ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

GKトレーニング 2017.11/21(火)

2017.11/21(火)のGKトレーニングメニューを公開します。

 

【正面のキャッチ(オーバーハンド)】

・プレーヤーはゴールラインから一歩出た位置に待機し、両足を開閉する

 小さなステップ(ジャンプ)をしてキックに合わせてキャッチする。

 キャッチする際は必ず足が開いた時にキャッチ出来るよう、

 タイミングを合わせること。

・サーバーもしくはコーチはPKマークから、胸から顔付近へパントキック。

・GKは胸から顔付近へのキックを両手でキャッチ。

・10本連続でプレー。

※慣れて来たら前後に1m動くステップ、踵上げ(背後で踵を手でタッチ)

 ステップにするなど、ステップに変化をつける。

※GKは常にアジリティ要素もしくは複合的な動きを加えること。

 

【正面のキャッチ(アンダーハンド)】

・プレーヤーはゴールラインから一歩出た位置に待機し、両足を開閉する

 小さなステップ(ジャンプ)をしてキックに合わせてキャッチする。

 キャッチする際は必ず足が開いた時にキャッチ出来るよう、

 タイミングを合わせること。

・サーバーもしくはコーチはPKマークから、グラウンダーのインサイドキック。

・GKはグラウンダーのインサイドキックをしゃがんで両手でキャッチ。

・10本連続でプレー。

※慣れて来たら前後に1m動くステップ、踵上げ(背後で踵を手でタッチ)

 ステップにするなど、ステップに変化をつける。

※GKは常にアジリティ要素もしくは複合的な動きを加えること。

 

【左右に移動してのキャッチ(グラウンダー)】

・ゴールのポストからポストへサイドステップしながら、グランダーのキックを

 しゃがんでキャッチ。

 キャッチしたボールを返したら、即逆サイドのポストへ移動する。

・×10本。

 

【左右に移動してのキャッチ(オーバーハンド)】

・ゴールのポストからポストへサイドステップしながら、胸~顔のキックを

 オーバーハンドでキャッチ。

 キャッチしたボールを返したら、即逆サイドのポストへ移動する。

・×10本。

 

 

【横への飛びつき(キャッチ)】

・長座(足を伸ばした状態)

 脇の下を抜かれないように、肘を曲げて手を地面すれすれまで落とす。

 コーチが左右にボールを転がすので、肘を曲げて脇を絞り、

 小指が地面をこするように、ボールまで手を伸ばしてキャッチする。

・左右交互に10本行う。

 

【横への飛びつき(ハイボール)】

・ゴール正面にポジションを取り、コーチがグラウンダーのボールを

 蹴るので、アンダーハンドでキャッチ。

 キャッチしたらコーチへ返す。

 コーチは返却されたボールを左右の上スミめがけて投げる。

 GKはコーチが投げたボールに飛びついてキャッチする。

・左右それぞれ×10本

 

【アジリティ(身体の使い方)】

・今回、GKたちから「下のボールを足でブロックした後のリカバリー」

 が課題だという話が出たので、課題を修正するために足のブロック→

 リカバリーに特化してトレーニングを行いました。

 

(1)

・GKはニアにポジションを取り、ニアからのシュートを想定して

 ポジションを取る。

・コーチはペナルティエリアのライン斜め45度の位置にボールを持って

 待機し、GKへ合図した後グラウンダーのシュートを打つ。

・GKがグラウンダーのシュートに反応し、足でブロックした後、コーチは

 素早く頭越しにボールを投げる。

 (ループシュートを想定)

・GKはループシュートを防ぐために足を投げ出した状態から素早く

 起き上がり、ループシュートをディフレクティングorキャッチする。

 

(2)

・GKはゴール正面にポジションを取り、左右どちらにシュートを打たれても

 良いように準備をしておく。

・コーチはPKマークの位置にボールを持って待機し、GKへインサイドキックで

 正面のグラウンダーシュートを打つ。

・GKは正面のグラウンダーシュートをキャッチしたらコーチへボールを返す。

・コーチはGKからのリターンパスをノートラップでゴール下スミ(左右どちらか)

 へグラウンダーのシュートを打つ。

・GKがグラウンダーのシュートに反応し、足でブロックした後、コーチは

 素早く頭越しにボールを投げる。

 (ループシュートを想定)

・GKはループシュートを防ぐために足を投げ出した状態から素早く

 起き上がり、ループシュートをディフレクティングorキャッチする。

 

【足のブロックトレーニング】

・GKはゴール正面に立ち、ボールを一つ両手で掴んだ状態で待機する。

・コーチは弱いインサイドキックをGKの正面に蹴り、GKはそのボールを

 ノートラップで軽くインサイドキックで返す。

・コーチはランダムで自由なタイミングでグラウンダーの強いシュート

 (インサイドキック)を打つ。

・GKはコーチのシュートを足のみで弾き返す。

※弾き返すのは横が理想。正面にしか弾けない場合は、セカンドボールを

 再度シュートされないように強く遠くへ弾き返すことを心がける。

 

以上がトレーニングメニューになります。

GKトレーニングの日を作り、GKだけを集めて行うことをおすすめします。

チーム練習等の参考にしていただけたら幸いです。