ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

10,8/26(木) ユース練習レポート

U-23参加メンバー:雄、雄友人2、木、武

☆U-18参加メンバー:碓、尾、横、高浩、露、真、櫻、寿、風、健、至、蘭、裕

●アップ

・コートを左右2周ずつドリブル。

 体をほぐす事が目的なのでゆっくりと走る。

 左右の体重移動や負荷を左右均等にするため、左右両回り行う。

●ペラドン

・9対9

・3タッチプレー。相手陣内に入ったらフリータッチ。

・シュートはヘディング。

・相手ボールになったらボールを奪いに行く。縦のパスコースを切って、真ん中で奪う。

 (PIVOの前に出て奪う)

●ストレッチ

・静的ストレッチ。

・全員で大きな輪になって、1人1種目ずつ8×2秒。1周。

 指示する1人が4まで数えて、他全員で5~8。

・ストレッチの声出しはONとOFFの切り替えのため。

 「これから練習を始めるぞ!」と気持ちを切り替えるために、

 練習を始めるための準備なのだから、全員で大きな声を出す。

●3対1のパスゲーム

・狭いスペースで行う。パスが通るか通らないか、ギリギリの攻防を楽しめる広さでプレーする。

・2タッチ以内

・パスは強く、インサイドキックに拘る。

●4対2

・狭いスペースで行う。パスが通るか通らないか、ギリギリの攻防を楽しめる広さでプレーする。

・2タッチ以内

・左右両方にパスが出せる体の向きを心がける。

・パスは強く、インサイドキックに拘る。

●2対1

・フルコートで行う。

・片方のゴールにGKが立つ。

・もう片方のゴール前にフィールドプレーヤーが3人横並びになる。

 その3人のうち、真ん中の選手に反対側ゴールにいるGKが強くロングスローを出す。

・真ん中の選手はGKからのロングスローをノートラップで左右どちらかの選手にパスを出す。

 左右どちらかにパスを出したらDFになり、まずはセンターライン後方まで戻る。

・左右どちらかの選手がパスを受けたら攻撃開始。そこから2対1で攻める。

・オフェンスはカウンターを意識しなくてはいけないので、時間をかけず、

 パス本数も少なくしシュートまで持って行く。

 DFのポジショニングが悪かったら1人でドリブル勝負し、シュートを打つ。

・オフェンスは1人多い状況なので、確実に得点する事が求められる。

 お互い、何処にパスが欲しいのか、それとも一人で勝負させるのか

 しっかりとフォローの声(指示)を出す。

・DFはまずは自陣側へ「戻る」!

・基本はワンサイドカットで逆サイドの選手への折り返しのパスを出させ

 ないようにする。そしてじりじりと間合いを詰めて行き、ボール奪う。

・ボールを奪えなくても、ドリブルに並走し、シュートを打たれる際に

 足を投げ出してシュートブロックする。

・もし逆サイドの選手にパスを出されたら、慌ててボールを追いかけない。

 そこで振られたからといってボールを追いかけると、更に逆に振られて

 しまうので、失点する確率を高めてしまう。

 そういう場合はまずはGKに任せて、自分は目の前のマークを外さない事。

 そうすればGKが飛び出して、GKをFPと見立てれば2対1の状況が2対2になり、守りきれる。

・GKはDFが逆に振られた瞬間に前に出る!決して迷わない。

※5分間プレーをして、FPとGKで勝負。7点以上取ればFPの勝ち、7点以下の失点ならGKの勝ち。

 負けた側は筋トレ。

●3対1

・ボールは全てGKから出す。

・FPはセンターラインよりも後方(GKから見て奥)に下がり、

 右サイドライン際、コート中央、左サイドライン際の3箇所に分かれる。

・DF役は第2PKマーク付近で待機する。

・OFは全て1タッチプレー。2タッチ以上は禁止。

 パス8本以内でシュートまで行く。

 9本目がシュートは不可。最低でも8本目がシュートである事。

・DFはOFのパス本数を大声で数える。GKと連携してシュートブロックするため、

 OFのパスが何本目なのかGKに知らせる必要がある。

・OFが得点したらDFは同じ選手が連続して行う。

・OFがパスをミスしたり、シュートをミスしたらミスした選手がDFとなる。

・パスが8本を越えた場合は8本目のボールを蹴った選手がDFとなる。

・DFがパスの本数を数え忘れたら連続でDFを行う。

※GKを引き付けて、逆サイドのポストへ3人目が走り込んで無人のゴールに

 プッシュして得点するプレーが理想。

※5分間プレーをして、FPとGKで勝負。6点以上取ればFPの勝ち、7点以下の失点ならGKの勝ち。

 負けた側は筋トレ。

●2対1

※5分間プレーをして、FPとGKで勝負。6点以上取ればFPの勝ち、7点以下の失点ならGKの勝ち。

 負けた側は筋トレ。

<話した内容>

・得点力、決定力共に低い理由。

 ボール保持者のボールを運ぶ工夫、受け手のもらい方の工夫が足りない。

 内へドリブルしたりDFを引き付ける。

 受け手はライン際をかけ上がるだけでなく、マイナスの位置で受けたり、

 セグンドに行くなら「セグンド」「ファー」などの声も必要。

 最初から横パスを考えている選手が多い。それではDFは守りやすい。

 縦へ速いドリブルをしてDFを抜き去ったり、キックフェイントを入れるなどのプレーも必要。

 目の前のDF一人ぐらい抜くドリブル技術とスピードを向上させる。