ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

第10回東京都ユース(U-18)フットサル大会 結果報告

カテゴリー:フットサル男子ユースチーム
試合予定日時:1/30(日) 12:30キックオフ
会場:筑波大学附属高校
結果:
[Aチーム]
・準決勝 13:00~対SEIRITZ.A ○4-3(七、小、健、風)
・準決勝 15:30~対町田JFC △1-1(小) PK戦○5-4
・決勝 17:00~FOOTBOZE ●0-3
[Bチーム]
・準々決勝 12:30~対十条FC ●1-3(寿)

Aチームは夏大会に続いての決勝戦進出となりました。初戦は常にリードされ続ける苦しい展開でした。SEIRITZ.Aにはリーグ戦で10-1と圧勝していたこともあり、慢心からか戻りが遅く、カウンターを受けて失点を繰り返してしまいました。最後まで諦めなかった選手たちの願いが通じたのか、終了10秒前に相手GKのミスから逆転ゴールを奪い、奇跡の逆転勝利で準決勝へ駒を進めることが出来ました。

準決勝の相手は、FC東京U-18所属の元U-16サッカー日本代表を擁す町田JFC.OBです。風の元チームメイトたちで、「絶対に勝ちたい」相手でした。身体能力の高さを活かした、自陣からの PIVO当てが特徴で、警戒はしていたのですが、PIVOの個人技で先取点を奪われてしまいました。初戦同様苦しい立ち上がりでしたが、町田はフットサルの試合に慣れていないせいか、徐々にアスレペースとなり、パスカットからのカウンターで、セグンドさえ合えば得点! というシーンを作り出していきます。同点ゴールは年末からずっと練習をしていた、GKが絡んだパワープレーからでした。アスレが同点としてからは、両者決め手を欠くまま試合は終了し、PK戦へともつれ込みます。しかし、PK戦は願ってもいない展開でした。ユースチームの練習を見学されたことのある方はご存知かと思いますが、ユースチームではPKの練習を取り入れています。練習の成果を発揮することが出来、5-4でPK戦を制し、念願の決勝進出です。

決勝戦の相手はFOOTBOZEで、お互いが認め合うライバルチームとの対戦となりました。過去の対戦成績は2勝1分3敗の五分です。手のうちを知るもの同士なので、様子見もなく、双方がチャンスを作り出していきます。先に先制したのはFOOTBOZEです。これで今大会の決勝トーナメントでは、全試合で先に失点してしまいました。0-1で前半を折り返しますが、点を取らなければいけないということで、前がかりになってしまったところをカウンターから追加点を奪われてしまいます。準決勝同様にパワープレーを試みますが、些細なミスから痛恨の3失点目を与えてしまいます。夢にまで見た、冬大会の決勝戦という舞台は0-3の敗戦で幕を閉じました。

高校生のために応援に駆けつけてくれたJrユースチームの選手たち、自分たちが負けてしまったにも関わらず、チームのために応援してくれたBチームメンバー、選手たちのために最後まで大声で応援してくださった保護者の皆様、ユースチームのために太鼓を叩いて、名前をコールし、選手に勇気を与えてくださったサポーターの皆様、多くの方たちに支えられ、準優勝することが出来ました。どうもありがとうございました。