07,1/30 escola de terca-feira~第三回目~:レポート
07,1/30
~火曜日講習会~ 「escola de terca-feira」の全三回の締めくくり、
07,1/30(火)に開催した第三回目のレポートが完成しました。
どうぞご覧下さい。
*********************************
☆アップ
・体を動かすための準備運動として、5分間走(ジョギング程度)を
行いました。
・他、背走・左右サイドステップ・体幹トレーニング
☆ストレッチ
・ゆっくりとしっかり行う。
☆パス&トラップ練習
・前回、前々回の復習
・自陣からボールを前に運ぶためには、全体のラインを押し上げなくてはいけません。
そのための練習。
・ゴレイロからパスを受けた状態からスタート。形はBOX。
・BOXの後ろ2人が横に開いて、横パスをしたらそのままパスを出した
サイドの斜め前に上がる。(パス&ゴー)
・横パスは強く。
・パスは敵から遠い方の足へ正確に出す。
(右サイドなら左足、左サイドなら右足でトラップ)
☆パス&トラップ練習=応用~BOXから菱形への移行~
・ディフェンスが前からプレスをかけて来た事を想定した練習。
・横パスを受ける際のトラップでディフェンスをかわす。
(足の裏を使ってファーストタッチでしっかりと前に転がしてかわす。)
・ディフェンスをかわしたら、そのまま横パス。
・パスを出したらパスを出したサイドの斜め前へ抜ける。
・BOXの前にいる選手は、後ろの選手が斜め前に走ったと同時に入れ替わるように、
後ろへ戻る。下がる。(スペースを空ける動きと使う動き。)
・PIVOはバランスを取る。
※横パスを受けたALAは必ずコート中央までドリブルし、自分がいたスペース
を空ける動きをする。そして、空いたスペースには前方にいた選手が下り、
後ろに常に3人(左右ALA+FIXO)の形を作るようにする。
★これがフットサルの基本動作になります!
☆パス&トラップ練習~BOXから菱形への移行~→攻撃パターン(1)
・上記と全く同じ動きからシュートへ持って行く。
・横パスを受けたサイドの選手は、パスを出した選手が自分の前方へ
走って行くので、そこへ軽くループパスを出す。
(ループパスはサイドラインに沿って真っ直ぐ出す。
・ループパスではなくグラウンダーのパスだと、球足が速くて味方が追い
つけなかったり、ディフェンスが足を出してカットしてしまう可能性があるので、
パスはループで行う。高く上げてしまうと時間がかかり過ぎてしまうので、
膝~胸ぐらいの高さで速いループパス。
☆パス&トラップ練習~BOXから菱形への移行~→攻撃パターン(2)
・横パスを受けたALAがコート中央へドリブルし、後ろ3枚の菱形を作る。
その瞬間FIXOになる。
・次にFIXOから横パスを受けたALAはまず自分についているディフェンスの
ポジションを確認する。
・縦のパスコースが消されていたら、中を絞れていないという事なのでPIVO
に当てられる。
・実際にPIVOにパスを出したらそのままPIVOへ寄って行き(パス&ゴー)、
落としのパスをもらってシュート。
☆パス&トラップ練習~BOXから菱形への移行~→攻撃パターン(3)
・横パスを受けたALAがコート中央へドリブルし、後ろ3枚の菱形を作る。
・FIXOはパスを出したい味方(ALA)についているディフェンスのポジション
を確認する。
・相手ディフェンスがALAにぴったりとくっついていた場合、必ずそのALAの前方には
スペースが生まれる。
・足下に出したら当然カットされるので、空いている裏のスペースへALAを走らせる。
・裏に走ったALAはそのままシュート。
・PIVOはゴール前へ詰める。
☆ゲーム形式の戦術練習
・4対4のゲーム形式で、オフェンスとディフェンスに分かれる。
・オフェンスは練習でやった攻撃パターン(1)~(3)のどれかを
狙い、得点する事を考える。
・あくまで攻撃の戦術練習なので、ディフェンス役は積極的にボールを奪う
事はしない。ただマンマークでついているだけ。パスミスのみカットする。
・オフェンスは常に菱形を作れるようにバランスを取る。
・ALAは後ろ3枚作るための戻る動き、PIVOはスペースを作る動きを意識する。
☆ゲーム
・バランスが悪かったり、コミュニケーションが取れていなかったり、
何も意図の無い攻撃をした場合はゲームを止め、問題点を指摘。
そして改善出来るようアドバイス。その後、ゲームを再開し修正。
**********************************
※)第三回目は全三回の最終日という事もあり、過去二回で覚え身に付けた
動きを基にし、攻撃パターン習得を目指しました。
三週続けて同じメンバーで練習しているので、お互いが動きを理解出来、
また、全員が何をやるのかという事がわかっている!やろうとしている!
という共通理解・意思の疎通がありとてもスムーズに練習出来ました。
第一回目の練習・ゲーム時もそうでしたが、第二回目の時も練習、
ゲームともに全く声が出せていませんでした。
最終日も同様に声が出ていませんでしたが、過去二回と比較すると
声が出ないなりに何とかしようという気持ちが出始め、
徐々にですが練習をこなすうちにチームメイトに「自分のやりたい事」
を伝える声が聞こえるようになりました。
私が講習会を開き、そして参加された方にいろいろとお伝えするのは
ただ知識を深めてもらいたいのではなく、試合という場で実際に
活かせるプレーを身に付けてもらいたいからです。
それを考え、最終日ではゲーム形式を中心に行ったのですが、
とても良い練習になったと思います。
攻撃パターンの練習ではディフェンスがいなかったり、または
ディフェンスが手を抜いている状態でやっているので
ほとんどの人が上手くシュートまで持って行く事が出来ていました。
ですが、それではいざ大会でやってみよう!となった時に
ディフェンスのプレッシャーが強かったり、上手く味方に伝えられ
なかったりしてなかなか思うようなプレーが出来ないはずです。
試合や大会で実際に活躍してもらいたい!今回やった攻撃パターンを
実践出来るようになってもらいたかったので、M-T-Mという手法の基で
練習し、習得を目指してもらいました。
三週間に亘って「チーム練習」をテーマにした講習会を開きましたが、
参加された皆様お疲れ様でした。
今回の攻撃パターンをぜひ自チームで活かして下さい。
以上