オンとオフの切り替えとは~ジュニアトレーニング~
1/11(水)に行ったジュニア練習のトレーニング内容を公開致します。
チーム練習など、参考にしていただけたら幸いです。
●ウォーミングアップ
・動きながらの関節運動
・スキップ前後、左右
・バウンディング
・立ち幅跳び
●キック練習~シュートフォームの確認~
・その場で一歩踏み込んで、足を振り抜く。
野球の素振りのように、架空のボールを蹴るイメージで
腕を振り、足を振り抜く。
・右足でボールを蹴るならば、左足を一歩踏み込んで、
左腕を上に振り上げ、右足を後ろに振る。
左腕と左足がクロスするように、左腕を振りおろし、
右足を振り抜く。
・右足でボールを蹴るならば、左足を一歩踏み込んで、
左腕を上に振り上げ、右足を後ろに振る。
左腕と右足がクロスするように、左腕を振りおろし、
右足を振り抜く。
・左足でボールを蹴るならば、右足を一歩踏み込んで、
右腕を上に振り上げ、左足を後ろに振る。
右腕と左足がクロスするように、右腕を振りおろし、
左足を振り抜く。
・右足と左足、両足でボールを同じように蹴られるように
フォームを固める。
・フォームが確認出来たら実際にボールを蹴ってみる。
助走をつけずに、一歩だけ踏み込んで蹴ってみる。
●キック練習~インサイドキック・パスフォームの確認~
・2人1組でボールを1個持ち、5m程度の距離で向かい合う。
・軸足と蹴り足の踵で直角を作り、足と足を30cm程度離し、
蹴り足の踝を向かい合っているパートナーに向けたまま、
腰を捻ったり足首を曲げることなく、真っすぐボールを押し出す。
・慣れてきたら足を後ろに振り上げて、ボールを叩くようにして
少し強くパスを出す。
・右足と左足、両足とも同じようにインサイドキックで
パスを出せるようにする。
●パスゲーム
・7m四方のグリッド内でパスゲーム。
・6対1で行う。タッチ制限は無し。
・グリッド内で味方(狙った所)に正確なパスを
出せるように練習する。
・DFはプレッシャーをかけるためにも全力でボールを
追いかける。取れなくても良いので追いかける。
●リフティング~色々なことを考えながらボールコントロール~
・全員で輪になって、全員でリフティングを行う。
1バウンドまでOK。2バウンドは無し。
・題目を出して、リフティングしながら回答を言って行く。
・他の人と同じ答えを言ったり、ボールを2バウンドさせて
しまったら体幹トレ。
●1対1+GK
・オフェンス、ディフェンス、GKに分かれて1対1から
シュートまでを行う。
・ゴールポスト脇にディフェンスを配置し、ボールを持った状態で
待機。オフェンスはペナルティエリアの外で待機。
ディフェンスがオフェンスにボールを出し(クリアするイメージ)、
オフェンスがボールを触ったらボールを奪いに行く。
そこから1対1の開始。
●ゲーム
・1,2,3年生がシュートを決めたら3点、4年生は2点、
5,6年生は1点でスコアをつけて行く。
以上
<話した内容>
ボールコントロール技術が身に付いていて、リフティングが
上手く出来るようになってきたら、回数の記録更新を狙う
だけでなく、リフティングをしながら周りを見て、明確に
何がどこにあるのかを把握したり、暗算するなど、何か他の
ことをやりながらリフティングをしてみよう。
一人で自主トレする時に何も思いつかない場合は、
リフティングしながら周りを見るだけでも十分関節視野を
鍛えるトレーニングになります。
オンとオフを切り替えて欲しい。始まりの挨拶から終わりの
挨拶まで、サッカーの時間です。
サッカーチームに所属し、サッカーをプレーしに来ている
のならば、解散するまではサッカーに集中する。
身体をケアするため、練習終わりのストレッチもチームとして
行っているのだから、今自分はどこの筋肉を伸ばしているのか、
一つ一つ丁寧に「ここを伸ばしている」と感じながら
ストレッチを行うと、より効果が高まります。
「ながらストレッチ」は自分のためになりません。
サッカーが大事、というのであれば自身の行動をよく
考えるようにしましょう。