ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

試合結果 関東大学フットサルリーグ

2011,5/1(日)に関東大学フットサルリーグ第一節を戦って来ました。

 
対戦相手:WOOER(明治大学)
結果:○8-2(史2、裕2、陽2、雅、僚)
 
出場メンバー;GK雄、FP孝、僚、雅、蘭、至、親、木、真、寿、陽、史、武、持、裕
 
 
 前半開始30秒で先取点を取れたのが大きかったです。全選手にとって初めての大学リーグで、試合会場も初めて訪れる選手ばかりで、みんなが緊張していたと思います。しかし、「練習は嘘をつかない」とばかりに練習通りのチームの攻撃の形が見事にはまり、電光石火での先取点となりました。裕が浅い位置まで下りて来たPIVOとワンツーパスで左サイドを抜け出し、DFをドリブルで振り切って【左足シュート】をファーサイドへ打ち、そこへ史が詰めて無人のゴールへ1プッシュ。本当に見事と言うしかない、最高の得点でした。
 
 更に相手チームを畳み掛けるように、その1分後に追加点を奪います。先取点をアシストした裕が左ALAの位置で、FIXOからのパスをノートラップで打った右足ミドルシュートをゴールに突き刺します。GKが空けていたニアを狙った良いシュートでした。相手GKにとっては痛恨のポジショニングミスでした。
 
 WOOERは体格の良いPIVOにロングボールを集め、PIVOのポストプレーからサッカーのようなダイナミックなプレーを中心に攻撃して来るチームで、PIVOを使わない時は遠目からのミドルシュートが多かったように思います。しかし、ロングボール中心のチームは数多く存在し、過去には何度も苦しめられましたが、ピッチの縦幅が狭かったこともあり、自陣への戻りが苦にならないので意外と楽にPIVOへのパスを処理することが出来ました。ミドルシュートに対しても寄せを素早くし、フリーで打たせないように工夫し、キックインやコーナーキックも完全にシュートコースを防ぐことで危ない場面には至りませんでした。
 
 その後は怪我から復調して来た雅と、僚のミドルシュートで加点し、更には史のドリブル突破からのシュートが決まり、5-0で前半を折り返します。
 
 後半はなかなか追加点が奪えず、先に失点してしまいます。ペナルティエリア内で相手選手がGKに接触プレーとなり、ゴール前で混戦となっているところを先にボールに触られ、詰められてしまいます。また、ラインを割るかどうか、判断が難しいところをドリブルされ、GKとの連携ミスで無人のゴールに流し込まれてしまいます。2失点とも非常にもったいないです。このような失点が減れば、リーグ戦や各種大会でもより上を目指せると思います。修正すべき課題が見つかって良かったのかもしれません。
 
 追加点が奪えたのは5分を過ぎた辺りからでした。出場メンバーでは最年少の陽がカウンターから2得点し、勝利に花を添えられました。
 
 今回対戦したWOOERだけでなく、全てのチームが初対戦です。相手がうちのチームに対して様子を見ているうちに先にペースを握れるかがポイントになると思います。苦戦しようが失点が増えようが、今後も戦い方を変えずに理想とするフットサルを追い求めてもらいたいと思います。
 
 1部リーグ昇格目指して戦いましょう。