自分で課題を見つけ、挑戦しよう~両足を使ってみる~
●ウォーミングアップ
・動的ストレッチ
動きながらのストレッチとジャンプなど。
●コーディネーショントレーニング~コミュニケーションを取りながら~
・マーカーを四つ使って8m四方のグリッドを作る。
・逃げる人は5人で、そのうち4人はマーカーの位置に立ちます。
もう1人はマーカーとマーカーの間に立ちます。
鬼はグリッドの中で待機します。
・鬼がタッチ出来るのはマーカーとマーカーの間にいる人のみ。
マーカーの位置に待機している人にはタッチ出来ません。
タッチされないためにはマーカーへ移動するしかありません。
マーカーの位置で待機していた人は、鬼にタッチされそうに
なって逃げた人がマーカーに向かって来たら、マーカーの
安全地帯を明け渡さなくてはいけません。
マーカーには1人しか立てません。
鬼にタッチされないためにはどうしたら良いか、
声をかけ合って考えながら逃げましょう。
●キープゲーム
・2チームに分かれて片方のチームが一人一個、
ボールを保持する。
・ボールを持っていないチームの選手はボールを奪いに行き、
ボールを奪ったら奪い返されないようにキープする。
・ボールを奪われた選手は奪い返す。
・タイムアップ時に沢山ボールを保持していたチームの勝利。
・ドリブルだけでなく、パスも組み合わせること。
●ゲーム
・上級生は左足でシュートを打つ。左足以外での得点は
ノーゴールとする。
・1,2年生がシュートを決めたら3得点とする。
<話した内容>
今の自分の実力に満足しないで欲しい。
自分の中での満足度を高める努力をする。
学年で一番上手い、チーム内で一番上手い、と思い、
決まりきった得意なプレーでチームメイト相手に
活躍をするのも自信になるので良いことだと思います。
しかし、だからといって、「俺はこれで良いんだ!」
と出来ることしかやらなくなるのはダメです。
どのような選手にも苦手なプレーというものはあります。
また、今の実力では出来ない難しいプレーもあるはずです。
苦手なプレーを克服すること、プレーの幅を広げること、
難しいプレーに挑戦することがレベルアップへの近道です。
出来ることばかりやっていては成長はありません。
今回は強制的に左足でシュートを打ってもらいました。
いつも利き足しか使わない、逆足で打てるにも関わらず
必ず利き足に持ち替えてプレーするのはどうかと思います。
本当に上手くなりたい、レベルアップしたい、
上のチームに挑戦したい、勝ちたい、と願うならば、
人から言われなくても自分で課題を見つけて挑戦する、
そのような選手になってください。