ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

07,2/10 ゴレイロ講習会:第二弾レポート

07年の2/10(土)に開催した『ゴレイロ講習会 第2弾!』

で行った内容をレポート形式でお伝え致します。

 

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☆アップ

・軽めにランニング

 

☆コーディネーショントレーニング

・長座から手を使わずに起き上がり、軽くジョグ。

・後ろ向きで長座し、手を使わずに起き上がり軽くジョグ。

・長座から横に1回転し、手を使わずに起き上がり軽くジョグ。

 (右回転・左回転を同じ回数)

・腿上げを10回行った後、軽くジョグ。

・腿上げジャンプを5回行った後、軽くジョグ。

 

☆ストレッチ

・セービングの際に腕や足をおもいっきり伸ばすので、ケガ予防のため

 ストレッチはしっかりと行う。

 

☆キャッチングの基本

・ゴレイロの基本姿勢

・正しいキャッチのフォーム(浮き球・正面・下)

 

☆スロー練習

・正しいスローのフォーム(野球やドッヂボールとは違う。)

・下手投げ

・横手投げ

・グラウンダーの速い球

・近くの味方へのスロー(ボウリングのように綺麗に転がす)

 

☆セービング練習(横っ飛び)

・正しい倒れ方のフォーム

・長座からのセービング

・膝立ちからのセービング

・立った状態からのセービング

・フォームの確認が出来たら軽く左右にボールを散らして、

 実際に横に倒れてのセービングを練習する。左右交互に左5本、右5本。

 

☆キャッチング練習

・ゴール中央に立ちコーチが正面から胸に蹴るボールをキャッチ

 (足は常にステップを踏みながら)×10本

・ゴール中央に立ちコーチが正面から蹴るグラウンダーのボールをキャッチ

 (足は常にステップを踏みながら)×10本

・ハイボールの処理(空中でキャッチ)

 ジャンプは片足で、着地は両足を肩幅に開いた状態で両足同時に着地。

 片足で着地すると着地した方にしか動けないが、両足同時に着地すれば

 左右どちらにも素早く動ける。×10本

 

☆キャッチング練習~応用~

・ゴール中央に後ろを向いて立つ。コーチの「ハイ」という声で一瞬で

 反転し、コーチが胸の高さに蹴るボールをキャッチ。×10本

・左右のゴールポスト間をサイドステップで移動し、各ポストに着いた時に

 コーチがチェストパスを投げて、それをキャッチ。

 キャッチしたらチェストパスで返して、即逆サイドのポストへサイドステップ。×10本

・上記をグラウンダーのボールで×10本

 

☆折り返しのパスを防ぐ練習

・コーナーアークを向いた状態でゴールポスト横に立つ。

・まずコーチがゴレイロの胸の高さにボールを蹴るので、それをキャッチ。

 キャッチしたら手でグラウンダーでコーチに返して即構える。

 コーチは返って来たグラウンダーのボールをノートラップでペナルティエリア

 中央付近にグラウンダーで蹴る。

 それをゴレイロは飛びついてセービングする。左サイド5本、右サイド5本。

 

☆1対1の練習

・1対1のシチュエーションでの正しい姿勢。フォーム確認。

・左右のペナルティエリア斜め45度ぐらいの位置にボールをセットする。

 そのボールめがけてゴレイロは基本姿勢のまま飛び出す。

 コーチはわざとゴレイロの足に当てるようにボールを蹴る。

 ゴレイロはそれを足に当てるような感じで前にはじき返す。

 左サイド5本、右サイド5本。

 

☆1対1の練習~応用(1)~

・上記のプレーでコーチは実際にシュートを狙う。

 ニアかファーサイドにグラウンダーのシュートを打つ。

 ニア・ファー共にゴレイロの手の下を狙う。

 

☆1対1の練習~応用(2)~

・上記と同様に今度はゴレイロが飛び出して来たらループシュートを打つ。

 ループシュートのみで得点を狙う。

 

☆1対1の練習~応用(3)~

・上記と同様にゴレイロが飛び出して来たら、ニアかファーにグラウンダー

 のシュートを打つか、ゴレイロの頭上を狙ってループシュートで得点を

 狙う。ゴレイロは様々なキック・コースに素早く対応する。

 

☆セービング練習(1)

・5mぐらい離れた位置からゴレイロの胸めがけて蹴る。

・ゴレイロは指~手の平全体を使って真下に弾く。

・10~20本。

 

☆セービング練習(2)

・5mぐらい離れた位置からゴール正面の上を狙ってループ気味に投げる。

・ゴレイロは自分の頭上に来たボールを手の平の手首に近い部分で

 (手の平で一番固い部分)ボールをゴールの後ろに弾く。

・右手、左手を交互に10~20本。

 

☆セービング練習(3)

・5mぐらい離れた位置からゴールの左右にキックする。

・ゴレイロは左右に蹴られたボールに対し、足を一歩だけ踏み出して

 手の平の手首に近い部分で(手の平で一番固い部分)ボールをゴールの

 外側に弾く。

・ゴール右側に来たボールは右足を一歩踏み出して、右手でコート右サイド

 へ弾く。

 左側に来たボールはその逆で行う。

・左右交互に20本。

 

以上です。