ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

06,11/17(金)埼玉出張クリニック:レポート第二弾

06,11/17(金)に【アスリエ与野・第2回埼玉出張クリニック】を行いました。

全4回クリニックの第2回目。

その時の内容をレポート形式でお伝え致します。

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☆アップ

・2人1組でボールを使ってのステップを数パターン

☆ストレッチ

☆インサイドキック講座

・インサイドキックの正しいフォームを伝える。

軸足と蹴り足の位置と角度、そしてボールの位置。

・ボールを蹴りやすい場所へ足裏で動かす。

☆パス&トラップ練習

・2人1組で向かい合ってパス交換

・もらう時は「パスを要求する声」を出す。

・左右どちらの足にパスをもらいたいのか手が指示を出す。

・パスの出し手は受けての指示を位置を確認する=ルックアップ

☆前回の復習=パス&トラップ練習

・スクエアパス

・もらう時にパスを要求する声を出す。

・パスを出す時、「あなたに出しますよ。」という声を出す。

・パスを受ける際、まずはしっかりと確実に止める。次のプレーを考えない。

・狙った所に正確にパスを出す。

・パスを出す相手をしっかりと見る。ルックアップ。

・敵から遠い方の足へパスを出す事を心がける。

・なぜ敵から遠い方の足へのパスなのか?を説く。

☆動きながらのパス&トラップ練習(1)

・2人1組で向かい合って、ジグザグにパス交換しながら攻めるゴールへ

 ボールを運ぶ。

・カウンターではないので、必ず後足へパスを出す。

・受けては後足の足裏でボールをトラップしたら、一度足裏でボールを 

 前方へなめる。そして味方へパスを出す。

・しっかり味方の後足を見てパスを出す=ルックアップ

☆動きながらのパス&トラップ練習(2)=エイト

・3人1組で行う。

・ボールは手で持って行う。

・ボールは真ん中の選手が持って始める。

・3人は真ん中の選手を少し後目にポジションを取り、両サイドが気持ち

 前に出て二等辺三角形のようになる。

・真ん中の選手はパスをサイドの選手に出したら、パスを出したサイドの

 前方へ走る抜ける(斜め前に走るような感じで=ライン際へ)。

・パスを受けたサイドの選手は一度真ん中へ移動する。

・真ん中へ来たら、進行方向のサイドの選手へパスを出す。パスを出したら

 パスを出したサイドの前方へ走りぬける。

・パスの受け手は中に寄らないで常にサイドライン際いっぱいに広がって

 おく。中に寄ってしまうとディフェンスも引き連れて行ってしまうので、

 パスが通らない。

 外に開く事によって味方がプレーしやすいようにスペースを広げられる

 ので、パスも通りやすくなります。

・これの繰り返しで、3人でボールを攻めるゴールへ運ぶ。

☆動きながらのパス&トラップ練習(3)=応用

・上記と全く同じ動きの中でスクリーンプレーを取り入れる。

・真ん中の選手がスクリーンをかける。

・パスを出した後にパスを出したサイドの前方へ走るが、その時にボールを

 保持している味方のディフェンスをブロックするように、間に割って入る。

・ボール保持者のディフェンスをブロックする事によってスクリーンプレー

 が成功し、ボール保持者はフリーになれる。よって数的優位になるので、

 そこから相手チームを崩せる。

※・スクリーンプレーはサインプレーでもあるので、誰がいつしかけるのかを

  明確にするためあらかじめ「しかける時の言葉」を決めておくと良い。

 ・しかける時の声は【大きく】【しつこく】【はっきりと】言う。

 ・しかける際は一旦真ん中で【タメ】をつくると成功しやすい。

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以上。

11月の金曜日と火曜日合わせて、全4回開催の第2回目でした。