ブラジル式フットサル講習会

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サッカー経験者・未経験者混在チームの、フィジカル/メンタルのケア(2)

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++   チーム内で経験者/未経験者が混在している為、練習等で顕著に現れる基本的な技術の差については、フィジカル/メンタルともにどのようにケアが有効もしくは必要でしょうか?アドバイスいただければ幸いです。(2)

 Q : gさん(男性)より  

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 3/15にアップした、「サッカー経験者・未経験者混在チームのフィジカル/メンタルのケア(1)」の続きとして、「フィジカルケア」についてのお話になります。  

 A : コーチより  

 今回はフィジカルトレーニングについてお話したいと思います。サッカー経験者と未経験者では、当然鍛えられている筋肉が違いますので、おのずとトレーニングメニューは変わって来ます。  

 サッカー経験者は、「走る」「蹴る」ということを、数年続けて来ていますので、素走り(マラソン)ではなく、ボールを使って走るトレーニングが良いと思います。また、サッカー経験者は、チームの中心になる人たちですので、攻守の切り替えやカウンター時に必要な、短い距離を走るスピードアップ、そして、なるべく沢山試合に出るために、短い時間での筋肉疲労回復力を高めるトレーニングを、することをおすすめします。  

 ただ走るだけでは面白くありませんので、ボールを使ってのトレーニングが良いでしょう。フィジカル要素を取り入れた練習は、通常は苦しいだけですので、楽しくありません。楽しめなければ効力は半減しますし、「またやろう! 」などと思えないので、楽しんでトレーニング出来るモノが、精神的にも楽ですし、継続する力にもなります。ですから、ボールを使ってのトレーニングは、とても良い方法と言えます。楽しく筋力アップ、持久力アップをしていきましょう。

 

 例えば、短いダッシュをしなくてはいけないシュート練習で、インターバルを20秒ぐらいにして連続10本。片方のゴールにシュートしたら全力で逆側のゴールまでダッシュして、そのゴールに向かってシュートを打つ。それと、1対1を(DF側)、インターバルを全く取らずに、10人連続で相手をする。etc・・・

 ただ、上記内容は、数人必要になって来ますので、やはり一番簡単なのは、苦しくてつまらないけれど、短いダッシュをひたすらやることだと思います。15mぐらいの距離の全力ダッシュを、インターバル20秒取って15~20本やるのは、本当につまらないし、とっても簡単ですが効果は十分あります。もし、つまらないと感じるならば、ボールを使って、ダッシュドリブルにしてはどうでしょうか。

 

 チームの主力になる、サッカー経験者に一番必要なのは、筋肉に溜まった乳酸をなるべく早く回復させて、すぐにプレー出来るようにする乳酸耐性です。それを高めるトレーニングをすることで、一人一人のプレー時間が伸びるので、よりチームに貢献出来ますし、自分自身、沢山プレー出来ることは、大きなメリットになるのではないでしょうか。技術に優れた選手が、試合で長時間プレー出来るのは、チームにとって、非常に心強いと思います。技術はあるのに、すぐへばってしまってはカッコ悪いですしね。

 

次に、サッカー未経験者に向いている、フィジカルトレーニングですが、サッカー未経験者は、まずは基礎体力をつけることと、激しい運動をするための筋肉を作る必要があります。ですから、まずは10分間走、20分間走、もしくは3~5km走などを行い、持久力をつけ、体に「走る」という行為を覚えさせなくてはいけません。

 

筋肉は細胞なので、ずっと体を動かしていないと、体の動かし方を忘れてしまいます。とある運動会で、元Jリーガーで数年体を動かしていなかった人と、元々体育会系ではなかったが、運動会のために半年前から、3km程度のランニングを続けていた人、どちらが運動会で活躍出来るでしょうか? 多分、後者です。

 

さて、話を戻しますが、長い距離を何度も繰り返し走ることによって、「走るフォーム」が安定して来ますし、長時間走り続けられる持久力も、身に付つけられます。「走るフォーム」が安定することによって、走る速さは大幅に変わります。更に持久力もつくのであれば、一石二鳥です。

 

これらのことをしないで、目先の技術ばかりに気を取られると、俗に言う「運動不

足」な、人のような動きしか出来ないまま、試合に臨まなくてはいけなくなってし

まいます。スムーズにボールを蹴る、走る、ということをするためには、まずは沢

山走りましょう。そして、持久力と一緒にやってもらいたいトレーニングは、ラダーなどを使ったトレーニングと、前後左右斜めへの、細かいステップです。

 

常に踵を上げた状態で、足を細かく動かし、腿を高く上げる動作を、素早く出来るようにならなくては、フットサルのスピーディーな動きについて行けません。フットサルは前後左右斜めと、細かいステップで素早く動くことが求められます。こららの複雑な動作は、急には対応することは出来ません。持久力と同時に、アジリティトレーニングも行うことをおすすめ致します。これらのトレーニングを行う際には、必ず「腕を速く、沢山振る」ことを意識して下さい。腕を振るという動作はカナリ重要です。人は歩く時、腕をピーンと伸ばしたまま、左右の足だけ前後して歩く人はいません。誰もが、左右の腕と、左右の足を交互に動かすはずです。腕を前後に動かすことで、左右対称の足も前後に動きます。人の体の構造上、そのようになっています。ですから、速く走りたいならば、腕も速く振らなければいけない、ということになります。

 

次回はメンタルケアについてのお話をしたいと思います。

 

(3)へ続・・・