チーム活動はサッカーをやるため(20160530)ジュニアトレーニングK
2016年5月30日(月)に行ったK小学校の
ジュニアトレーニングです。
●ウォーミングアップ
・軽くランニング
コートを右回り、左回り2周ずつ
・動的ストレッチ
・手繋ぎ鬼
●ボールコントロール練習(1)
・正方形になるようにマーカーを4つ置き、4つのマーカー
それぞれに同じ人数ずつ待機する。
・各マーカーでボール1個用意。
・対角線に向き合っている選手同士がお互いに向かって
ドリブルをして行く。
・二つの対角線の選手、あわせて4人が同時にお互いに向かって
ドリブルするので、正方形の中心は4人がぶつかるように
密集することになる。
・正方形の中心辺りで密集する際、自分以外の他3人にぶつからないよう
上手くボールをコントロールして対角線のマーカーまでドリブルする。
※スピード調整、ボールコントロール、ストップなど駆使する。
●ボールコントロール練習(2)
・各学年毎に分かれてドリブル練習
・6年生はアウトサイドフックでのターン(右足、左足)、インサイドフック
のターン、シザースフェイント。
・5年生は片足インサイド、アウトサイド(右足、左足)、両足インサイド、
アウトサイドをリズムよく細かく、スピードを上げて行う。
・3~4年生は片足インサイド、アウトサイド(右足、左足)、両足インサイド、
アウトサイド
・1~2年生は橋渡しドリブル(マーカーで作った枠から出ないように
ドリブル)→足裏ストップ→180度方向転換→ドリブル
●ボールコントロール練習(3)
・ボールコントロール練習(2)をより高度に実施。
・6年生は目印となるマーカーまでドリブルし、ボールを止めずに
マーカーの手前でシザースフェイント→アウトサイドで突破する。
・5年生は全てのプレーを、よりスピードアップ。
・3~4年生はマーカーを使って(2)のドリブルをノーミスクリアを
繰り返し出来るように。
・1~2年生は足裏でボールストップ→ターン→方向転換からのドリブル
という動作をスピードアップ。
●スプーンキック(ループ)
・浮き球を蹴れるようにする。
・ボールの下に爪先を入れ、膝から下を使ってすくい上げるように足を振り抜く。
・2人1組で向かい合いながらパス交換。
・慣れて来たら2人でボールを2個使い、1人はゴロで軽く転がしてパートナーへパス。
もう1人は転がって来たボールに当てないように、ボールをすくってループパスを出す。
●キック練習
・キックターゲットを使って、遊びの中でキックの精度を高める。
・最初は近い距離から行い、5つの穴全てにボールを通したら距離を伸ばす。
●ゲーム
・1~2年生は3対3
・3~6年生は5対5
<話した内容>
チームの練習に来たならば、サッカーをやりましょう。
せっかく来たのに時間だけが過ぎて行くのはもったいないです。
今日はここに何をしに来ましたか?
サッカーをやりに来たと思うならば、サッカーをやって欲しい。
好き勝手にボールを蹴ったり、ふざけあったりせずに、「練習」に参加する。
好き勝手にボールを蹴って遊ぶならば、わざわざチームとして活動をしている
「練習の場」に来る必要はありません。
自分の家の前や公園なら、好き勝手にボールを蹴ることができます。
チーム活動をしているところではなく、一人で個人でやってください。
チームに所属するならば「チームの活動」に加われることが大前提。
そして練習に参加するならば、「練習すること」も大前提。
勝手にボールを蹴り続ける、話を聞かない、ふざけあって遊ぶ、
という選手はチームに所属することはできません。
チームは組織です。組織には必要最低限の規律があります。
チーム練習の時間は限られています。
ふざけている時間、遊んでいる時間、しゃべっていることに使っている時間を、
練習する時間に当てたら上達も早くなるのではないか。
とてももったいないと思います。