ボールコントロールとドリブルの違いを理解することは大事です。
パスコースを作るために横に動かすプレー、
ボールを前に運ぶプレー、
目の前の相手選手を抜くような突破するためのプレー、
バランスを取るためにボールを保持したまま
ポジションを修正するプレー、
これらは全て違います。
目の前の選手を抜きに行くプレー、
トップスピードでスペースへボールを運ぶプレー、
ペナルティエリアなどで勝負するプレー、
上記のようなプレーだけをドリブルと呼びます。
他は全てボールコントロールというプレーに分類されます。
ですから何でもかんでもドリブル、ドリブルと言っても話が通じないことがあります。
監督やコーチ、そして選手の間で上記のような内容が理解出来ていて、なおかつ同じ意味で共有することが出来ていれば良いです。
しかし、万が一どちらかが混同しているようなことがあれば悲惨です。
たった一言、「ドリブルしろ」と言ってもお互いが違う意味で 「ドリブル」という言葉(指示)を受け取ってしまった場合、プレーに 食い違いが出てしまいます。
そうならないためにも小学生のうちから専門用語としてドリブルとボールコントロールを理解させる必要があります。また、指導者も勉強しなければいけません。
それが責任というものです。