ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

ジュニアトレーニング(20160606)~K小学校~

2016年6月6日(水)にK小学校のチームを指導してきました。

その時のジュニアトレーニングの内容になります。

参考にしていただけたら幸いです。

 

●ウォーミングアップ

・軽いランニング(コートを左回り、右回り二周ずつ)

・動的ストレッチ(ブラジル体操)

 肩甲骨、ふくらはぎ、ハム、膝周り、股関節、背筋、脇、

 内転筋、アキレス腱

 

●ボールコントロール練習

・足の甲にボールを乗せて、乗せたまたボールを止める。

・ボールを手で持って、真上に蹴って落ちて来たボールをキャッチ。

・その場でリフティング

・リフティング歩き

 

●ドリブルからのシュート(1)

・マーカーをジグザグにドリブルし、最後のマーカーを越えたら

 ファーサイドにシュート。

 (右サイド、左サイド両方行う)

 

●ドリブルからのシュート(2)

・トップスピードでドリブルし、ペナルティエリアのライン手前でシュート。

 ※ペナルティエリアに入らないようにドリブルのスピードを調整すること

 

●ドリブルからのシュート(3)

・トップスピードでドリブルし、ペナルティエリアのライン手前に置いてある

 大きいマーカーを左右どちらかにかわしてシュート。

 ※マーカーをかわせるスピードでドリブルすること。

 

●ドリブルからのシュート(4)

・マーカーをジグザグにドリブルしてシュート。

 ただし、マーカーの手前でシザースフェイトを入れること。

 ボールを一回またいで逆足のアウトサイドでマーカーをかわすようにする。

 

●2対2のライン突破ゲーム

・一人で突破するのか、味方と協力するのか工夫すること。

 

●2対2の4ゴールゲーム

・各チームそれぞれ攻めるゴールと守るゴールが2つずつ。

 攻めるゴールは正面のゴールと左側のゴール、

 守るゴールは真後ろのゴールと右側のゴール。

・数的優位を作り出し、DFが少ない側のゴールに攻められればgood

・駆け引きを楽しむ。

 

●ゲーム

・4対4(GKなし)

 攻撃、守備ともに参加すること。相手ゴール前に立っているだけ、

 自陣ゴール近くで守っているだけではなく、攻撃に関わるために走り、

 相手にボールを奪われたら失点しないために守備にも参加する。

 自分からボールに関わるために近寄ること、声を出してパスをもらう

 工夫をすること。

 

 

<話した内容>

止める・蹴るという技術を身につけられたら、もっとサッカーが楽しくなります。

目の前にあるボールを蹴り出す、転がって来たボールが体に当たってどこかに

行ってしまう、という状況のサッカーで楽しめるのかどうか。

目の前にあるボールをただ蹴り出すことしかできないのと、

シュートなのかドリブルなのか、それとも味方にパスするのか、

やりたいプレーを実際にできるかどうかで満足度は変わります。

転がって来たボールに対しても同様で、体に当たってボールがどこかに転がって

行くのと、自分の意思で転がって来たボールを止められて次のプレーができる

のとでは、ゲーム自体が全く別のものになります。

高学年は何ができたら楽しいですか?自問自答してみてください。