09.6/29(月) 月曜初級クリニック:レポート
09,6/29(月)に府中SGで行った月曜初級クリニック、
【テーマ:ゴール前での得点力アップ】のトレーニング内容を公開致します。
サッカー、フットサル問わずゴール前でのプレーは冷静になれず、
慌ててプレーをしてミスする事が非常に多いです。
Jリーグの試合やFリーグの試合を観ていてもゴール前で慌ててシュートを打って
ふかしてしまったり、GKに当ててしまう場面をよくみます。
試合中にチームメイトから「落ち着け」という指示をよく耳にしますが、
この「落ち着け」という指示は果たして適した指示なのでしょうか?
「落ち着け」と言われれば言われるほど「落ち着いてプレーしなくちゃ!」
と思い、余計プレッシャーを感じてのプレーになるような気がします。
ゴール前で冷静な判断でプレーし、得点を多く決めている選手はなにも
「落ち着いて」プレーをしているわけではありません。
日々の練習の積み重ねがあり、何度も遭遇している場面だからこそ
よくあるシチュエーションという事で慌てる事なく普段通りのプレーが出来るんだと思います。
ではどうすればゴール前で冷静な判断でプレーし、得点力を伸ばせるのでしょうか?
それは「ゴール前での決定的な得点チャンス」というシーンを想定して、
何度も何度も繰り返し、反復練習をする事です。
そうすれば前述したように「普段通りのプレー」が出来るようになるはずです。
それらを踏まえて、6/29はゴール前でのプレーを意識したトレーニングを行いました。
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●キックフェイントとしてのボールコントロール
・ボールを利き足の前に置いて、足を大きく振りかぶりシュートを打つつもりで
足を振り下ろし、そのままボールを足裏で押さえる。
足裏で押さえたら前に少し転がして、再度シュートフォームから足裏でボールを押さえる。
これを前進しながら繰り返す。
・両足行う。
●キックフェイントからのシュート(1)
・ペナルティエリアの外で1対1を行う。
※今回は攻めている側にとって右斜め45度辺り。
・基本、DFはボールとゴールを結んだライン上に立っている。
その位置に立つ事によって、シュートは自ずとDFに当たるから。
という事はオフェンスは最低でもボール一個分ずらさなくてはシュートを
ゴールに飛ばせない。
ただし、逆の考えを持てばボール一個分さえずらせば簡単にシュートをゴールに
飛ばす事が出来る。
・上記を踏まえてDFとオフェンスの駆け引きをする。
・オフェンスは右足の前にボールを置いて1対1を開始する。
・右足アウトサイドでボール一個分右側にずらし、DFが反応出来なければ
素早くシュート。
最初からキックフェイントを使うのではなく、基本シュートは打てる時に打つものだから
DFを見て、ついて来ないようならば躊躇せずに小細工なしで即シュートを打つ。
・DFが右足アウトサイドのずらしに反応してついて来た場合は、足を大きく振りかぶりシュートを打つつもりで
足を振り下ろしてキックフェイントをし、ボールを足裏で押さえる。
DFがキックフェイントにひっかかったら、そのまま足裏で前に転がして即シュートを打つ。
●キックフェイントを意識してのドリブル(1)
・ボールを利き足の前に置いて、足を大きく振りかぶりシュートを打つつもりで
足を振り下ろし、そのままボールを足裏で押さえる。
ボールを足裏で押さえたらすかさず足裏を使ってボールを内側になめる。
右足でプレーするならば左側真横にボールをスライドさせる。
ボールを左側になめたら左足のインサイドで前に押し出す。
<ポイント(1)>
・真横にボールをなめる事により、一瞬で目の前のDFをかわす事が出来る。
ただし、真横にかわしただけでは同列なので抜いてはいない。
だから真横にかわした後に逆足インサイドで前に押し出すプレーが必要になる。
逆足インサイドで前に押し出す事により、DFを置き去りにする事が出来る。
<ポイント(2)>
・キックフェイントからボールを足裏で止めた時に、プレーを一回一回止めないようにする。
キックフェイントで足裏でボールを押さえた瞬間には真横になめていないと
DFをかわせない。
「足裏でボールを押さえる=真横になめる」このタイミングでなければ
プレーが遅すぎてDFが対応してしまう。
●キックフェイントからのシュート(2)
・キックフェイントからのシュート(1)と同様のシチュエーションでプレーする。
・ペナルティエリアの外で1対1を行う。
※今回は攻めている側にとって右斜め45度辺り。
・基本、DFはボールとゴールを結んだライン上に立っている。
その位置に立つ事によって、シュートは自ずとDFに当たるから。
という事はオフェンスは最低でもボール一個分ずらさなくてはシュートを
ゴールに飛ばせない。
ただし、逆の考えを持てばボール一個分さえずらせば簡単にシュートをゴールに
飛ばす事が出来る。
・上記を踏まえてDFとオフェンスの駆け引きをする。
・オフェンスは右足の前にボールを置いて1対1を開始する。
・右足アウトサイドでボール一個分右側にずらし、DFが反応出来なければ
素早くシュート。
最初からキックフェイントを使うのではなく、基本シュートは打てる時に打つものだから
DFを見て、ついて来ないようならば躊躇せずに小細工なしで即シュートを打つ。
・DFが右足アウトサイドのずらしに反応してついて来た場合は、足を大きく振りかぶりシュートを打つつもりで
足を振り下ろしてキックフェイントをし、ボールを足裏で押さえる。
DFがキックフェイントにひっかかったら、そのまま足裏を使ってボールを内側になめる。
右足でプレーするならば左側真横にボールをスライドさせる。
ボールを左側になめたら左足のインサイドで前に押し出す。
インサイドで前に押し出したら即シュートを打つ。
すぐに打たないとGKが飛び出して来てブロックされてしまうため。
●キックフェイントを意識してのドリブル(3)
・ボールを利き足の前に置いて、足を大きく振りかぶりシュートを打つつもりで
足を振り下ろし、そのままボールを足裏で押さえる。
ボールを足裏で押さえたらすかさず足裏を使ってボールを内側になめる。
右足でプレーするならば左側真横にボールをスライドさせる。
ボールを左側になめたら左足のインサイドでボールを止める。
左足インサイドでボールを止めた瞬間に右足の膝から下を内側に折り曲げて、(左足側に)
右足アウトサイドを使って右側へ押し出す。
<ポイント(1)>
・真横にボールをなめ、DFをキックフェイント一発でかわそうとしても、
DFのレベルが高いとフェイントに対応してくる場合がある。
その時に、この「左足インサイドでボールを止めた瞬間に右足の膝から下を内側に折り曲げて、(左足側に)
右足アウトサイドを使って右側へ押し出す。」プレーをして、
再度逆サイドにボールを動かしてDFを抜く。
●キックフェイントからのシュート(3)
・キックフェイント、ドリブル、抜ききらずにシュートなど、
上記全ての技術を駆使して得点を狙う。
●ゲーム
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以上が6/29(月)に行ったナイタークリニックのトレーニングメニューに
なります。
チーム練習や自主トレーニングの参考にしていただけたら幸いです。