ブラジル式フットサル講習会

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サイドでの、1対1のディフェンスポジション

お悩み相談室、第8回目は『サイドでの、1対1のディフェンスポジションについてのご相談です。 

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 『僕たちのチームは基本的にはBOXの2-2です。昨日試合だったんですが、サイ
ドから攻められたときに、どうしてもニアにシュートを打たれ失点してしまいま
す。中央にパスをされるのが怖いので、どうしても寄ってしまってるのかなと思
ったりもします。おもいっきり、ニアを切ったほうがいいんですか?』

 Q : Iさん(男性)より
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    A : コーチより
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 まず初めに、1対1でのシチュエーションに対するGKのポジショニングについてお話します。GKのポジショニングは、菱形で守ってる時とBOXで守ってる時も関係なく、同じポジションを取る事になります。

 サイドラインで、敵と味方が1対1をしていて、ニアにシュートを決められるということは味方のDFが相手選手に縦にドリブルをされているはずです。それは、中に折り返しのパスを出させないために行う、ワンサイドカットのDF方法ですので、方法としては間違ってはいません。 

 なぜ、内側のパスコースを切って、縦に行かせるかというと、単に折り返しのパ
スを出させないためだけにやっているのではありません。シュートコースの問題でもあります。 

 もし、敵がボールを保持した状態でゴール正面に立っていたり、もしくはサイドからゴール正面(内側)に向かってドリブルしてきたら、ゴールの四方(上・下・左右上・左右下どこにシュートを打たれるかわかりません。ですから、シュートを防ぐのが非常に難しくなってしまいます。ゴール正面にドリブルさせてしまうと、シュートコースが複数あることになります。しかし、サイドラインで味方DFが内への折り返しのパスと、内に切れ込むドリブルのコースを消してしまえば、おのずと相手選手は縦にドリブルするしか選択肢がありません。そこでイメージして下さい。縦にドリブルするということは、シュートコースはニアサイドしかありません!シュートは必ずニアにしか飛んで来ないので、GKはゴールの中心とボールを結んだ線を意識して、ニアポストよりにポジションを取れば、自分の正面にシュートが飛んで来ます。よって、9割方に失点しません!  失点したらそれは、GKのミスとなります。

 ニアにシュートを決められてしまうのは、サイドラインで1対1の勝負に勝った相手選手が、縦にドリブルして来ているのにもかかわらず、GKのポジショニングがニアよりではなく、ゴールの中心に寄っているからではないでしょうか。ゴールの中心とボールを結んだ線を意識して、ニアポストよりにポジションを取れば、ほとんどのシュートが正面に飛んで来ます。

 ただし、例外もあります。相手選手が縦にドリブルしてきて、シュートコースがニアしかないのに、なぜかシュートをファーポスト側に打たれて失点してしまう時です。それは味方のDFが原因です。相手選手がシュートを打つ際に、足を投げ出してブロックするかしないかで、カナリ変わってきます。内側のパスコース、ドリブルコースを消してくっついているだけでは、DFとは言いません。ただマークをしているだけです。DFと言うのは、最後シュートを打たれる瞬間に足を投げ出して、シュートブロックする! もしくはブロックしようとスライディングしたりして、自分の精一杯のプレーで失点しないように、ボールを奪うように、クリアするように頑張る事を【ディフェンス】と言います。ただ横についてマークしているだけなら、「守って」はいませんよね? そのようなDFをせずに相手選手のシュートコースをニアに限定させられれば、GKはポジションをより確実にシュートを止められます。 もしニアに立っていても失点する場合は、シュートをキャッチしようとしているからかもしれません。フットサルでは掌でシュートを外に弾くことをおすすめします。