪カウンターで数的不利に陥り、失点してしまいます。しかし、たった半歩かわして弱いシュートを打ったとしてもボールは相手ゴールに向かって行きます! 

ボールをシュートしてそれが相手ゴールに向かっていったら、何かが起きる可能性があるんです。相手選手がオウンゴールしたり、GKが弾いたこぼれ球を仲間の誰かがゴール前にいてプッシュしたり、コースを変えたりして得点するかもしれない!もしくはシュートを打った後ゴール前につめたらGKが弾いて自分の前にこぼれてくるかもしれない!!というようにシュートを直接ゴールに決めなくても、シュートをただ打つだけで得点チャンスはものすごく増えるんです。 
だすから、ドリブルで1対1をしかける際に、目の前の敵を抜き去ろうと考えずに、まずはシュートを打つ事を目的に勝負してみてはどうでしょうか。 

実際フットサルでもサッカーでも、敵を抜いただけでは得点出来ません。 シュートを打たなくては得点出来ません。 そしてドリブルはシュートを打つための過程の1手段でしかありません。ドリブルで抜く事が目的ではなく、得点する事が目的です。ドリブルは「得点」という目的を達成するための手段でしかありません。手段と目的をはき違えてはいけません。もったいないです。

とにかく【シュートを打つ】事を第一に考えてみて下さい。そうすればきっとドリブル勝負に対する気持ちも楽になるのではないでしょうか。

頑張って下さい!