ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

05,12/4・超初心者向けフットサル講習会レポート

小雨のそぼ降る中、いつものA体育館で、超・初心者向け講習会が行われました。

 

日曜の朝からお昼まで、という時間帯。朝6時起きで現地に向かいました。

中には稲毛(!)から来て下さった方もいて、ほんとにありがとうございましたm(_ _)m

 

本日のメンバーは、aki(コーチ)、竹森(スタッフ)、女性2名、男性7名、の10名+1でした。

 

【講習メニュー】

・おにごっこ(UP)

・対面パス

 ○右足→右足の正確なパス、同じく左足

 ○ループパス

 ○親指の付け根で擦り上げて、敵をよけるキックを用いたパス

 ○目の前の敵をよけるイメージで、トラップしたボールを一回なめてパス

・四角パス

 ○四隅に敵と見立てたコーンを置き、敵から遠い方の足へトラップ、前を向いてパス(体の角度が90度かわる)

 ○同じく、今度は敵に近い方の足へパスをもらい、インサイドトラップして前にちょと押し出して縦パス

 ○敵の裏でパスをもらい、更に的の裏へ走り込んだ味方の後ろ足にパス

 ○同じく、前足にパス

・二人組になり、ワンツーで体育館の縦はしからはしまで。

 ○まず味方の後ろ足にパス

 ○同じく前足に走らせるパス

・左前方の味方を想定し、その味方に向かってパスを出すフェイント練習

 ○味方を見て、またぐキックフェイント

 ○同じく、空振るキックフェイント

・さきほどのワンツーにディフェンスがつき、ゴール前で上記フェイントのいづれか、または本当にパスを出すか、でディフェンスをかわしてシュートの練習

・ゲーム形式の練習

 

 …とまあ、こんな感じでした。

 

 最初のおにごっこは、ボールを持った人がふたり、ビブスを持った人がふたりいて、ビブスを持った人が鬼。ボールを持った人は無敵です。

 ボールを持っていない人は、鬼に狙われたら、ボールを要求しないと、鬼になってしまいます。要求をする、という練習にもなりました。

 また、ボールがうまく渡らずに落としてしまっても罰ゲーム(ももあげジャンプ)になってしまうので、ボールを渡す人は要求した人をあえて捨てる(!)ということも重要だということです。ゲームに置き換えてみると、あまりにも敵に寄せられ過ぎた味方にはパスを出さない、という判断の練習になっていました。

 

 次ぎのパス練習は、初心者向け講習会ということで、キックの仕方から丁寧に行いました。

 足下にきちんと出す、左足か右足に出すかで大きく違ってくる、ということを意識しながら、集中してひとつひとつのパスを行いました。寒い日でしたが、かなり汗だくです。

 

 四角パスは、トラップしてから素早くパスするには、どうトラップすればいいのか、また、場面場面によるトラップの仕方の違いなどを意識して、これまた丁寧に行いました。

 

 ワンツー練習は、キックフェイントを入れて敵をかわしてワンツーを行う、という意識で行いました。ただ単にパスするだけでは読まれてしまって簡単にパスカットされる、という事態を、ゲームの時に生かせればいいなあと思います。

 はやく試してみたい…。

 

 そしてゲーム形式の練習を行ったのですが、変則的な形で、コートを縦ではなく横に割り、コーンでゴールを4すみに4つ作りました。

 

 コートを広く使い、二つのゴールを守り、攻めなければなりません。

 

 難しい!

 

 これは前回11/26に行った講習会でも行いました。

 

 練習でやったばかりのワンツーを効果的に使ってきれいにゴールを決めている人もいました。グッジョブです!

 

 講習会終了後は、ストーブのそばで恒例のコーチ質問タイムが設けられました。

 

 自宅でひとりでできる練習はないかという質問や、ボールに足がうまく当たらない悩みなどに、コーチが丁寧に応えていました。