ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

大学/U-18チーム・トレーニング(2014,11/6)

2014年11/6(木)に行ったチーム練習のレポートです。

 

【ウォーミングアップ】

●体幹トレーニング

●ブラジル体操

●リフティング

 

【トレーニング】

●パラレラ→シュート

・FIXOとALAの2人でシュートまで持って行く。プラスPIVO。

・ALAの前にDFを立たせて常に中のパスコースを切らせる。

・ALAはDFにパスをカットされなようにライン際へ膝上ぐらいの

 ループパスを出す。

・FIXOはALAからパラレラのパスを受けてファーポストへシュート。

 PIVOはパラレラのパスが出た瞬間に最短距離を走ってファーポストへ。

・左右両サイド行う。

 

●ダイアゴナル→シュート

・4-0の形からボール保持者は逆サイドの選手へパスを出す。

 パスを出したらたらDFとDFのライン間に入り、DFをひきつける。

 DFがついて来たらそのDFを振り切るため、そこから「くの字」を描くように

 急に方向転換する。

 「くの字」で方向転換すると自分のマーカーがボールウォッチャーだった場合、

 用意にフリーになる事が出来る。

 「くの字」で方向転換して目指すのはペナルティエリアの斜め45度の位置。

 抜けた選手がフリーになったのを見計らい、グラウンダーの速いパスを足下へ出す。

 その時点でGKと1対1の状況になっているので、1タッチもしくは2タッチで

 素早くシュートを打つ。

 

<ポイント>

DFのライン間に入る際はマーカーを確実に引き付けます。

そこからダッシュでくの字の動きをすれば必ずフリーになる事が出来ます。

サッカーのような円を描く動きをすると走る距離が長くなり、

DFの目と首が動かないので、フリーになれません。

マーカーが戻って来る上、くっついて来る可能性が高い(騙せない)です。

くの字の動きで方向転換する際、方向転換する直後はやや前方(斜め前)

を向いた状態でダッシュしますが、必ず途中から横向きになり、

後ろから出て来るパスに対応出来る体の向きにする事。

そうしないとALAからのパスを足裏でトラップしたり、

インサイドで前に押し出すトラップが出来ません。

シュートが打てる体勢になること。

 

●ノートラップシュート

・ゴールを倒してシュートコースを腰から下にして。

・ゴール前のこぼれ球を想定して、GKがポスト脇から第二PKマークの位置へ

 ボールを転がし、そのボールを走り込んだ選手がノートラップでシュートする。

・右足、左足の両方でシュートを打てるようにする。

 

●キックインからのシュート

 

●2対1

・GKと協力して数的不利を同数にする。

 ハーフウェーラインから第二PKマークまでのパスは、全てFPが守備を頑張る。

 左右振られないようにパスコースを限定することがベスト。

 逆に出されたら、FPは再度折り返えされないように内を切りながら寄せて行く。

 第二PKマークよりペナルティエリアに近いパスは、全てGKがシュートコースを切りながら飛び出す。

 FPはマンツーマンでもう一人について行く。

 ファーへのシュートを決めさせない。

・オフェンスは上記の逆を考えて、得点を狙う。

 矛盾していますが、数的有利なのだから得点することに最善を尽くす。

 

 

以上がトレーニングメニューになります。

チームトレーニングや自主トレなどの参考にしていただけたら幸いです。