ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、毎回さまざまなテーマでフットサル上達のための講習会を開催しています。 超初心者向けのフットサルスクールやチームクリニックも行っています。 ※競技系チームに関しましてはお問い合わせ下さい。 Copyright(C), 2005-2017 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

11,6/9(木)「勝利至上主義の弊害」Jrユースチーム

☆U-15参加メンバー:住、夏、井、正、渓、清、佑、勝、堀、幸、唐、隼、悠、影、建、福、孝、木


●アップ
・コートを左右3周ずつドリブル。
 体をほぐす事が目的なのでゆっくりと走る。
 左右の体重移動や負荷を左右均等にするため、左右両回り行う。

●ランジウォーク
・前後30mを一本ずつ。
・正しいフォームで行う。腰を落としたら膝が地面につくぐらいまでの位置を2秒キープ。

[フロントランジ]
・目の前に架空のロープをイメージし、それをまたぐように、股関節を使って、腿を
 上に引き上げ、足を踏み込む。

[バックランジ]
・後ろに架空のロープをイメージし、それをまたぐように、股関節を使って、腿を
 上に引き上げ、後ろに足を大きく踏み込む。

●スキップ
・子供スキップ
・ノーマルスキップ前後左右
・爪先タッチ
・踵タッチ

●コーディネーショントレーニング
・うつ伏せ→手を使わずに立ち上がる→JOG
・うつ伏せ→右側に横回転→回転の力を利用して手を使わずに立ち上がる→JOG
・うつ伏せ→下半身を回して遠心力を利用して長座の姿勢になる→すぐに立ち上がる
 →JOG
・うつ伏せ→股関節を胸に引き寄せるようにして手を使わずに立ち上がる→JOG

●ブラジル体操
・つま先タッチ
・後ろに足振り上げ
・外側真横に足振り上げ
・腰振り
・肩甲骨閉じる、開く
・腕振り上げ
・肩回し
・股関節回し前後左右

※ストレッチは練習に参加する以上、全員が大きな声で数を数える。
 「自分は練習に参加しています」という意思表示として。
 大声を出して自分の内側から「やる気」を上げて行く。
 チームに活気を出すために、練習を盛り上げる声は必要。
 静かに、し~んとした、暗い雰囲気で楽しいと思うのかどうか。
 選手本人が、自分で、チームを明るい雰囲気にする。 

●3対3+PIVO~前プレ回避~
・オフェンスの3人が、ペナルティエリアの高さに横一列になり、
 ゴールクリアランスからスタート。
 PIVOがセンターサークル付近で待機。PIVOへのDFは無し。
・GKからのパスを受けた選手にもよるが、ALAは目の前のDFとの駆け引きをし、
 裏を狙うのかフェイクでフリーになるのか工夫する。
 FIXOがパスを受けた場合、DFに寄せられる事が多くなるので、
 腕と背中でブロックし、DFをブロックしながら足裏で、ボールを転がす
 ドリブルをするなど、ボールキープを徹底する。
 もちろんターンできるならターンしても良い。
 もしくは2タッチor1タッチプレーで、ALAとのワンツーパスを狙う。
・両サイドのDFがPIVOへのパスコースを絞り切れていなければ、GKはDFとDFの間を
 通す、低くて速いスローでPIVOへのパスを試みる。
 PIVOへのパスが通ったらPIVOはターン禁止。PIVO以外の選手2人がPIVOからの
 ラストパスを受けるように前方へ走り出す。
 最低1人はボールを奪われた際のDF役として、蓋をするために最後尾に残る。
・オフェンスがハーフウェーラインを突破したらオフェンスの勝ち。
・DFはボールを奪ったら得点を狙う。 


<話した内容>
・東京都リーグでのMVP選出方法について考えてみる。ホームチーム・ビジターチームともに
 勝利チームから最も活躍したと思われる選手を選ぶことになっている。これは単純に勝った
 チームが優秀で、負けたチームはそうではないと言っていることと同義だと思う。
 例えば、本来ならば10点差つくぐらいチーム力に差があるが、ある選手が
 非常に良いプレーをして相手を抑えていたから最小失点で負けたとしても、
 その良いプレーをして失点を減らした選手はMVPには選ばれません。
 他チーム相手には5,6点決めるような選手を、シュート0本に抑えたとしても
 絶対に負けチームからは優秀選手は選べない。
 どうみても凡庸な試合で、お互いが消極的な試合をして、結果たまたま勝った
 としても、必ずMVPは勝利チームから選ばれる。
 これが原因で何が起こるかというと、悪質なファウルの数々。
 勝ちたいがためにプッシング、掴む、引っ張るという行為が頻繁に起こり、GKが
 ボールを補給しようとしているのに点が欲しいためにGK目がけて突っ込む、
 などと言ったスポーツマンとして見逃してはいけないプレーが増えることでしょう。
 ただでさえ、平然と汚いプレーをする中高生が増えています。
 ファウルをとった審判に悪態をつくどうしようもない選手も多いです。
 この勝利至上主義とも取れるMVPは勝利チームから選ぶという選択が、今後
 どのようにリーグの試合に影響するかを見て行きたい。
 みんなはぜひこの内容を、帰宅してから両親に話して欲しい。
 両親と話し合って自分で考え、今後の日本フットボールについて議論して欲しい。
 勝ったチームの選手が更衣室以外で着替えたり、注意されたことに文句を言ったり、
 ファウルをした自分の行為を戒める人を罵る、平然とGKを危険に陥れる、
 手を使ってはいけないスポーツでシャツを掴む・引っ張る・押すといった行為をし、
 試合後に対戦相手、対戦相手のスタッフ、審判団の目を見て挨拶も出来ない選手が
 MVPに選ばれて「俺はすごいんだぞ」などと他を見下した様な態度でいることを
 周りの大人たちはどう思っているのか・・・みんな何がしたいんだろう。
 日本は肩書き社会でブランド志向だから、弱くて勝てない、大会で良い成績を収めて
 いないチームには人材が集まりにくい傾向にあります。
 だからどのチームも勝って知名度を上げることを第一に考えてしまう。
 しかしだからこそ、その中でどれだけ自分の信念を貫き、厳しい現状に抗えるかが
 重要だと思います。また、指導者の腕の見せ所とも言えます。
 私は選手の全力のプレーがみたい、そしてプレーしている自分とチームメイト、
 観戦している人たちみんなが楽しかったと言える試合がしたい。
 ただそれだけです。現時点で中学生の子が勝ったりMVPを取ることにどれだけの
 価値があるのか疑問です。それよりも指導者が伝えなければいけないことは山ほど
 ある。心の底から思い切り楽しめるフットボール環境を得られるまで頑張ろう。

※参考図書『スポーツは「良い子」を育てるか』永井洋一(生活人新書NHK出版)


 ランキングに参加しています。ちょっとでも記事を気にいってくださいましたら、バナー↓のクリックをお願いします。