ブラジル式フットサル講習会

ブラジル式フットサル講習会は、ポルセイド浜田監督(Fリーグ)を務める峯山典明(フットサルB級指導員)の指導論・育成フィロソフィーを掲載しているブログです。また、ブラジルで培って来た経験談、コラムも掲載しています。Copyright(C), 2005-2022 MIRACLON ブラジル式フットサル講習会 All rights reserved. このウェブサイトで掲載されている写真・記事・内容の出典を明記しない転載・無断転載・商用の転載を禁じます。

10,12/27(月) Jrユースフットサルノート

U-15参加メンバー:鈴、盛、西、住、夏、清、佑、勝、唐、裕、壮、黒、前、秀

 
 
●アップ(1)

・コートを左右2周ずつドリブル。
 体をほぐす事が目的なのでゆっくりと走る。

 左右の体重移動や負荷を左右均等にするため、左右両回り行う。
 
●アップ(2)~チーム対抗戦ゲーム(競争)~
・4人1組を作り、2個ボールを保持する。
 4人が2人ずつ縦2列に分かれて向かい合う。後ろに進む選手がボールを保持する。
 ボール保持者は向かい合っている正面の選手の膝下にふわっとしたボールを軽く投げる。
 パスをもらった選手は正面の選手ではなく、対角にいる選手にクロスするような浮き球を
 胸に向かって返す。
 競争なので、後ろ向きの選手はパスを出したら後ろに走り、キックする側はキックしながら
 前方へ走る。ボールを落としたら落とした位置から再開する。
 
※折り返し地点でプレーヤーを代える。2巡目には立つサイドを変える。
 
ストレッチ
・各自、自由にフリーランニングしながら関節運動。 
 
●ペラドン
・7対7+フリーマン
・7人が3人と4人に分かれ、ハーフウェーラインを境に分かれる。
 4人いる側が攻撃となり、3人いる側が守備となる。
 フリーマンはどちらにサイドにも移動は可能だが、他選手は最初に設定したハーフコート
 からは出られない。常に4対3+フリーマンになる。
 フリーマンは両チームの味方なので、攻撃側がボールを持っていれば5対3になり、
 守備側がボールを持っていれば4対4になる。
 ハーフウェーラインを境にした3人と4人はお互いパス交換は可能。
・3タッチ制限、シュートはヘディング。
 
例)ビブス黄チームの4人がいるハーフコートにはビブス青チームの守備側選手3人が入る。
 黄チームがボールを保持していたら黄チーム4人+フリーマンで攻め、ヘディングシュート
 を決めるためにプレーする。
 青チームが黄チームからボールを奪った瞬間に攻守は切り替わり、青3人+フリーマンは
 反対側ハーフコートにいる青チームの攻撃側4人にパスを通す。
 反対側ハーフコートの青チームの誰かにパスが通ったら、青チーム4人+フリーマンで
 攻撃する。黄3人はボールを奪うためにDFをする。
 
●ゲーム
 
 
<話した内容>
・センタリングを上げてヘディングでシュートを狙う場合、ペナルティエリア内に
 いる選手が垂直跳びをしてヘディングシュートを決めるのは難しい。
 いくらピンポイントで精度高いセンタリングを上げても、DFがぴったりと
 くっついている状態で、なおかつDFが体を寄せて来たら垂直跳びからの
 ヘディングシュートは打てない。
 また、センタリングを上げる時により精度の高いパスを出したいのかもしれないが、
 一度トラップしてルックアップしてから蹴る選手が多い。
 確かに一度トラップしてペナルティエリアの中を確認してから蹴れば
 ピンポイントでセンタリングを上げられるが、その分センタリングを上げるまでに
 時間がかかるので、ゴール前のDFが体勢を整えてしまう。
 体勢を整えたDFが待ち構えている所にセンタリングを上げても跳ね返されるだけ。
 
[ポイント]
(1)センタリングはノートラップで上げる。
(2)右サイドは右足、左サイドは左足。
(3)オフェンスは最初からペナルティエリア内で待ち構えない。
(4)後ろからスペースへ走り込んで、勢いをつけてボールに飛び込む。
(5)センタリングは止まっている選手へピンポイントではなく、スペースへ上げる。