アイシングの知識(1)
私事で恐縮なのですが、先日、「右膝の内側側副靭帯断裂・
前十字靭帯断裂・後十字靭帯損傷」の大怪我を負って
しまいました。
それを受けて、再度考えさせられました。
指導者は教え子の練習中・試合中の怪我等には責任持って
対処しなくてはいけないので、アイシングの知識は必須だ!
と・・・。
というわけで、完璧ではありませんが
私の持っている知識のみですが書かせて
いただきます。
まず、怪我の早期回復には「RICE処置」をする事が
有効だと言われています。
「R」=Rest:安静
「I」=Icing:冷却
「C」=Compression:圧迫
「E」=Elevation:挙上
です。
「Rest」:
床に寝たりイスに座ったりして安静にさせ、
二次的な怪我の予防をしなくてはいけません。
「Icing」:
一番知られている事ですが、患部を冷やしてハレや痛みを和らげます。
「Compression」:
軽く圧迫する事で、ハレの進行を抑えたり痛みを軽くする事が出来ます。
「Elevation」:
患部を心臓よりも高く上げて、内出血を抑える効果。
この中で一番重要なのが、「Icing」です!
怪我をした直後は徹底的に冷やします。
冷やしてハレや痛みを和らげる事が早期回復につながります。
ただ、ずっと冷やしていると凍傷になってしまうので、
10分冷やしたら2分程度は休む、そしてまた10分冷やす
というように10分間冷やす事を休憩を挟んで繰り返し
行います。ずっと冷やしっぱなしはいけません!
凍傷してしまいますから。