ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

07,4/21 チームクリニック:レポート

07,4/21に行った、【☆ZI:LA FC(神奈川県リーグ・横浜市リーグ・川崎市リーグ参戦)】

チームクリニックの内容をレポート形式でお伝え致します。

 

 

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☆アップ

・5分間走

・途中2~3分ぐらいでコート右回りと左回りを変える。

・3タッチでのハーフコートゲーム(シュートはヘディングのみ)

 

☆パス練習

・パスを出したら軽くジョグ。

・受け手はどちらの足に欲しいのか、出し手に指示を出す。

・パスは強く、しっかりと出す。インサイドキック。

・右足から右足へのパス交換をノーミスで20本続ける。右足でのパス交換

 をノーミスで20本続けられたら、次は左足のみで同様にノーミスで

 20本続ける。

 

☆ゴレイロ専門のアップ

 

☆ボールの奪い合いからのシュート練習

・2人が横並びになり、後ろを向く。

・2人の間からコーチがボールを3m先ぐらいに軽く投げる。

・ボールがコートに落ちる音がしたら2人は反転してボールを追いかける。

 奪い合い。

・足でボールを奪おうとせずに、まずは相手とボールの間に自分の体を

 入れる事を心がける。

 そうすれば相手は自分の背中でブロック出来るので、ボールをキープする

 事が出来る。

・お互いが同スピードで奪いに行った場合、相手とボールの間に体を入れ

 られないので、ショルダーチャージをして相手の体勢を崩す。

 そしてボールをキープする。

・ボールをキープした選手がそのままペナルティエリアまで

 ドリブルし、ゴレイロと1対1をして得点を狙う。

 

☆1対1

・FIXOがALAにパスを出して1対1。

・ディフェンスは中切り、ワンサイドカット。

・ディフェンスは常に半身。

・ディフェンスは常に細かいステップを踏んでいなければオフェンスの

 切り替えしやストップ&ダッシュに対応出来ない。

・ディフェンスは間合いを自分の間合いを保って、奪い所を決める。

・ディフェンスは一発で飛び込まない!

・ゴレイロはディフェンスに間合いを保たせるのか、それとも寄せさせる

 のか指示を出す。

・ゴレイロ指示を出す声はディフェンスが聞き取りやすいように、

 大声ではっきりとしゃべる。怒鳴り口調は聞き取りにくい。

 

☆2対1

・フルコートを使って行う。

・ゴレイロの所にボールを集め、反対側のゴール付近に

 横3列で3人が並ぶ。

・3人の内、右サイド・左サイドの選手がオフェンスで、

 真ん中の選手がディフェンス役となる。

・ゴレイロは3人の内真ん中の選手に強いパスを出す。

 パスを受けた真ん中の選手はそれをノートラップで左右どちらか、

 好きなサイドの選手にパスを出す。

・真ん中の選手はサイドにパスを出したらディフェンス役となるので、

 まずセンターラインまで全力で戻る。そこからディフェンス。

・左右の選手は真ん中の選手が出したパスを受けるまで動いてはいけない。

 パスを受けてから両サイド共に攻撃し始める。

・カウンターの練習なので、5~7秒でシュートまで持っていく。

・10秒かかったら相手ディフェンスが戻って来きてしまう。

・実際の試合をイメージして、【速攻】で得点を狙う!

・ディフェンスはまずセンターまでボールを見ながら全力で

 戻って来る。その後ディレイ。

・ディフェンスは当然中切り。もう一人のオフェンスに折り返しのパスを

 出させない。

・折り返しのパスを出された場合、ゴールまでの距離が遠ければ

 ディフェンスが頑張って再度中切りでディフェンスに付く。

 もしゴールに近ければボールを追わずに、ゴレイロに任せる。

 ゴレイロが飛び出して、人数の上では2対2になるので、守りきれる。

 逆にボールに釣られて寄ってしまうと、再度フリーの選手にパスを

 出されてしまうので、失点してしまう。

・ゴレイロとの連携はとても大事。

・ディフェンスはゴールに近い場所ではオフェンスに体をぶつけて

 簡単にシュートを打たせない。

・ゴレイロははっきりと大きな声で指示を出す。

・数的優位なのだから味方を上手く活用する。

・ファーサイドへの詰め、無人のゴールへシュートが理想。

・ディフェンスはシュートを打たれる際、体を投げ出してでもブロックする。

 

☆3対2

・2対1同様にフルコート。

・カウンターの練習なので、3対2も5~7秒でシュートまで

 持って行かなくてはいけない。時間をかけ過ぎない。

・理想的な得点方法は、オフェンスが2タッチもしくはノートラップで

 ジグザグ(2人のディフェンスの間を通す)にパス交換し、

 2本もしくは3本のパスからシュートを狙う。

・最初にパスを受けたALA(1)はパス&ゴーの動きで、ALA(2)へ

 パスを出したらそのままファーサイドに走る。

・ALA(1)からパスを受けたALA(2)に対してゴレイロが

 飛び出して来るので、ALA(2)はファーに詰めたALA(1)へ

 折り返しのパスを出す。そうすれば無人のゴールにボールを押し込む

 だけでよい。

 このALA(1)が走るのをさぼってパス&ゴーの動きをしなければ

 ALA(2)はゴレイロの飛び出しによってシュートを打つ事が

 出来ない。打ててもシュートコースが狭いからゴレイロにセーブされる。

・複雑な事は考えない。時間をかけてはいけないので、単純に2タッチか

 ノートラップでパス交換すれば簡単に得点出来る。

・3タッチや2秒ボールを保持しただけでも相手ディフェンスは帰って

 来てしまうので、得点チャンスは生まれないと思って下さい。

・ディフェンスはシュートを打たせない!攻撃を遅らせる!事を優先する。

・ディフェンスは縦並びで当然1stと2ndDFの役割をはっきり

 させる。

・後ろの選手が指示出しをする。

・ディフェンスは2人共カバーリングの意識を高く保つ。

・シュートを打たれる際は体を投げ出してでもブロックする。

・オフェンスは一発でパスを出すばかりが最適と思わず、まずは自分に

 ディフェンスを引き付ける。

 自分にディフェンスを引き付ける事で両サイドのALAからディフェンス

 を引き離し、なるべくフリーな状態でパスを受けてもらえるようにする。

・真ん中が開いていたら積極的にミドルシュートを狙う。

・ALAはファーストタッチが大事。

・ALAは常に次のプレーの事を考えたファーストタッチを行う。

 インサイドで前にトラップすればそのまま縦にドリブルしシュートまで行ける。

・全てトラップする必要も無い。ファーストタッチでそのまま逆ALAへ

 パスを出せば即シュートまで持って行ける。

・全員がパス&ゴーを実行する。パスを出して終わりという事はゼッタイに

 有り得ない。

 

☆ゲーム

 

☆コーナーキックのディフェンス確認