ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

07,11/3(土)超初心者対象講習会【自分の間合い(ドリブル)を知ろう!】レポート

07,11/3(土)に開催した超初心者対象講習会

【テーマ:自分の間合い(ドリブル)を知ろう!】のレポートです。

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☆アップ

・ランダムでのパス交換(グラウンダー・浮き球)

☆ストレッチ

☆インフロントシャペウ(1)

・ライン際に立っているイメージで行う。

・右サイドなら左足、左サイドなら右足を使う。

 目の前のディフェンス脇を通すようにインフロント(親指付け根辺り)

 でボールの下を引っ掛けるようにすくう。

・左右両方の足で出来るように練習。

☆インフロントシャペウ(2)

・2人1組でオフェンスとディフェンスに分かれる。

 ディフェンス役は少し中側のコースを切るように立つ。

 ディフェンスは抜かれる事を前提に1対1を行う。

 オフェンスはインフロントシャペウでボールを浮かし、

 ディフェンスの足が届かないようにライン際で抜く。

※間合いを知るのがポイント!

 ディフェンスと近づき過ぎるとボールを浮かした瞬間にディフェンスに

 カットされてしまう。

 逆にディフェンスとの距離が遠いと、シャペウで抜く事が読まれる。

 また、ボールを浮かせたとしてもディフェンスが先にボールに

 追いつくため、抜く事が出来ない。

 効果的な間合いを覚えましょう。

 

☆アウトフロントシャペウ

・ライン際に立っているイメージで行う。

・右サイドなら右足、左サイドなら左足を使う。

 目の前のディフェンス脇を通すようにアウトフロント(小指付け根辺り)

 でボールの下を引っ掛けるようにすくう。

・左右両方の足で出来るように練習。

☆アウトフロントシャペウ(2)

・2人1組でオフェンスとディフェンスに分かれる。

 ディフェンス役は少し中側のコースを切るように立つ。

 ディフェンスは抜かれる事を前提に1対1を行う。

 オフェンスはインフロントシャペウでボールを浮かし、

 ディフェンスの足が届かないようにライン際で抜く。

※間合いを知るのがポイント!

 ディフェンスと近づき過ぎるとボールを浮かした瞬間にディフェンスに

 カットされてしまう。

 逆にディフェンスとの距離が遠いと、シャペウで抜く事が読まれる。

 また、ボールを浮かせたとしてもディフェンスが先にボールに

 追いつくため、抜く事が出来ない。

 効果的な間合いを覚えましょう。

☆1対1

・実際に目の前のディフェンスと対峙し、1対1を行う。

・ディフェンスを抜くためには、ディフェンスを左右に振らなくてはいけない。

 右に抜きたいなら、まずディフェンスを左に動かす必要がある。

 左に抜きたいなら、その逆でディフェンスを右に動かす必要がある。

 ディフェンスの膝を見て、体重が乗った瞬間に逆をつきましょう。

 抜きたい方向とは逆にディフェンスを寄せて、ディフェンスの膝に体重が

 乗り膝が「グッ」と曲がったら、即逆に切り返します。

 その切り返しにシャペウを使うと効果大!

・1回の切り返しで抜けなければ、2回、3回と抜けるまで、

 ディフェンスを騙せるまで何回でも切り返す!

☆ダッシュドリブル&ストップ

・1対1でライン際を縦に抜けた時をイメージ。

・1対1の状況で前方にスペースがあるならば、前方にダッシュドリブルを

 するのが一番簡単な抜き方です。

 ですが、サッカー経験者に有り勝ちなのが、ドリブル中にボールが前に

 行き過ぎて、タッチラインを割ってしまうという事です。

 これは自分のドリブルスピードとフットサルのコートの狭さが

 頭にイメージ出来ていないから起こる事です。

 まずはフットサルコートの狭さを理解してもらいます。

 そして次に自身が全力で走ってボールに追いつくスピードを把握し、

 ボールを常に体から離さないという事を覚えてもらいます。

・全力で前方にダッシュドリブルをする。

 15m先にあるラインにたどり着いたら足裏でボールをライン上に止める。

 まずは通常のインステップドリブルで行う。

 慣れてきたら足裏でも全力で走りながらドリブル出来るようにする。

※ここでは全力で走りながらボールを止めるというコントロールをしますが、

 実際のゲームで必要なボールコントロールはシュートorパスです。

 縦にディフェンスをダッシュドリブルで抜いたら、その次はシュートか

 折り返しのパスになります。

 ただ止めるだけでなく、ダッシュドリブルをしながらシュートとパスが

 出せるようにトレーニングしましょう。

☆1対1

・切り返しやシャペウを駆使して1対1を行う。

・ディフェンスを少しでもかわしたら迷わずダッシュドリブルで

 縦に抜き去るように心ががける。

シザース(1)

・1人1個ボールを持ち、最初はゆっくりとボールをまたぐ練習をする。

・片足でのシザース

・両足交互にシザース

・慣れてきたらボールをまたいだ後に、またいだ足とは逆足のアウトサイドを

 使って、逆サイドへボールを運べるように練習。

シザース(2)

・2人1組でオフェンスとディフェンスに分かれる。

 ディフェンス役は少し中側のコースを切るように立つ。

 ディフェンスは抜かれる事を前提に1対1を行う。

・オフェンスは抜きたいサイドとは逆のサイドにディフェンスを 

 引き付ける必要がある。

・右サイドに抜きたい場合、左足でボールをまたいでディフェンスを

 左側に寄せる必要がある。

 左足でシザースフェイントをし、ディフェンスを左に寄せる。

 そして、ディフェンスが左に寄った瞬間に右足アウトサイドで

 ボールを右側前方へ動かしてディフェンスを抜き去る。

・左サイドに抜きたい場合、右足でボールをまたいでディフェンスを

 右側に寄せる必要がある。

 右足でシザースフェイントをし、ディフェンスを右に寄せる。

 そして、ディフェンスが右に寄った瞬間に左足アウトサイドで

 ボールを左側前方へ動かしてディフェンスを抜き去る。

※ディフェンスを抜く際にアウトサイドでボールを動かすが、

 横ではなく、【斜め前】にボールを動かす。

 横ではディフェンスを【かわす】だけで、抜く事が出来ない!

 前にボールを運ぶ事によって、ディフェンスを抜ける!

※間合いを知るのがポイント!

 ディフェンスに近づき過ぎるとシザースフェイントをする前に

 詰められてボールを奪われる。

 ディフェンスの足がボールに届きそうで届かない距離を見極めて、

 シザースフェイントを行うと効果大!

 目の前でボールをまたがれるとディフェンスはその動きにだまされる。

 距離が遠いとフェイントにひっかからない。

☆1対1

・一日のトレーニングで練習した全ての技術を駆使して、

 1対1の真剣勝負。

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以上が「間合いを知ろう!」講習会でのトレーニング内容になります。

ドリブルやフェイントなどは自主トレをする事によって実戦で使えるレべルまで向上します。

自主トレの際に目の前にディフェンスがいる事を想定して、

イメージトレーニングも同時に行って下さい。

自主トレ等の参考にしていただけたら幸いです。